「いかにも」と言うような猟奇的な事件ですが、「拷問」と"Evil"と言う言葉を聞いて、ANGELを思い出しました。(爆)この手の話は、どうも西洋的な残酷さを感じてならないですね。向こうの人にはなじみがあるのかなあ。日本にも罪人を取り調べる時などにあったはずだけど。S&M願望は誰にでもあるということなんでしょうか?あるいは自分を強烈に否定する存在をすばらしいと賛美してしまう心理があるという事実。一人の教授が学生たちを意のままにコントロールするなど、どう見てもANGEL的。(爆) それと、わざとカルトを思わせるような趣もあって、予断を許しました。 どうやら、この話は実話に基づいているらしく、60年代に高校生にナチについて教えた教師がいたそうです。人間の心の底を覆う闇の部分、Evilな存在に追いつめられた人間がEvilな存在として牙をむく、というダークなお話でしたが、やはり理屈っぽかったかな。この辺でマイアミもやや中だるみ状態という印象です。 それにしても、拷問道具のTool Markを試すCalleighが良いですね~。ぴったりだわ。「縛り」のレクチャーを受けるCalleigh。萌え萌え。 一方、Megan, Adell, Horatioらの先輩諸氏の力を借りて、一人で捜査を続行するEricが頼もしく見えてきました。がんばれ!デルコ。彼は以前に潜水班にいたのですね。それがラボに移動してがんばっている、そういうEricエピでもあったわけですね。また、シュレッダーで裁断された紙くずから気の遠くなるような作業をしてヒントを探し当てたスピードには、「もうかえって休め。」と言うHoratioは、部下思いですね。 あと学生たちの前に立つHoratio。教官姿ではないですが、こういうシチュエーションでもステキです。学生に対して"Don't you think that a human being should have greater value than in a paper research?"というのは、彼のヒューマニズムを表していると思いました。