ワッツとは?
ワッツとは、アメリカ人のハロルド・ダール氏が、日本古来の治療手技について学んだことを、水中に応用して開発した水中ボディワークで、陸上では考えられない開放的なリラックス効果が特長です。
ワッツの資格の運用・教育は、アメリカ・サンフランシスコ郊外に本部をおく Worldwide Aquatic Bodywork Association 「WABA(世界水中ボディーワーク協会)」が統括しています。プラクティショナーとしての資格には、水中実技のほか、指圧&解剖学基礎やコミュニケーションスキルなどを含めた500時間の教育が必要です。
呼吸とあわせて経絡やボディ・メカニズムに応じた様々な水中の動きによって、他のボディワークとは全く異なる特長をもっています。 水中で行うために、心身の両面において大きなリラックス効果があります。重力から解放されて筋肉の緊張が緩んで、さらに水の流れと抵抗によって無理のないストレッチと押圧が可能です。また精神面においては深い瞑想状態を作り出し、α波によって自己治癒力が活性されます。「子宮の中で暖かく見守られているよう」「宇宙を自由に浮遊しているよう」などの感想がよく聞かれます。セッション終了後には理由もなく涙が止まらなくなることも稀ではありません。深いリラックスが、ときに心の奥に閉じ込めた記憶にまで届いて、押し込められた感情を解放してくれるようです。