世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2008.01.04
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ようやく、よう~やくおせち責めから解放されました!!!^0^/


という訳で、早速いつものペースに戻します!やっと食べたいものが食べれる!!嬉しーい!!!(↑おせちの意義に完全に反したこの感想、何なんでしょうね^^;)
という思いで作った渾身の一皿、ご紹介します。 絶対美味しいので、作ってみてください!

一昨年の秋、ずっと行きたかったドイツに初めて行ってきました。
景色キレイ、街並みキレイ、雰囲気も落ち着いていて期待していた以上に気に入り、思わずドイツ語の教本を買ってしまったほどです(一ヶ月坊主でしたけどね^^;)。また行きたいな~・・・^^

で、現地で食べたものの中で印象深かったのがコレ↓

本場グラーシュ

「グラーシュ」(または「グヤーシュ」) という、トマトかクリームベースのちょっとスパイシーな煮込み料理。ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリーあたりまで広く食べられているメニューのようです。添えられているお団子状のものはじゃがいもと食べ残しのパン、小麦粉がベースで、これもまた同じ国々で「クヌーデル」とか「クネドリキ」とかいう名前で作られ、食べられていると聞きました。じゃがいも料理の多いドイツ近辺ではよりじゃがいもの分量が多く、東に行くにつれ、パンの比率が高くなるようです(間違ってたらすみません^^;)。


そんな訳で、つくってみました。こんな感じ↓

チキングラーシュ

ん~・・・写真の光の具合が変です(T0T)実物よりもはるかにテカテカしちゃったな~。この赤ピーマンみたいなの、トマトなんですよ。 全体的にもっと優しい色合いなんです。ほっとするような。 すみません、想像してください^^;
ホントに美味しかったんですよ、現地で食べたのよりはるかに。だまされたと思って作ってみてください、美味しいから(←説得力ないなぁ~、ゴメンね、うまく撮れてなくて^^;)。

あのね、これ、トマトというより スパイスが決め手 なんです。 キャラウェイの甘さ、パプリカのスパイシーな香り が利いてます。トマトの酸味と肉汁、スパイスが溶け出したスープに最後に入れる 少量のクリーム がまたいい!全体をマイルドに包み込んでまとめてくれます。

クヌーデル、家に食べ残しのパンがなかったのでじゃがいもとパン粉ベースで作りましたが(ドイツの味にはそれはそれで近かったけど)、次回は是非パンを入れて作りたいと思います。昔、チェコ料理の本で見た作り方には材料に普通に 「食べ残したパンまたはパンの耳」 って書いてあったので、ぜひともパンを食べ残して作ります!!(笑)




≪ドイツで食べたのより美味しい!スパイスが決め手のチキングラーシュ&じゃがいも団子クヌーデル≫レシピ:2人分

   <材料>
     (チキングラーシュ)
       ・鶏むね肉                 1枚
       ・玉ねぎ                   1/2個
       ・にんにく                  1かけ

       ・人参(なくてもよい)           1/2本
       ・マッシュルームまたはしめじ      適量
       ・ホールトマト                1/2缶
       ・コンソメ                  1個
       ・生クリーム                 80cc
       ・パプリカ                  小さじ1
       ・キャラウェイ(またはフェンネル)    小さじ1
       ・レモン                   1/4個
       ・塩、コショウ                各少々
       ・パセリ                   少々
     (じゃがいものクヌーデル)
       ・じゃがいも(男爵)             2個
       ・パン粉                   1/2カップ
       ・薄力粉                   大さじ2
       ・溶き卵                   1/2個分
       ・パセリ                   少々

1) グラーシュを作って煮込む。鶏肉は一口大に切って塩・コショウ・パプリカをまぶしておく。にんにくはみじん切り、野菜は食べやすい大きさに切る。

2) フライパンまたは鍋に少量の油を熱してにんにくを炒め、香りが出たら肉を入れて強火で各面に焦げ目をつける。次に火を弱めて玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒めたら残りの野菜とキャラウェイ(またはフェンネル)を入れて軽く炒める。全体に油が回ったら、かぶるぐらいの水(500ccぐらい)とホールトマト(つぶしながら入れる)、コンソメを入れて30分ほど、汁気が2/3ぐらいになるまで煮込む。

3) 煮込んでいる間にクヌーデルを作る。じゃがいもを茹でるか、或いはレンジにかけて柔らかくし、皮をむいてマッシュする。粗熱が取れたら残りの材料全てを加えてよく混ぜ、二つの団子に丸め、15分ほど茹でたらできあがり(火が強すぎると団子が崩れるので、入れた後は火力を調節してください)。

4) グラーシュが煮詰まったら生クリームとレモンを絞って入れ、弱火で5~10分煮たらできあがり!^^スパイスのいい香りが漂います^^


★ピーマン、人参はなくても構いません。また、生クリームは濃い牛乳、サワークリームでも代用できます。

★実は今回、キャラウェイがなくてフェンネルシードを使いました^^;けど、特有の甘さは似ているので、十分美味しくできましたよ!(どっちも和訳すると「ういきょう」なんですよね^^;)

 ↓ドイツと言えば「プレッツェル」!ビールのおつまみに最高です!!大好き!!^0^




で・・・グラーシュに添えたサイドメニューについては、次回に続きます!


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Last updated  2010.10.19 11:03:30


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