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2008年08月03日
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 今日は横浜で集まりがあったので、ついでに横浜美術館へ。
 横浜美術館は、先頃日経の美術館評価ランキングで、トップクラスに入ったという話。まぁ、確かに収蔵品にも面白いものがそこそこあるし、企画展でもメディアミックス的に展開するような最近流行のスタイルとはひと味違うのは確かと言えば確か。とはいえ、個人的には、横浜の企画力の強さは、好き嫌いも分かれるよなぁ、とは思うんですけどね。
 そうは言っても、新しくて、広くて見易い美術館なのも確かでして。その辺は好きなんですよね。でも......そう言っちゃあれですが......お客さんも多くは無いよなぁ......(苦笑)

 今回は、常設展のマグリットを観たかったのもありますが、企画展もどんなものかと思って。茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟の4人をゲストキュレーターとして、横浜美術館の収蔵品からそれぞれのテーマによって作品を選んで展示する、というもの。4人のテーマはそれぞれ以下の通り。
  ・茂木健一郎:絵の力 ー延長された顔ー
  ・はな:ほほえみ浮かぶ、絵の中で
  ・角田光代:光
  ・荒木経惟:模写・複写・盗作


 面白かったのは角田光代。「光」というテーマからは「?」という絵もあったけれど、全体的に一番興味深かった。4つの絵をテーマにして、自作の短編小説、というよりは極短のショート・ショート(といっても落ちは付いてないけど)を一緒に展示しているのですが、これもなかなか面白かった。選ばれている絵もなかなか良かったですし。ルドンの若い頃?の作品もあり、日本人現代画家の作品も多かったのだけど、いずれもセンスの良さを感じさせるものでした。ハイ。
 はなさん(何故かさん付け(笑))のは、そうですねぇ、個々の作品で、個人的に特に心に残ったものがあったというわけではないのだけれど、テーマの「ほほえみ」というのがよく分かる作品群。戦前から戦後に掛けての、印刷物だったり版画だったり、或いは初老の頃のピカソの日常の写真だったり、それぞれがとても高い芸術性を感じさせるとかそういう感じとは違うのだけど、なるほど、見続けて行くうちに、なんとなく顔がほころんでいくような、そんな作品群。
 荒木経惟は、収蔵作品というより荒木作品の展示みたいな感じです。収蔵品の複写を展示してみたり、模写作品を展示していたり。決して荒木作品ばかりではないのだけれど、一番コンセプチュアルな展示になっていたのではないかな。

 うん。なかなか面白かったですよ。
 個人的には、ウィーンの美術史美術館展とか、フェルメール展とか、そういうのの方がある意味「あー、絵を見たなぁ」的な気分になれるのではありますし、そういう点で横浜美術館ってやっぱり玄人好みになってしまうと思うのだけど、それはそれとして、こういう風に時間を過ごすのも楽しいものではあります。







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最終更新日  2008年08月04日 00時52分33秒 コメントを書く


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