ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2019年06月10日
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カテゴリ: 南アフリカワイン
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5月のワイン会
パーリー・ゲイツ・ピノ・ノワール2017 ​。生産者クルーガー・ファミリー・ワインズは南アフリカ南端に位置するウォーカーベイ地区の、へメル・アン・アードヴァレーという高地にあります。その名の通り、クルーガー氏が営んでいますが、このクルーガー氏、ステレンボッシュにあるステルハイスというワイナリーの息子さんでもあります。ヘメル・アン・アードにあった知人の畑に、2003年に5つのピノ・ノワールクローンを植えたのが始まりだそう。
と言う事で、本ワインはその5つのクローンのピノ・ノワールが混ぜられて造られているようです。価格は2800円程度。

はガーネット系。赤黒さは感じますが、エッジにはキレイな赤が現れており、全体的な透明度もきちんと感じます。

香り は、ピノらしい赤ベリー感の強いものです。フレッシュなそれに加え、ドライフルーツやコンポート的な要素も出ています。また、チェリーっぽさもあり、アメリカンチェリー完熟、といったところ。加えて、軽いプラム的なより色の濃いフルーツの気配も。その他、紅茶の茶葉やキノコ、バラ、若干の焦げ系、さらに、結構スパイシーさがあり茶色いスパイスや黒コショウ的なものも感じられました。

味わい は、産地としては南アでもかなり冷涼との事ですが、そこはやはり果実味が中心。ただ、その果実味の中に明るい酸がキュッと入り、フレッシュかつジューシーな印象。渋みはそこまで強くない感じですが、後口にかけてそれなりの印象は残します。ボディはミディアム。滑らかさ、ミディアムなりの密度感は感じさせてくれるものでした。

会では、ガレットとの相性の良さが印象に残りました。熟成カマンベールの個性に対し、ワインの果実感がいい対比ですし、ボディ感や渋みの感じが本当に丁度いいバランスに。加えて、生地の香りや仄かな甘み旨みに対しても、ワインの味わいのバランスがよく馴染んでいました。ガレットと南アのピノと言うのは他にも試してみたいところ。
他に、生ハムとの相性も良好で、生ハムの旨み、鉄っぽさと言ったものを華やかに盛り立ててくれました。




クルーガー パーリー・ゲイツ ピノ・ノワール 2017 Kruger Family Wines Pinot Noir No.105033
楽天内にも投稿時時点での取り扱いは結構あるようです。こちらのお店では2885円。ちょっとした食事やパーティの際などにも良さそうです。

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最終更新日  2019年07月06日 11時38分50秒
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