最近の新入社員を見ていて。


思うのは、漢字が読めないなということです。当然書けない。電話越しに報告を受けていて、「シワク」「シワク」って新聞記事を取り上げてるんで、それって「おもわく=思惑じゃん」って怒ってしまった。人事の同期に「漢字テストいれろ」っていったのは数年前か。アルバイトの採用を「再よう」、履歴書の詐称を「さっしょう」、「あっけにとられる」を「あっけらかんとする」、「手持ち無沙汰」を「てもちぐさ」って言う、、。枚挙に暇がないですね。
携帯とかそう言う関係は全然わたしよりできるんですよ。能力はあると思いますが、せっかくの力に制約が加わってしまっているような気がして怖い。ま、知らないとかで済めば良いんですが、これもアルバイトの例なんですがね、公務員試験を受けるとかで、その一般教養の傾向と対策っていう話になって「○○ちゃん、そう言うのって、四字熟語の誤字を探すのとかが出るんでしょ」って言ったら、「△△さん(私のこと)、四字熟語に五字(!)があったらすぐ分かるじゃないですか?」だって。彼は五文字の熟語の意味で捉えてるんです。でも五字熟語って聞いたことないですよね。これは昔、酒の肴に使ったネタなんですが、どうもいっときのことじゃないような気がしてきて。
自分が学生のとき、そうですね、1994年までっていう時期からしても、こういう兆候ってあったんです。当時は小学生と中学生を見てましたが、塾講師として、自分はま成績不振児を対象にしてたんで、まあまり驚くことはなかったんですけど、それがかなりの範囲に広がってるという気はするんですよね。
今、キャッシュフローゲームという、まお金についていろいろ勉強できるすごろくがあって、自分は結構それやってるんですけど、「借入」を「カシイレ」て読んだり、「水浸し」を「スイシンシ」って読んだり、株価が「高騰」するを「コウショウ」するって言ったり、20代後半から30代くらい?わりと珍しくないんですよね。
一番の原因は、本を読まなくなったからかな。と個人的には思います。
長くなりそうなんで、続きは明日に。

ま、こんな調子で書いてきます。


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