雨で表に行けない時

雨なのに、お子さんが、表に遊びにいきたいと、だだをこねているときの、説得の方法です。

軒先に出て、「ほら、雨コンコン（赤ちゃんが大きくなってから、「コンコン」の表現がおかしいと抗議を受けたことはありませんでした）だねえ。
雨が降っているでしょう。
おんもに行けないでしょう」と、赤ちゃんの手に雨粒を受けさせるのです。

雨のさい、これを何回もやりますと、表に行きたい、と身をよじってダダをこねるようになります。
「でも、これはしょうがないんだよ」と、早くも我慢の勉強の開始になります。

「我慢の勉強です」というのは、幼稚園児になっても小学生になっても、言える言葉です。

「ダメ！」ではなくて、「我慢は大人にもあるんですよ」「お母さんもねえ、ほしいものはいっぱいあるのよ、でも我慢しているの」と、親子で連帯意識を持つということになるでしょうか。

とすれば「お母さんも、おんもに、行きたいのよ。お母さんも我慢しているの」と言ってみるのも、一つの方法です。

「人生の初志」は、「最後に「楽しかったよ。ありがとう」と言えるような生活をする」ことにしました。

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