ｕｌｔｒａ　ｖｉｏｌｅｔｓｈｏｐ

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2005/06/06

七回忌の続き

カテゴリ：日常

昨日は少し疲れていてもう少し
続きを書きたかったのだけれど、眠ってしまったので。
昨日の続きを

祖父の七回忌ということで
ひさしぶりに祖母のところへ
行ってきました。

前の仕事をしていた頃は
仕事の合間を縫って、顔をだしたりしてたのだけど。
仕事を辞めちゃっってからは、なんとなく

祖母が僕の心配をしてくれてたのは、知っていたから
もっとはやく顔をだせばよかったのだけど。

久しぶりに従兄弟たちに
も会いました。

子供の頃は頻繁に遊んだりしてたのだけど。
私を含め、みんなが歳をとるにつれて
会う機会が少なくなって

久しぶりに会うとみんな成長していて。
歳が若い子らも就職して
しっかり大人になっていた。

僕が初孫なので。みんな年下になるんだけど。

酒の席で祖父にまつわるエピソードを
聞きました。
ビールはあまり好んで飲まなかった祖父ですが。
ビールを飲むときはグラスに一杯だけ。
グラスに一杯だけしか飲まないのですが。

もったいないといえば、そうなんですが。
祖父なりのこだわりがあったのでしょう。

残りはどうしていたのか？と気になって聞くと。
長男の嫁さん。つまり僕からみれば叔母さんにあたる人が
飲んでいたそうです。

ひょっとしたら、残りを叔母さんが飲めるように
祖父はわざわざ大瓶を開けたのかもしれないですね。
無口な祖父なりの優しさだったのかもしれません。

祖父は眠る前にはウィスキーだかブランデーだかを
ロックでいつも飲んでいました。
縁側においてある籐のテーブルで
庭をの眺めながら。

幼いながらに、その琥珀色の液体を静かに
飲む祖父の姿は格好いいと感じていました。

祖父は本当に物静かな人でした。
あまり多くを語ることはありませんでしたが。
その静けさの中に、厳しさも、優しさも持ち合わせた。
とても魅力的な人です。

死んでからもう７年がたちましたが。
今でも僕は祖父を尊敬しているし、大好きです。

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