西安市街の南東に位置する 青龍寺
を発って、 始皇帝陵
方面へ向かう。私たちは昨夜の寝不足がたたってやや疲れていた。バスは 渭水
の支流を2本ばかり渡り北東へ走る。左写真は車窓から撮った2本目の支流、 灞河
(はが)。渡ったのは、昔、古都長安(=西安)を発つ旅人を見送る定番の場所 灞橋
ではないかと思う。
まもなく、まず 華清池
*
に着いた。アーチ門の横に、ネムノキが花ざかり。ここは 玄宗皇帝
と 楊貴妃
のロマンスの舞台である。 九竜湯
という美しいハスの池と朱塗りの柱の東屋はゆったりとして心が和む(右写真、驪山(りざん)を背景に、水面の写る景色が美しい)。
小山の斜面を利用して造られたミニチュアの庭園もあり、登ってゆくと、1936年の 西安事件
で 蒋介石
が 張学良
によって捕らえられた建物( 五間亭
または 捉蒋亭
)が、これまた工事中であった。
左写真は始皇帝陵の碑。当時は陵の登り口左手にも黒っぽい古めかしい碑があって、これも撮ったが逆光で文字が写らなかった。現在は新しい立派な碑が別にあり、秦の始皇帝の巨大な像もあるようだ。どの史跡も、碑をどんどん更新し、ゆかりの人物の巨像を建設するのが当局の方針のように思われる。
右写真は土産物屋さん界隈から陵の丘を望む。人物は消したりカットしてある。

