ラ・メール

< 新しい記事

新着記事一覧(全1413件)

過去の記事 >

July 11, 2023

金融主導の経済

(2)

カテゴリ：日本の近代史

政府は金融操作で経済を活性化しようと躍起。

細やかな例であるが最近体験したこと。

購入時にクレジットカード支払いに抵抗感が薄らいできた。
それにローミングとか分割払いとかのサービスがある。
現金代わりであるから、一括支払いが基本と考えている。
クレジット利用の場合、店頭でのお釣りのやり取りが無いことがメリット。
購入店、品、金額、日時も記録されるメリットもある。
高額な現金を持ち歩かないメリットもある。

とにかく、政府の言う所の電子マネーの走りである。
これによって、潤うのはシステム会社、クレジット会社、関連機器メーカ。
経済の活性化には寄与していると思う。

最近、高額の買い物をクレジット利用した。
一件は、一括払いを選択、もう一方はローミングを選択した。
ローミングの金利を見て驚いた。
約１６万の買い物で15％の金利。利息24,000円也。
金が無いくてローミング選択をしたわけでは無い。
急に懐からお金が出るのが寂しいのでローミングにしたのです。
24,000円もの金利を払う気は毛頭なし。
そこで、支払い方法を変更すべき、クレジット会社に電話した。

支払いの変更ですかの問いに、「はい」を選択
その先、正確に理解する間もなく、先に進み手続きが完了した。

少し、疑問が残ったので、改めて電話して確認した。
結果
なんと、一括支払いを、ローミングに変更になったのだ。

全く、ガイダンスを流し、クレジット会社の一方的システムに乗せて、利用者のシビアな気持ちなどお構いなし。
ここでも金融機関、クレジット会社の省力化が進み利益が上がる構造になっているが、利用者が犠牲。
とにかく、クレジット会社の店頭は身近に存在しないから、電話対応に頼らざる得ない。

経済活性化の下に進められ活性化策は国民が犠牲になっていることは明らか。
活性化とは名ばかりで、国民が犠牲になっているのであれば、経済政策とは言えない。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう