陶磁器探訪 「セト・ノベルティ」を探す旅
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今、休みの度に田舎の古民家を片付けています。その古民家にあった焼き物です。湯飲み茶碗?それとも蒸し茶碗?直径9センチ、高さ6.8センチの大きな器に、バランスの悪い小さな高台。磁器でグレーズの下絵付け。何の花でしょうか?手描きによる花が描かれています。高台の中には「瀬 641」と印字されています。これはひょっとして統制陶器かも知れません。時のかけら~統制陶器~ 統制陶器とは?第二次世界大戦中、日本国内の物資が不足する中で、国の管理の下で作られた陶磁器商品のことを言います。「贅沢は敵」なのでしょう。派手な加飾の商品はなくなり、生活のための必需品のみが作られました。そしてさらに金属の不足により、陶製の湯たんぽ、陶銭、ボタン、手榴弾や砲弾までもが焼き物で作られることになります。手榴弾を焼き物で?まさにセト、ノベルティの技術です。 現在でも「贅沢は敵」が当てはまるような気がします。資源を大事にしましょう。ごみ減量に努めましょう。・・・何かと戦っているのかも知れません。しかしできれば私はこの先、手榴弾は作りたくありません。
2010.02.16
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