世界のごはんとアリーナ&スタジアムグルメ生活

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2013.12.22
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みなさま、 メリークリスマース(●´∀`)ノ_∠※☆PAN!

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今日明日が本来のクリスマス当日ですが、働く方々の中には連休中にイベントを終えた方も多いのではないでしょうか。平日の帰宅が遅い我が家もそう。22日の昼過ぎ~夕方にかけて 全力で食べまくる クリスマスディナー開催( ̄(oo) ̄)ノ

いやー食った。がんばって作って、それ以上にがんばって食べました。


全体はこんなです。

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今年のメインはこちら!


メイン1◆コクレ(雄雛鶏)のにんにくどっさりロースト

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コクレを焼くのは2~3回目ですが、以前最初に焼いた際はおなかの詰め物を欲張りすぎて今ひとつ美味しくできず、今回はシンプルに 「塩・ハーブ・にんにく」 だけで勝負!


とっても!

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とぉ~っても!

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とってもウマかったー☆d(o⌒∇⌒o)b ★イエーイ★ d(o⌒∇⌒o)b☆


手がべとべとになるのも構わず、夢中でとりわけ夢中で食べ続けました。
いやーコクレいいですね。お肉柔らかいし、まるごとなので部位によって味わいや食感の違いを楽しめて、大きくないので扱いがラク。さらに、今回のレシピは驚くほど簡単なのです。


≪超簡単!失敗なく感動的に美味しくできるコクレ(雄雛鶏)のにんにくどっさりロースト≫レシピ:コクレ1羽分(500gぐらい)

1) コクレ(内臓や毛を始末して洗ってあるもの)は焼く前日に解凍し、表面とおなかに塩をすりこんでおく。おなかとつめ口のあたりにはタイムとローズマリーも少々。

2) 焼く数時間前に、手にオリーブオイルを塗って、皮つきのにんにく(粒にばらした状態で皮はむかない)を詰められるだけ詰め込み、鶏の表面と残りのにんにくにもオイルを塗る。

3) 200度に熱したオーブンで最初はホイルか蓋で覆って全体に熱を通し、その後蓋を外して1時間~1時間半焼いてできあがり!今回は付け合わせにじゃがいもも一緒に焼きました。その他の野菜(ブロッコリーやにんじんなど)を一緒に焼いても、チキンの脂や塩味を吸って美味しいですよ!




今回使ったのはあらかじめ処理済のコクレで、焼きやすいようタコ糸で脚もしばってある状態だったので殊に楽に扱えました。

ポイントは 「皮付きのにんにくを使う」 こと。皮付きのおかげでにんにくも蒸し焼き状態になってほくほくねっとり!長時間加熱するのでにんにく臭さもなくなり、こんなに使ったのに(計10粒ぐらい使ったはず)翌日ダンナさんも私も匂いが気になりませんでした。


その他のメニューは野菜をたっぷり使用。先週は仕事がかなり忙しく、あまり野菜を摂取できなかったので緑黄色野菜が食べたいモードだったようです。


前菜1◆ほうれん草と帆立のムース二層仕立て

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ほうれん草味が濃くなりすぎたので、下に帆立のムースを敷きました。帆立のだしがほうれん草部分にもしみて美味しかった。

だいたいの作り方は、ほうれん草60gをレンジで柔らかくしてフードプロセッサにかけ、豆乳適量(70mlぐらいかな)とあわせて温かなスープ状にし、塩・こしょうで調味。少しのお湯でふやかした粉ゼラチン3gとよく混ぜて冷やし固めればOK。

帆立の方は、帆立貝柱50gを軽くソテー&白ワイン蒸しにしてフードプロセッサにかけ、マヨネーズ少々と豆乳少々、こしょうで調味。こちらも少量のお湯でふやかした粉ゼラチン2gと混ぜて冷やし固めればOK。今回は帆立を下に敷いて先に軽く固め、その上からほうれん草を流し入れました。

いずれも豆乳の代わりに生クリームを使えばもっとリッチにできます。牛乳<豆乳<生クリームの順でコクが出る感じ。



前菜2◆スモークサーモンとクラマト(海鮮トマトジュース)のゼリー

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スモークサーモンはちょっと良いのを買ったので、手を入れずにそのままいただくことに。ケッパーとディルを添えました。

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トマトのゼリーは、ここ数年しつこく作り続けている、 フィレンツェで食べた 思い出の一品。

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ふつうのトマトジュースだと酸味が強すぎ&コクも不足。かといっておいしいスープにするとやりすぎな感じで、再現がとてもむずかしい。今年はふとひらめいて、海鮮風味のトマトジュース 「クラマト」 を使ってみました。

クラマトは、ブラッディメアリ(ウォッカ+トマトジュース+レモン+お好みでウスターソースや黒コショウ)の進化版「ブラッディシーザー」に使われるジュース。むかし新横浜のバーで飲ませてもらったのを思い出して初めて買ってみました。そのままだと味が濃すぎるので、少しトマトの果汁と水、レモン汁で薄めてゼリーにしてみました。

食べた感想としては、これをトマトベースの野菜ジュースで割ればフィレンツェで食べた味にかなり近づく!o(゚ロ゚o)「もうひといき」な感じ。これはこれで美味しいですが、来年またチャレンジかな。


前菜3◆帆立とじゃがいも・里芋のフリコ

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これも 一昨年のクリスマスに一度つくっています が、今年の方がこなれた感じで美味しくできました。前菜というにはかなりボリュームがありますが、温かい前菜も欲しくて急遽メニュー入り。

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フリコは粗くつぶしたじゃがいもにおろしたパルミジャーノを混ぜてフライパンで焼いた、北イタリア風のポテトケーキというか衣なしコロッケ的なもの。海鮮を合わせると美味しいんですよね。さっきのムースに使った立派な帆立、こちらはどーん!と丸ごとバターでソテーしてのせました。

今年のフリコは里芋2個+男爵1個+パルミジャーノ適量。里芋のねっとり感もまたいい感じです。帆立の上には焼き汁にバルサミコを少し加えて煮詰めたソースと粗挽きコショウ。



・・・ここまででかなり満腹なんです。けどどうしても作りたかったこのスロヴェニア料理。


メインその2◆蕎麦の実と野菜のギバニッツァ

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先日つくって  とっても美味しくできたギバニッツァ 、よりスロヴェニアっぽく蕎麦を使って作りたいなあと機会を伺っていました。

挽きたてで香りのよいそば粉を買いに行く時間がなかったので、家にあった蕎麦の実にサルシッチャ(イタリアのハーブ入り生サラミ)を合わせ、上下を人参とブロッコリーの層で挟んで3色にしてみましたが、味的にはもうちょっとだったなあ~。野菜のセレクトに失敗した感じ。

ほうれん草をムースに使ったので、ここでも使うとくどいかな?とブロッコリーにしましたが、ほうれん草の方が絶対美味しかった。にんじんも単体ではなくかぼちゃを合わせた方が味わいがソフトでほっこりした感じになっただろうな。これまたいつかリベンジです。


そんなこんなで、制作時間約4~5時間、食べるのにかかった時間もそれぐらいだった今年のクリスマスディナー。もうひとつな出来のものもありましたが、作った側としてはおおむね満足しております。

同じお料理を作っても、数年前と今年では出来が違ったり、使う材料が変わったりするのは、やはりおいしいものを食べた経験と場数が影響しているのに違いなく、たとえB級グルメ的なものでも、美味しくごはんを食べている方が絶対にお料理は美味しくできる!ことを再認識いたしましたヽ('(OO)'*)ノ


――という訳で、昨日は美味しいお店へお出かけして美味しいお料理とワインをたっぷり頂いてきた我が家。若干の二日酔い(笑)を残しつつ、今日もお仕事!いってきまーす





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Last updated  2013.12.24 09:59:39


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