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中小企業の成長は、トップの考え方で決まると言っても過言ではありません。経営者であれば、誰もが熱い想いを持って経営しています、お客様のために、社員のために、社会のために、その想いの強さが経営者としての原動力になっています。しかし長年経営に向き合ってきた中で、一つの重要な事実に気づきました。熱い想いを持っているだけでは、十分ではないということです。その想いが「言語化」されているかどうか、これが会社の盛衰を決定づける、極めて重要なポイントだと確信しています。経営者の頭の中には、様々な考えや想いが渦巻いています、どんな会社にしたいのか、どんな価値を届けたいのか、どんな人間でありたいのか。その思考の深さと熱量は、日々の経営の中で蓄積され続けています、しかしそれがどれだけ深くても、言葉として外に出てこなければ、経営者の頭の中だけに留まったままです。言語化されていない想いは、社員には伝わりません。社員は経営者の心の中を読むことはできません、経営者が「分かっているはずだ」と思っていることでも、言葉として表現されていなければ、社員には届いていないのと同じです。この認識のズレが、組織の中に様々な歪みを生み出していきます。逆に、経営者の想いが明確に言語化され、社内に浸透している会社は強いです。判断の基準が揃います、何か新しい場面に直面した時、社員が「これは経営者ならどう判断するだろう」と考えなくても、言語化された理念や方針が判断の軸として機能します。これにより、意思決定のスピードが上がり、経営者がいなくても組織が自律的に動けるようになります。当社が理念経営に取り組んで22年が経ちます。ハッピートライアングル、HAPPY∞HAPPY、チャンス&トライアル。これらの言葉は、ある日突然生まれたものではありません、経営者としての想いを何度も何度も言語化し、磨き上げ、社員と共有し続けてきた積み重ねの結晶です。、この言語化の作業は、正直なところ、簡単ではありませんでした。自分の中にある曖昧な感覚を、誰もが理解できる言葉に落とし込む、その作業には、深い思考と、繰り返しの試行錯誤が必要です、しかしこの作業をどれだけ丁寧に行えるかが、その後の組織の強さを決定づけます。言語化には、もう一つの重要な効果があります。経営者自身の思考が整理されるということです、言葉にしようとする過程で、自分でも気づいていなかった想いの本質が見えてきます。曖昧だったものが明確になり、矛盾していたものが整理され、大切にすべきことの優先順位が定まっていきます。言語化は、社員への発信であると同時に、経営者自身の思考を深める行為でもあります。そして言語化した言葉は、繰り返し発信し続けることが重要です。一度伝えたからといって、浸透するわけではありません、日々の行動の中で、様々な場面で、繰り返し語り続けること。その継続が、言葉を文化へと昇華させていきます、このブログもまた、その言語化と発信の積み重ねの一つだと感じています。言語化の力が、会社の未来を創る、この確信を持ちながら、これからも想いを言葉に変え続けてまいります!
2026年08月11日
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シンギュラリティという言葉があります。AIが人間の知能を超え、自律的に進化し始めるという概念です、かつてはターミネーターやマトリックスの世界での話だと思っていました。しかし今、その感覚は遠い未来のものではなく、すぐ隣に存在しているという実感があります。AIの進化スピードは、私たちの想像をはるかに超えたペースで加速し続けています。しかし同時に、AIの本質的な限界についても、改めて考えるようになっています。AIの特徴は、過去の膨大なデータを瞬時に集約し、平均的な回答を導き出すことにあります。この能力は、確かに驚異的です、しかしその構造上、オリジナリティあふれる発想や、その人固有の経験と感性から生まれる独自の思考の再現性には、どうしても脆弱さが残ります。平均の集積は、個の独自性にはなり得ないのです。今日、大阪大学のイベントに参加する機会をいただきました。そこで発表されていたのが、「デジタルクローン」という概念です。エキスパートの思考を可視化するというこのテクノロジーは、その人固有の判断基準、思考の流れ、経験から生まれた直感、そういった言語化しにくいものを、デジタルとして再現しようとするものです。発表を聞きながら、これは単なる技術の話ではなく、人間の知の継承という本質的なテーマに向き合っているのだと感じました。特に強く感じたのが、日本固有の文化との親和性です。職人の技術、伝統芸能、茶道や武道の精神性、こういった日本の独自性は、長年にわたって師匠から弟子へと伝承されてきましたが、その継承は決して簡単ではありません。言葉では伝えきれない「感覚」や「間」や「魂」のようなものが、そこには宿っているからです。デジタルクローンというテクノロジーが、この継承の課題に新たな光を当てる可能性を感じました。そして発表を聞きながら、自然と当社のことが頭に浮かんできました。当社が大切にしている「コトマーケティング」の考え方です、お客様の商品やサービスを売るのではなく、その先にある「どんな良いコトが生まれるのか」を考え抜く。担当者が出世するためにはどうすべきかを共に考える、先読みサービスで、お客様が気づく前に動く。これらはすべて、当社の営業マンやスタッフが長年の経験と感性の中で磨き上げてきた、固有の思考パターンです。しかしこの思考パターンは、今のところ属人的な部分が大きいという現実があります。優秀な営業マンが体現しているコトマーケティングの発想を、どうすれば組織全体に再現性高く広げていけるか。これは当社にとって、長年の課題の一つでもありました。デジタルクローンというテクノロジーが、この課題を解決する一つの鍵になり得るのではないかという思考が、自然と湧き上がってきました。エキスパートの思考を可視化し、その思考パターンをデジタルとして再現できるとすれば、当社のコトマーケティングの本質を、新入社員や経験の浅いスタッフにも、より早く、より深く伝えることができるかもしれません。AIの限界を理解しながら、AIの可能性を最大限に活用する、この両方の視点を持ちながら、これからの経営を深めていきたいと思っています。今日の出会いが、また新たな可能性への扉を開いてくれました。
2026年08月10日
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スポーツの世界に、こんな言葉があります。苦しい練習を乗り越える経験をしているかどうかが、チームの底力の差となって現れる、という言葉です。試合の終盤、僅差で追いかける場面、疲れが極限に達した瞬間、そういう局面でチームの本当の力が露わになります。その瞬間に踏ん張れるかどうかは、これまでの練習の中で、どれだけ苦しい場面を乗り越えてきたかによって決まります。本番での粘り強さは、練習での粘り強さの積み重ねからしか生まれないのです。今、私が指導に携わっているチームには、一つの明確な課題があります。苦しい時に踏ん張り切れないということです。この課題と真剣に向き合いながら、その原因を考えてみました、踏ん張り切れない理由は、能力の問題ではないと感じています。子どもたちは皆、確かな可能性を持っています、問題は、苦しい場面を乗り越えた経験が、まだ十分に積み重なっていないということです。苦しさを知らなければ、苦しさを乗り越える力は育ちません。楽しい練習だけでは、楽しい場面での力しか育たない、本番の苦しい場面で踏ん張れる力を育てるためには、練習の中に本物の苦しさを用意することが必要です。これは、子どもたちを追い詰めるということではありません、乗り越えられる苦しさを経験させ、乗り越えた時の達成感と自信を積み重ねさせることです。チームのスローガンは「エンジョイ・ベースボール」です。この言葉の本質は、楽な野球を楽しむということではありません、苦しさも、辛さも、仲間と共に乗り越えていく過程そのものを楽しむということです。夏祭りの焼きそば大会で、猛暑と炭火の熱さの中で声を掛け合いながら3時間を乗り切った指導者の姿は、まさにこのエンジョイの精神の体現でした。あの時のように、苦しい場面でも笑顔で前を向ける力を、子ども達にグラウンドの中でも育てていきたいと思っています。秋の大会で優勝するという目標を掲げています。その目標に向けて、今からチームとしてのギアを上げていきます、練習に厳しさを加えることは、子どもたちへの愛情の表れです。楽をさせることが優しさではありません、成長できる環境を用意することが、指導者としての本当の優しさだと信じています。苦しい練習を乗り越えた時、子どもたちの目に宿る自信の輝きが、指導者としての何よりの喜びです、その瞬間を目指して、この夏から本気でギアを上げてまいります。エンジョイ・ベースボールの精神を胸に、苦しさの先にある喜びを共に掴みに行きます。
2026年08月09日
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「我以外皆我師」という言葉があります。自分以外のすべての人が、自分の師になり得るという意味です、この言葉の通り、私の周りには尊敬できる先輩経営者が沢山います。そうした方々との出会いと対話が、経営者としての私を育ててくれていると、心から感じています。そんな先輩経営者の一人から、最近とても深い言葉を聞かせていただきました。「誰かの犠牲の上に築く繁栄を成功とは呼ばない」この言葉が生まれた背景を聞いた時、思わず胸が締め付けられるような感覚がありました。業績が絶好調の時に、この言葉が心から湧き出てきたというのです。普通に考えれば、業績が絶好調の時というのは、経営者として最も充実感を感じる瞬間のはずです。しかしその先輩は、そのタイミングだからこそ、立ち止まって深く問い直されました。社員を犠牲にしていないか。社員の家族を犠牲にしていないか。取引先を犠牲にしていないか。この問いの深さに、しばらく言葉を失いました。業績という数字は、確かに経営の重要な指標です、しかし数字の裏側に、誰かの無理や我慢や犠牲が隠れているとすれば、それは本当の意味での成功とは言えません。売上が伸びている、利益が出ている、しかしその陰で誰かが限界を超えて頑張っていたとすれば、そこに築かれた繁栄は、砂の上の城と同じです。この言葉を聞きながら、自社のことが頭に浮かびました。今期も好調な業績が続いています、しかし受注の増加に伴い、製造現場の疲弊が見え始めているという現実があります。この状況を、業績が好調だからと見過ごしていないか。社員の家族との時間を犠牲にさせていないか。協力会社さんに無理なお願いをしていないか。先輩の言葉が、これらの問いを改めて突きつけてきます。当社が大切にしている「社員幸福度右肩上がり」という目標も、突き詰めれば同じ本質に繋がっています。業績を伸ばすことと、関わるすべての人が幸せであることを、同時に実現しなければ、本当の意味での成功とは言えないということです。この先輩が業績至上主義からの転換を図られたという話も、深く心に刻まれました。業績を追うことをやめるということではありません、しかし業績を最上位の目的にするのではなく、関わるすべての人の幸福を実現した結果として業績がついてくるという順番を、絶対に間違えてはならないということです。「誰かの犠牲の上に築く繁栄を成功とは呼ばない」この言葉を、私自身も常に心がけるべき言葉として、胸の奥深くに刻んでいきたいと思います。好調な時こそ、この問いを自分に向け続けること、その姿勢が、本物の成功への道を照らし続けてくれると確信しています。
2026年08月08日
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今日は月に一度の取締役会でした。様々な課題を抱えながらも業績好調を維持できている今の状況について、取締役の方々と深く話し合う時間を持ちました。数字の確認だけでなく、「なぜ好調なのか」という本質的な問いに向き合えたこの時間は、経営者として非常に価値のある機会となりました。議論の中で、自然と行き着いたのは「良因良果」という言葉です。良い結果には、必ず良い原因がある、この言葉は仏教の教えに由来するものですが、経営においても、これほど真実を突いた言葉はないと感じています。業績という結果は、ある日突然生まれるものではありません、その背景には、長い時間をかけて積み重ねてきた、無数の「良い原因」が存在しています。では当社の場合、その良い原因とは何か。取締役会の議論を通じて、改めて明確になったことがあります、それは、当社がコツコツと育んできた「社風」という見えない力が、今まさに大きな力として結実しているということです。社風とは、数字で測れるものではありません、貸借対照表にも、損益計算書にも現れません。しかしその見えない力が、実は最も強力な経営資源の一つであることを、今の当社の状況が証明しています。理念経営に取り組んで22年、ハッピートライアングルの考え方を体現し続けてきた積み重ね、チャンス&トライアルの精神が組織全体に浸透してきた過程、社員幸福度を右肩上がりにするという目標を真剣に追い続けてきた日々、ギバーの精神が自然と社風になってきた変化、これらはどれも、派手な施策や即効性のある手法ではありません。しかし地味で、時間のかかるこの積み重ねこそが、他社が簡単には真似できない、当社固有の強みを生み出しています。良い社風が生まれると、良い採用ができます、良い採用ができると、良い人財が育ちます、良い人財が育つと、お客様に良いサービスが届けられます、良いサービスが届けられると、お客様の信頼が生まれます、信頼が生まれると、良い業績につながっていきます、そしてその業績が、さらに良い社風を育てていく、この好循環こそが、良因良果の具体的な姿です。しかしここで、経営者として気を引き締めなければならないことがあります。好調な時こそ、その原因を丁寧に分析し、良い状態を意識的にキープしていく努力が必要だということです。うまくいっている時ほど、その理由が見えにくくなります、結果だけを見て満足してしまうと、その結果を生み出してきた原因への意識が薄れていきます。良い原因を守り続けることへの意識を失った瞬間に、じわじわと良い結果も失われていきます。だからこそ今日のように、好調な時に立ち止まって「なぜ好調なのか」を真剣に分析することが重要です。良い原因を言語化し、組織全体で共有し、さらに深めていくこと、この営みを継続することが、持続的な好調を生み出す唯一の方法だと確信しています。良因良果。この言葉を胸に刻みながら、これからも良い原因を積み重ね続けてまいります。
2026年08月06日
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CCに入会して、もうすぐ3年が経とうとしています。CCでは、ギバーの精神を大切に育もうというコンセプトが根底にあります。ギバーとは、見返りを求めることなく、相手に与え続けることを喜びとする在り方のことです。入会当初、この考え方に深く共感しながらも、それを自然に体現できるようになるまでには、まだ距離があると感じていました。しかし最近、改めて自分自身を振り返った時に、一つの変化に気づきました。ギバーの精神が、意識しなくても自然と日常の中に根付いていることを実感しています。以前の私の仕事の目的は、「人に喜んでもらいたい」という言葉に集約されていました、この想いは今も変わらず大切にしています。しかし今はそこに、もう一つの感覚が加わっています。それが、「目の前の人のお役に立ちたい」という気持ちです。この二つは似ているようで、微妙に異なります、「人に喜んでもらいたい」は、相手の喜ぶ姿を見たいという想いが起点にあります。一方「目の前の人のお役に立ちたい」は、相手が今この瞬間に何を必要としているかに意識が向いています、よりシンプルに、より純粋に、相手の存在そのものに向き合う感覚です。この感覚が、以前よりもナチュラルに発揮されるようになってきたことを実感しています。会議の場で、誰かが困っていると自然と手を差し伸べたくなる、初めて会った方でも、その方の課題や想いに自然と耳が傾く。与えることへの計算や迷いが、以前よりずっと少なくなっている、この変化は、3年間CCという環境の中で、ギバーの精神を持つ仲間たちと共に過ごしてきた積み重ねが、じわじわと自分の中に浸透してきた結果だと感じています。そして何より嬉しいのは、この変化が私一人にとどまっていないということです。当社の営業マンやスタッフにも、この精神が伝播していることを感じています。お客様への提案の仕方、協力会社さんへの関わり方、社員同士の助け合いの場面、様々なところに、ギバーの精神が自然な形で現れてきています。これは意図的に「ギバーになりなさい」と指導した結果ではありません、経営者自身がその精神を体現し続けることで、自然と組織全体に広がっていったものだと感じています。人は言葉よりも、目の前の人の在り方から学ぶものです、経営者の日々の行動が、最も強力な教育になるということを、改めて実感しています。ギバーの精神が社風になるということは、組織として大きな進化を遂げているということです。与え合う文化が根付いた組織は、強いです、社員同士が互いに与え合い、お客様に与え続け、協力会社さんにも与えていく。その循環が生み出す信頼と感謝の連鎖こそが、当社が目指す「感謝と笑顔があふれる会社」の本質的な姿だと確信しています。これからも、ギバーの精神を大切に磨き続けてまいります。
2026年08月05日
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最近、意識的に自社の強みを俯瞰する時間を取るようにしています。日々の経営に追われていると、目の前の課題に意識が集中しがちです、しかし立ち止まって全体を見渡す時間を持つことで、これまで見えていなかったものが見えてくることがあります、そしてその時間の中で、改めて気づいていることがあります。今、当社に明らかな追い風が吹いているということです。起きている現象を並べてみると、その事実がより鮮明になります。月間売上のギネス記録更新、感動物語コンテスト関西予選での1位通過、インタビューの申し込みが多数届いていること、こうした出来事が、偶然の一致として重なっているとは、到底思えません。では、なぜこうなっているのか。この問いを深く掘り下げていくと、毎回同じ場所に行き着きます。それが、経営理念「ハッピートライアングル」、ミッション「HAPPY∞HAPPY」、そして行動指針「チャンス&トライアル」の考え方を、大切に深め続けてきたということです。一つひとつを改めて見つめ直してみます。「ハッピートライアングル」は、社員がチャンス&トライアルで成長し、お客様が感動し、会社が信頼と利益を得るという三者の幸福が循環する状態を表しています。この三つの頂点が揃って初めて、本物の経営が成り立つという哲学です、どれか一つだけを追い求めるのではなく、三つすべてが同時に実現することを目指してきました、その積み重ねが、今の当社の土台をつくっています。「HAPPY∞HAPPY」というミッションは、ファン創りを通じて感謝と笑顔があふれる世界を創るという、当社の存在意義そのものです。この言葉を掲げて以来、すべての意思決定の起点が「これはファン創りにつながるか」という問いになりました。売上を追う前に、お客様の感動を追う。その順番を守り続けてきた結果が、今の信頼として花開いています。そして「チャンス&トライアル」は、目の前の出来事をすべてチャンスと捉え、挑戦し続ければ必ず成長できるという確信です。うまくいかない場面でも、この言葉を軸に前を向き続けてきました、その姿勢が組織全体に浸透した結果、社員一人ひとりが主体的に挑戦する文化が生まれています。この三つに共通しているのは、どれも短期的な利益や成果を追うものではないということです。人を大切にすること、誠実であること、挑戦し続けること、こういった地味で、時間のかかる積み重ねを、22年間ぶれずに続けてきた結果が、今になって様々な形で花開いているのだと感じています。木の根は、地面の下で長い時間をかけて深く広く張り続けます、その根があるからこそ、嵐が来ても幹は折れず、季節が来れば豊かな実を結びます、今起きている現象は、まさにその実りの姿ではないかと思っています。これからも、この三つの言葉を経営の原点として大切にしながら、さらなる高みを目指してまいります。根を深く張り続けることが、当社の最大の強みであり、これからの成長の源泉だと確信しています。
2026年08月04日
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今日は、新規事業部になって初めて、全員が揃ってのミーティングを開催しました。「初めて全員が揃う」という言葉の重さを、改めて噛みしめています、新規事業部として動き始めてから、これまで様々な形でコミュニケーションを取ってきましたが、全員が同じ空気の中で向き合う機会は、今日が初めてでした。ミーティングを終えて、率直に感じたことがあります、一歩も二歩も、前に進んだという感触です。これまでのコミュニケーションが十分でなかったということは、正直に認めなければなりません。個別のやり取りはあっても、全員が同じ情報を共有し、同じ温度感で議論できていたかというと、そうではありませんでした。それぞれが持っている情報や認識に、知らず知らずのうちにズレが生じていたことも、今日のミーティングを通じて見えてきました。しかし全員が揃った瞬間に、何かが変わりました。一人ひとりが持っていたバラバラな情報が一つに集まり、認識のズレが修正され、共通の方向性が生まれていく、その過程をリアルタイムで感じることができました。個別の連絡では決して生まれなかった化学反応が、全員が同じ場に集うことで自然と起きていきました。改めて、コミュニケーションの力を実感しています。コミュニケーションとは、情報を伝達するだけのものではありません、互いの想いや温度感を共有し、信頼関係を深め、チームとしての一体感を生み出すための行為です。どれだけ優れた戦略があっても、どれだけ高い目標を掲げていても、チームのコミュニケーションが不足していれば、その力は十分に発揮されません。新規事業という領域は、特にこのコミュニケーションの質と量が重要になります。既存事業と違い、新規事業には正解がありません、手探りで進む中で、チームメンバーが常に情報を共有し、認識を揃え、課題を共に解決していくプロセスが、事業の成否を大きく左右します。一人でも情報が届いていないメンバーがいれば、その空白が後に大きな齟齬を生む可能性があります。だからこそ、全員が揃う場を定期的につくることが、新規事業を推進する上での最も重要な土台になるのだと、今日改めて実感しました。また今日感じたのは、全員が揃うことによって生まれる「安心感」の大きさです。自分だけが知らないことがあるのではないか、自分の認識は合っているのだろうか、そういった不安が、全員での対話を通じて自然と解消されていきます。その安心感が、メンバー一人ひとりの主体性と行動力を引き出していくのだと思います。これからは、この全員ミーティングを定期的な習慣として根付かせていきたいと思っています。新規事業部としての歩みは、まだ始まったばかりです、しかし今日の一歩が、確かな前進の手応えとなりました、コミュニケーションを軸に、チームとして力強く前進してまいります。
2026年08月03日
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今、推し活ビジネスがすごいことになっています。日本国内にとどまらず、世界規模でファンが推しを支えるパワーが、かつてないほどに高まっています。一時的な流行という段階はとうに超え、今や完全にカルチャーとして社会に根付いた存在になっています。この現象の広がりを見ながら、その本質は何かを深く考えてみました。答えは、意外にもデジタル社会そのものの中にありました。私たちは今、かつてないほど便利なネット社会の中に生きています、欲しい情報は瞬時に手に入り、好きなコンテンツはいつでもどこでも楽しめます。世界中の人とリアルタイムでつながることができ、距離や時間という制約は、ほぼ消滅したと言っても過言ではありません。しかしその便利さが極限まで広がった結果、逆説的なことが起きています。デジタルで何でも手に入る時代だからこそ、リアルにしか得られないものの価値が、爆発的に高まっているのです。これがまさに、推し活が世界を席巻している本質だと感じています。ネット社会のアンチテーゼとして、リアルにグッズを手に持ち、所有するという体験の価値が急上昇しています。データとして存在するコンテンツではなく、自分の手で触れることができる、物理的な存在としてのグッズ、そこには、デジタルでは絶対に代替できない、所有することの喜びと、推しとの物理的な繋がりという感覚があります。そして何より、実際に会いに行くという体験の価値が、これまでとは比べ物にならないほど高まっています。ライブやイベントに足を運び、同じ空間で同じ時間を共有すること、その瞬間は、どれだけ高画質な映像でも、どれだけ高音質な音楽配信でも、決して再現できないものです。むしろ、いつでもどこでも映像が見られる時代だからこそ、生の現場でしか味わえない一瞬の価値が、かけがえないものとして輝きを増しています。さらに、応援するという行為そのものの価値が高まっていることも、見逃せない本質です。デジタル社会の中では、消費は基本的に受動的なものになりがちです、アルゴリズムが選んだコンテンツを、次々と受け取り続ける。その中で人々が求め始めたのが、自分が能動的に誰かを選び、支え、応援するという体験です。推しの成功に自分が貢献しているという実感、応援することで生まれる当事者意識、この能動的な関わりこそが、推し活の持つ最大の本質的な価値だと思っています。つまり推し活とは、デジタル化が進む世界の中で、人間が本能的に求めているリアルな繋がりと、能動的に誰かを愛し応援するという行為への回帰なのです。当社が長年大切にしてきた「ファン創り」という哲学は、まさにこの推し活の本質と深いところで一致しています。 人が誰かを応援したいと思う気持ち、リアルな繋がりを求める心、その本質的なニーズに応え続けることが、これからのビジネスの中心になっていくと確信しています。推し活というカルチャーが教えてくれているのは、どれだけデジタルが進化しても、人間の本質は変わらないということです。リアルを求め、繋がりを求め、誰かを応援することに喜びを見出す、その人間としての本能に向き合い続けることが、これからのビジネスの本質だと感じています。
2026年08月02日
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会社が伸びる時、そして厳しい状態を乗り越える時、そこには必ず一つの共通点があります。それが、新しいことへのチャレンジが必要だということです。現状維持のまま、昨日と同じことを繰り返すだけでは、会社は良くなりません、今よりも良くなるためには、これまでやったことのない何かに踏み出すことが不可欠です。改善とチャレンジは、切っても切り離せない関係にあります。当社の行動指針である「チャンス&トライアル」という言葉には、この本質が凝縮されています。今、目の前に起こっていることをチャンスと捉えること、そのチャンスを掴むために挑戦すること、そうすれば必ず成長できるという確信を持って前に進むこと、この姿勢が、これまでの当社の歩みを支えてきた原動力でした。しかし今、当社が向き合っているチャレンジは、これまでとは明らかにスケールが違います。新社屋の建設、そして二交代制の検討、この二つのテーマは、当社にとって、これまで経験したことのない領域への挑戦です。新社屋の建設は、単に建物をつくるということではありません、これからの当社の成長を見据えた、経営の器そのものをつくり直す行為です。どんな空間で、どんな文化を育て、どんな未来を実現するのか、建物の設計は、そのまま経営ビジョンの具現化につながります。これまで経験したことのない大きな意思決定と投資が伴う挑戦ですが、だからこそ、この挑戦を通じて当社は次のステージへと進むことができると確信しています。二交代制の検討も、同様に大きな変化を伴うテーマです。受注の好調さに対して、製造加工のキャパが追いついていないという課題に向き合う中で浮かび上がってきたこの選択肢は、社員の働き方そのものを変える可能性を持っています。二交代制を導入することで生産性は飛躍的に高まりますが、その一方で、組織の運営方法、コミュニケーションの在り方、社員の生活リズム、様々な面での変化が生じます。これまで経験したことのない運営体制への移行は、慎重に、しかし果敢に向き合っていかなければならない挑戦です。このように、チャンスや危機のスケールが大きくなってきているということは、当社が次のステージに差し掛かっているという証だと感じています。小さな挑戦を積み重ねてきた組織だからこそ、大きな挑戦にも向き合える力が備わっています。月間売上1億円を当たり前にし、年間10億円を突破したこれまでの歩みが、今の私たちの土台となっています。その土台の上に立って、さらに大きな挑戦へと踏み出していく、この流れこそが、当社らしい成長の姿だと感じています。経験したことのない領域に踏み込む時、不安がないと言えば嘘になります、しかしその不安以上に、その先に広がる可能性へのワクワクの方が、はるかに大きいと感じています。チャンス&トライアルの精神を、これまで以上に力強く発揮しながら、新たな挑戦へと踏み出してまいります。
2026年08月01日
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今日は、感動物語コンテストの関西予選に参加しました。6年ぶりの舞台に、緊張と高揚感が入り混じる中でステージに立たせていただきました。しかし今日、自分のプレゼン以上に心に残ったのは、10作品すべてを通じて感じた、深い感動でした。10作品が発表される中で、それぞれの物語がまったく異なる業種、異なる状況、異なる登場人物を描いていました。しかし全作品を聴き終えた時、そこには一つの共通した本質が浮かび上がっていました。それが、「傍を楽にすること、人に喜んでもらうこと」という言葉です。「働く」という言葉の語源は、「傍(はた)を楽にする」ことだと言われています。自分のためではなく、周りにいる人を楽にするため=人を幸せにするために動くこと、それが働くことの本来の意味です。今日の10作品は、それぞれの言葉で、それぞれの物語で、この本質を鮮やかに描き出していました。ある作品では、困難な状況の中でも親のため、家族のため、仲間のために全力を尽くす姿が描かれていました。またある作品では、お客様の笑顔のためにどこまでも向き合い続ける物語がありました。どの作品にも、損得を超えた純粋な想いと、その想いが周囲に生み出す感動が、丁寧に描かれていました。舞台の上で語られる言葉の一つひとつに、作り物ではないリアルな重みがありました。それは、実際に生きてきた経験から生まれた言葉だからこそ持つ、本物の力です。今日この場に集まった方々の物語を通じて、改めて感じたことがあります。日本という国の素晴らしさ、そして日本人の精神性の高さです。利他の心、感謝の気持ち、仲間を大切にする姿勢、諦めない粘り強さ、こうした価値観が、日本のビジネスの現場に根付いていることを、誇らしく思いました。どれだけ時代が変わっても、働くことの本質は変わらない、その事実を、今日の10作品が雄弁に証明していました。そして今日の経験は、当社の経営に対する想いをさらに強くしてくれました。社員幸福度を右肩上がりにしていくこと、そして社員がチャンス&トライアルで成長し続けられる企業をつくること。この目標の根っこには、「傍を楽にする」という働くことの本質があります。社員が幸せであれば、その社員がお客様を幸せにします、お客様が幸せになれば、社会全体に感謝と笑顔が広がっていきます。この連鎖を生み出し続けることが、当社が存在する意味であり、これからも追い求め続けるミッションです。今日という日に出会った10の物語と、そこに宿っていた働くことの本質を、これからの経営の糧として大切に胸に刻んでまいります。
2026年07月31日
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明日、6年ぶりにカンコンの関西予選に参加します。そのための資料づくりをしながら、激動の6年間を振り返っていました。6年という時間を改めて見つめ直すと、本当に様々なことがありました。コロナ禍という未曾有の試練、何度も立ちはだかった経営の壁、そして60期での年間売上10億円という歴史的な達成、順風満帆だったわけではありません。むしろ、苦しい場面の方が多かったかもしれません、しかしその一つひとつを乗り越えながら、当社は確実に進化し続けてきました。資料をつくりながら、一つの問いが自然と浮かんできました。この6年間で、変わり続けたものは何か。そして、変わらなかったものは何か。変わり続けたものは、数え切れないほどあります、売上規模、組織の体制、社員の数、取り組む事業の幅、デジタル化の進展。当社を取り巻くすべての環境が、この6年間で大きく様変わりしました、変化を恐れず、チャンス&トライアルの精神で挑戦し続けてきた結果が、今日の当社の姿をつくっています。一方、変わらなかったものも、確かにありました。それが、ミッションと経営理念です。「ファン創りを通じて、感謝と笑顔があふれる世界を創る」というミッション、そして「ハッピートライアングル」という経営理念。激動の6年間、何度も状況が変わり、判断に迷う場面があっても、この原点だけはブレませんでした。むしろ、苦しい時こそ、この原点が灯台のように進むべき方向を照らし続けてくれました。変わり続けることと、変わらない原点を持ち続けること、この二つが両立した時に、組織は本当の意味で強くなれるのだということを、6年間の軌跡が証明してくれています。明日の6分間のプレゼンは、その軌跡を凝縮してお伝えする場です。6分間という時間は、決して長くはありません、しかし6分間だからこそ、余計なものをそぎ落として、本当に伝えたいことだけを届けることができます。数字や実績を並べるのではなく、当社が何のために存在しているのか、どんな想いで6年間を歩んできたのか、その本質的な物語をお伝えしたいと思っています。聴いてくださる方の心に、何かしらの感動を届けること、それが明日の舞台での、私の唯一の目標です。感動とは、情報では生まれません、本物の想いと、その想いを体現してきたリアルな軌跡があってこそ、人の心に届くものだと信じています、当社のこの6年間には、その素材が確かに詰まっています。明日、全力で6分間を戦ってまいります。
2026年07月30日
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今日は、ある会社を訪問させていただきました。訪問の目的は、新規事業のパートナーとしての商談が主な目的でしたが、社員幸福度を高めるための取り組みについて学ぶことが出来ました。当社では「社員幸福度右肩上がり」という目標を掲げており、その実現に向けた具体的なヒントを得たいという想いもありました。会社に入った瞬間から、その空気感が違いました。温かく、そして安心感に満ちている、言葉で説明するのが難しい感覚ですが、その場にいるだけで、「ここで働いている人たちは幸せだな」ということが自然と伝わってくる雰囲気がありました。その空気感を生み出している取り組みを、具体的に見せていただきました。まず印象的だったのが、掲示板の存在です、全社員の自己紹介写真が丁寧に飾られており、社内サークルの活動写真も随所に掲示されていました。写真が持つ力は、思いのほか大きいものです、顔が見えることで、知らない社員同士でも親しみが生まれます。どんな人が働いているのかが視覚的に伝わることで、会社全体の一体感が自然と育まれていきます。そして、うなぎやアイスクリームなどの情報交換が社内で活発に行われているという話も、とても興味深いものでした。一見すると、仕事とは関係のない話題のように思えるかもしれません、しかしこういった何気ない日常の話題が、社員同士の距離を縮める最も自然な接着剤になります。「あのお店のうなぎが美味しかった」「このアイスが最高だった」という他愛のない会話が、人間関係の土台をつくっていきます。仕事の話だけでつながった関係よりも、日常の話題で笑い合える関係の方が、深く、強い絆を生み出すのだと改めて感じました。社員同士の交流が進む取り組みを、意図的に、そして徹底的に行っているこの会社の姿勢に、多くのことを学ばせていただきました。社員幸福度を高めるために必要なことは、社員ごとに様々なニーズがあるため、一概にこれだけやれば良いということはありません。給料や待遇、仕事のやりがい、成長の機会、様々な要素が絡み合っています。しかしその中でも、人間関係の良さは、すべての社員に共通して幸福度に直結する要素だと感じています。どれだけ良い制度が整っていても、職場の人間関係が良くなければ、社員は幸せを感じにくいものです。逆に、多少の不満があっても、一緒に働く仲間との関係が温かければ、「この会社で働き続けたい」という気持ちが自然と生まれてきます。今日一緒に訪問したコミュニケーション活性化担当の社員も、多くのヒントを得ることができたようでした、その目が輝いていたことが、何より印象的でした。学んだことを自社に持ち帰り、当社らしい形にアレンジしながら、実践へと落とし込んでいく、その過程を、経営者として全力でサポートしていきたいと思っています。人間関係が良い会社は、強い会社です、その確信を新たにした、充実した一日となりました。
2026年07月29日
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最近、桁外れの成果を出している若手経営者の方と話す機会が増えています。今日も、創業わずか2年で売上10億円を突破しているという経営者の方とミーティングを行いました。60年かけて初めて10億円に到達した当社と、創業2年で同じ数字を達成している、この事実だけでも、時代の変化の大きさを痛感させられます。ミーティングを通じて感じたことは、驚きの連続でした。まず、その発想力です、既存のビジネスモデルの枠にまったく縛られていません。「なぜそうしなければならないのか」という前提を疑うところから思考が始まり、常識を軽々と飛び越えた発想が次々と飛び出してきます。長年経営をしてきた自分の中に、いつの間にか積み上がっていた「思い込みの壁」を、この方の発想がすっと取り払ってくれるような感覚がありました。次に、あくなき探求心です。成果を出しているにもかかわらず、現状に全く満足していません、常に次の可能性を探り、新しい知識や情報を貪欲に吸収し続けています。「まだまだ分からないことだらけ」という謙虚さと、「必ず答えを見つけ出す」という強さが同居しているその姿勢は、経営者として大いに見習うべきものがありました。そして最も驚かされたのが、事業展開のスピードです。考えてから動くのではなく、動きながら考える、仮説を立てて検証し、すぐに修正して次へ進む。このサイクルを回す速さが、桁外れの成果を生み出す原動力になっていることが、話を聞く中でよく伝わってきました。この方の経営スタイルには、いくつかの共通したキーワードがありました。それは社会性に対する感度の高さです。事業のすべてが、社会課題の解決という文脈と繋がっています、利益を追うのではなく、社会に必要とされることをやり続けた結果として、利益がついてくるという順番が明確です。AI活用については、すでに当たり前のレベルに達しており、AIを使いこなすことが前提の上で、その先の価値をどう創るかを考えています。そして、ゆるやかなネットワークで仲間を束ねていくスキームを構築されていることも、大きな特徴です。強固な組織に縛られることなく、共感でつながった仲間が自然と力を発揮できる仕組みが、スピードと柔軟性を生み出しています。本当に見習うべき点が多くあります。そして今日の出会いを通じて、改めて強く確信したことがあります。自分自身がこの変化の速さにキャッチアップしていくことは、もちろん大切です。しかしそれ以上に筋が良いのは、この年代の感覚や発想を自然に持っている人財を採用し、育成していくことだということです。経営者が一人で時代の変化を追いかけるには限界があります、しかし、その時代の感覚を肌で持つ世代が組織の中にいれば、その感性が組織全体に伝播していきます。AI活用も、社会性への感度も、スピード感も、その世代が当たり前として持っているものを、組織の力として取り込んでいく、これこそが、これからの人財戦略の本質だと感じています。採用と育成に対する視点を、今日の出会いを機に、さらに深めてまいります。
2026年07月28日
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「思い立ったが吉日」という言葉があります。やろうと思ったことは、すぐに行動に移すことが大切だという意味です、頭では分かっていても、「タイミングを見て」「もう少し準備してから」と後回しにしてしまうことが、日常の中には溢れています。しかし今日、この言葉の本質を、まさに身をもって体感する一日となりました。きっかけは、一通のメルマガでした。当社では現在、工業ロボットの導入を検討しています、製造加工のキャパ拡大という課題に向き合う中で、人の力だけに頼るのではなく、ロボットを活用することで生産性を飛躍的に高めていく可能性を探っていました。そんな折、普段は中国で活動されている相談相手の方のメルマガが目に入りました。読み進めると、なんとその方が今、日本に来られているというので、しかも、近くにいらっしゃるということが分かりました。この瞬間、迷いはありませんでした。すぐにメッセージを送りました、すると、明日には中国に戻るというご予定で、今日であれば会えるというお返事をいただきました。すぐに自分のスケジュールを調整し、ご来社いただくことになりました。もし「忙しいから」「また今度」と後回しにしていたら、この出会いは永遠に実現しませんでした、明日には中国に戻られる方です、一日の差が、天と地ほどの違いを生んでいたのです。ご来社いただいた後の時間は、非常に濃密なものとなりました。工業ロボットについての詳細を伺う中で、これまで漠然と抱いていたイメージが、具体的な形へと変わっていきました。どのような種類のロボットが当社の製造現場に適しているのか、導入にあたってのコストや工程はどうなるのか、実際の活用事例はどのようなものがあるのか、専門家ならではの知見から、多くの学びをいただくことができました。さらに嬉しいことが続きました。当社が必要としている資材についての相談を持ちかけると、その方の奥様が対応してくださるということになったのです、一つの行動が、二つの課題への扉を同時に開いてくれました。工業ロボットの導入検討と、資材の調達、この二つのテーマが、たった一通のメッセージを送るという行動から動き始めたのです。この体験を通じて、改めて強く感じることがあります。チャンスというものは、準備が整った人に訪れるのではありません、行動した人に訪れるのです。メルマガを読んで「良いな」と思っただけで、メッセージを送らなければ、何も起きませんでした。しかし「思い立ったが吉日」という言葉の通り、その瞬間に行動したからこそ、今日の出会いと学びが生まれました。当社が大切にしている「チャンス&トライアル」の精神そのものを、今日もまた実践できた一日だったと感じています。すぐに行動することの大切さを、改めて胸に刻みながら、これからも一瞬で意思決定し、一瞬で行動し続けてまいります。
2026年07月27日
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最近のAIの進化は、予想をはるかに超えるスピードで進んでいます。先日、大手スーパーのポスターを見た時、思わず立ち止まりました。そのデザインが、明らかにAIによって生成されたものに変わっていたからです。クオリティは十分に高く、見る人の多くは気づかないかもしれません。しかし、デザインの仕事に長年向き合ってきた経営者として、その変化の意味するところは、決して軽くは受け止められませんでした。デザインだけの仕事は、本当に無くなってしまうかもしれない。この危機感は、単なる杞憂ではありません、現実として、AIはすでに人間のデザイナーが数時間かけて行う作業を、数秒で実行できるレベルに達しています。コストも、スピードも、AIの方が圧倒的に有利な領域が、確実に広がっています。しかしここで立ち止まって、もう少し深く考えてみます。AIが得意とすることと、人間にしかできないことを、冷静に見極めることが重要です。パターンの認識、大量のデータ処理、効率的な作業の自動化、こういった領域ではAIは人間を大きく凌駕します。しかし、お客様の感情に寄り添うこと、文脈を深く理解すること、関係性の中から生まれる創造性、そして「なぜこれをつくるのか」という目的を共に考えること、これらは人間にしかできないことだと感じています。当社が大切にしている「コト売り」という発想は、まさにこの文脈の中で輝きを増します。単にデザインを納品するのではなく、お客様のファンを創るためにどんな表現が必要かを考え抜くこと。担当者が社内で評価されるための提案を一緒に設計すること、AIにはできない、人間力を起点にした価値創造こそが、これからの時代に当社が提供できる最大の強みになります。しかし同時に、AIを恐れるのではなく、積極的に活用していく姿勢も欠かせません。AIをツールとして使いこなすことで、これまで時間と手間のかかっていた作業を効率化し、その分の時間とエネルギーをより付加価値の高い仕事に振り向けることができます。AIに仕事を奪われるのではなく、AIと共に新しい価値を創り出していく、この発想の転換が、これからの時代を生き抜く鍵になります。デザインだけでなく、今後様々な仕事で同じような変化が起きてくることは間違いありません。翻訳、文書作成、データ分析、カスタマー対応、次々と人間の仕事がAIに代替されていく可能性があります。この環境変化に適応できるかどうかが、企業の未来を決定づけます。変化を嘆くのではなく、変化を読み切り、その先を見据えて動くこと。現状維持は衰退なりという言葉の通り、この激しい変化の波の中で止まっていることは、後退を意味します。チャンス&トライアルの精神で、AIという新しい波を恐れず、むしろ乗りこなしていく組織へと進化してまいります。時代の変化に適応し続けることこそが、100年企業への道だと確信しています。
2026年07月26日
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約10年前、社内スローガンとして「一瞬で意思決定」という言葉を掲げました。当時、この言葉を掲げた背景には、一つの確信がありました。人間は1日に35,000回もの意思決定をしていると言われています、朝起きてから夜眠るまで、何を食べるか、どう動くか、何を話すか、どう判断するか、その一つひとつが意思決定の積み重ねです。その意思決定の質と量を向上させていくことが、仕事の成果を高め、人生をより豊かにしていくという確信から生まれた言葉でした。しかし10年経った今、改めてこの言葉の重要性が、さらに増していると感じています。なぜ今、より重要なのか。一つ目の理由は、時代のスピードが格段に上がったことです、10年前と比べても、ビジネスを取り巻く環境の変化のスピードは、圧倒的に速くなっています。AIの台頭、市場の急変、お客様のニーズの多様化、この流れの中で、意思決定に時間をかけすぎることは、そのままチャンスを逃すことに直結します。一瞬で意思決定できる力が、今まさに最大の競争優位になりつつあります。二つ目の理由は、意思決定の量そのものが増えていることです。事業が拡大し、関わる人が増え、扱う案件の幅が広がるにつれて、経営者に求められる意思決定の数は増え続けています。一つひとつの判断に時間をかけていては、経営者としての仕事が回らなくなります、素早く、そして的確に判断できる力が、組織を動かす上で欠かせないものになっています。では、一瞬で意思決定するためには何が必要なのでしょうか。最も重要なのは、判断の軸を明確に持っていることです、判断に迷う時というのは、多くの場合、自分の中の基準が曖昧な時です。逆に、判断の軸が明確であれば、どんな状況でもブレることなく、素早く決断することができます。当社で言えば、経営理念やハッピートライアングルの考え方がその軸になります、この軸に照らし合わせれば、多くの場面で答えは自ずと見えてきます。次に大切なのは、経験の積み重ねです。意思決定の質は、これまでの経験の量に比例します、多くの挑戦をし、多くの失敗をし、多くの成功を経験してきた人ほど、新しい場面でも素早く的確な判断ができるようになります。チャンス&トライアルを繰り返してきた積み重ねが、一瞬で意思決定できる判断力を育てていくのです。そして直感を磨くことも欠かせません。一瞬の判断というのは、実は根拠のない思いつきではありません、長年の経験と深い思考が蓄積された結果として現れる、研ぎ澄まされた直感です。論理的な思考と直感的な判断、その両方を高め続けることが、意思決定の質を上げていきます。「一瞬で意思決定」というスローガンを掲げてから10年、その言葉の持つ意味の深さと重要性を、経営者として日々実感しています。これからも判断の軸を磨き続けながら、より質の高い意思決定を積み重ねてまいります。
2026年07月25日
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日々の経営の中で、様々な課題が生まれます。納期のトラブル、品質のミス、社内での行き違い、お客様との認識のズレ、その一つひとつに向き合いながら、「なぜこうなったのか」を深く掘り下げていくと、ほとんどの場合、同じ根本原因に辿り着きます。それが、コミュニケーション不足あるいはミスマッチです。最初にこの事実に気づいた時、非常にシンプルな答えだと感じました、しかし同時に、だからこそ根深い課題だとも感じています。コミュニケーションの問題は、特定の誰かが悪いということではなく、関わるすべての人の日常の積み重ねの中に潜んでいるからです。課題が起きる場面を具体的に見てみると、その構造がよく見えてきます。社員間でのコミュニケーション不足は、情報の伝達漏れや認識のズレを生みます、「言ったつもり」「聞いていたつもり」という双方の思い込みが、小さなすれ違いを積み重ねていきます。そのすれ違いが表面化した時には、すでに取り返しのつかない状況になっていることも少なくありません。社員と協力会社さんとの間でも、同じことが起きます。急な変更や無理なスケジュールの背景を丁寧に伝えなければ、相手は状況を理解できないまま動くことになります。伝えた側は「言った」と思っていても、受け取った側には「なぜそうなるのか」が届いていないことがあります、この背景の共有こそが、コミュニケーションの本質だと感じています。そして社員とクライアントとの間でのミスマッチは、最も深刻な結果をもたらす可能性があります。お客様が求めているものと、私たちが提供しようとしているものがズレていれば、どれだけ丁寧に仕事をしても、お客様の期待を超えることはできません。このズレを早い段階で発見し、修正するためには、対話の量と質を高め続けることしか方法がありません。では、コミュニケーションの質と量を上げるためには、具体的に何が必要なのでしょうか。まず大切なのは、「伝えた」と「伝わった」は違うという認識を持つことです。自分が発信したことが、相手に正確に届いているかどうかを確認するプロセスを、習慣として持つことが重要です。一方通行の情報発信ではなく、相手の理解を確認しながら進める双方向のコミュニケーションが求められます。次に、コミュニケーションの頻度を意識的に上げることです、問題が大きくなってから話し合うのではなく、小さな段階で確認し合う習慣をつくること。日常的な対話の積み重ねが、大きなトラブルを未然に防ぐ最大の予防策になります。そして何より大切なのが、心理的安全性を高めることです。「こんなことを聞いていいのだろうか」「これを言ったら怒られるのではないか」という恐れがあると、コミュニケーションは自然と減っていきます。どんなことでも率直に話せる関係性と文化をつくることが、コミュニケーションの質を根本から高めていきます。課題の多くはコミュニケーションに行き着く、この認識を組織全体で共有しながら、対話の質と量を上げ続けることを、これからも地道に積み重ねてまいります。
2026年07月24日
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今日も、これまでに聞いたことのなかったビジネスモデルの方々と、貴重な出会いの機会をいただきました。世の中には本当に様々なビジネスがあります、自分の業界や日常の人間関係の中だけにいると、どうしても視野が狭くなりがちですが、こうして全く異なる分野で挑戦している方々と出会うたびに、ビジネスの可能性の広さと深さを改めて感じさせられます。お一人目は、社会貢献活動をキーに志ある企業を集め、新しい取り組みを進めていくというビジネスモデルの方でした。この方のお話を聞きながら、強く共感するものがありました、社会性というキーワードは、私自身が事業を考える上で最も上位に置いているものだからです。利益を追うことは当然大切です、しかし、その事業が社会にとってどんな意味を持つのか、どんな課題を解決しようとしているのかという視点がなければ、長期的に選ばれ続ける存在にはなれないと感じています。そして今日、このビジネスモデルを通じて、一つの大きな気づきがありました。これからの未来は、同業種の企業が集まるのではなく、社会性や社会貢献というキーワードを軸に結集した企業同士のコラボレーションが当たり前になっていく、という確信です。業種や規模を超えて、同じ志を持つ企業が繋がり、それぞれの強みを持ち寄りながら、社会課題の解決に向かっていく。その流れは、すでに始まっており、これからさらに加速していくのではないかと感じています。もうお一方は、中国企業の日本進出を展示会という形でサポートしているビジネスモデルの方でした。日中関係については、ここ数年、社会情勢の影響を大きく受け、ビジネスの交流が滞っている現実があります。しかしこの方は、その現状に臆することなく、来るべき再開に備えて着実に準備を進めておられました。この姿勢に、深く感銘を受けました。一時の社会情勢は、どうしてもビジネスに影響を与えます、しかし、志と絶対的なニーズがあるビジネスは、どんな状況を経ても必ず活性化していくという確信を、この方のお話から得ることができました。嵐の中でも帆を張り続け、風が戻ってきた時に真っ先に前進できる準備をしておくこと、その覚悟と先見性が、長期的なビジネスの成功を生み出すのだと感じました。当社との接点という観点でも、今日の出会いはとても具体的な可能性を感じるものでした。展示会という場における当社の強み、中国IPとのコラボレーションの可能性、そして仕入れ先の開拓という新たな視点。それぞれの方との対話の中で、当社がどのような形で貢献できるか、その絵が自然と頭に浮かんできました。しかし今日、最も感謝したいのは、この出会いを実現してくださった方々の存在です。今日の出会いは、偶然生まれたものではありません、私とその方々を繋いでくださった方がいて、初めて実現したものです。人と人を繋ぐという行為は、それだけで大きな価値を持っています、その橋渡しをしてくださった方への感謝を、言葉だけでなく、このご縁を大切に育てていくことで示したいと思っています。出会いに感謝し、ご縁を深めていくことを、これからも心がけてまいります。
2026年07月23日
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二泊三日の東京出張を終えて、最終の新幹線で帰路についています。車窓に流れる夜の景色を眺めながら、この二泊三日を振り返ると、本当に濃密な時間だったと改めて感じています。一つひとつの予定が、単なる「会議」や「打ち合わせ」ではなく、確かな意味と手応えを持った時間として積み重なっていきました。今回の出張で特に印象的だったのが、初めてお会いする方々へのプレゼンの機会を2度いただけたことです。初対面の方へのプレゼンは、毎回緊張感を伴うものですが、同時にとても好きな時間でもあります。当社が何者であるか、何を目指しているか、どんな価値を提供できるか、それを初めて聞いてくださる方に伝える瞬間には、自社の本質を改めて問い直す機会が生まれます。相手の反応を感じながら、言葉を選び、想いを届けていくこのプロセスが、自分自身の言語化をより深いものにしてくれます。今回の2度のプレゼンも、新たなご縁へと発展していく予感を感じながら、充実した時間となりました。信頼する仲間との現状や未来を語り合う時間も、今回の出張の大きな収穫の一つでした。日頃から連絡を取り合っていても、直接顔を合わせて語り合う時間の質は、全く異なります。オンラインでは伝わりにくい熱量や本音が、同じ場所に座って向き合うことで自然と溢れ出してきます。今の状況への率直な想い、これからの方向性への確信と不安、互いの夢と覚悟、そういった深い話ができる仲間の存在が、経営者としての大きな財産だと改めて感じました。社員と使命感を語り合う時間も、今回の出張で心に残った場面の一つです。東京の社員と直接向き合い、当社が何のために存在するのか、これから何を実現していくのかを、真剣に語り合う時間がありました。使命感を共有するということは、単に目標を伝えることではありません、「なぜそれをやるのか」という問いの答えを、経営者と社員が共に持てているかどうか、その確認と深化の場です。この時間を通じて、社員との間にある見えない絆が、さらに強まったように感じました。そして新事業の可能性を最大化するための議論も、今回の出張の重要な目的の一つでした。先日からご縁をいただいている海外展開やIPコラボの話も含め、これからの当社の新たな可能性について、具体的な議論を深めることができました。まだ形になっていない段階ではありますが、その可能性の大きさと、実現に向けた道筋が、少しずつ見えてきた手応えがあります。プレゼン、仲間との対話、社員との使命感の共有、新事業の探求、それぞれがまったく異なる性質の時間でありながら、すべてが「当社の未来の可能性を広げる」という一点でつながっていました。最終の新幹線の中で感じるのは、疲れよりも充実感です、この出張で得たご縁と学びを力に変えて、明日からまた全力で前に進んでまいります。
2026年07月22日
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「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」この言葉は、私が新卒でお世話になったリクルートで、代々受け継がれてきた言葉です。入社したばかりの頃、この言葉に初めて出会った時の感覚を、今でも鮮明に覚えています。単なるスローガンではなく、仕事というものの本質を突いた言葉だと、直感的に感じました。それ以来、この言葉は私の中で、仕事への向き合い方の根幹として生き続けてきました。この言葉が持つ意味を、改めて噛みしめてみます。「自ら機会を創り出す」という部分には、受け身ではなく能動的に生きるという哲学が込められています。機会は与えられるものではなく、自分の手でつかみ取るものだという覚悟です、待っていても機会は来ない、自分が動いてこそ機会は生まれる。この認識が、仕事への姿勢を根本から変えていきます。そして「機会によって自らを変えよ」という部分には、さらに深い意味があります。機会をつかんだだけでは十分ではない、その機会を通じて、自分自身を変えていくことまでが求められているということです。経験を積むだけでなく、その経験によって自分という人間が変わっていくこと、それこそが本当の成長だという哲学です。この言葉を大切にしながら社会人としての歩みを続ける中で、やがて自分の会社を持つことになりました。そして経営者として、この言葉を社員に伝えていく中で、自社の言葉として生まれ変わったのが「チャンス&トライアル」という言葉です。リクルートの言葉をそのまま使うのではなく、自社の哲学として昇華させたこの言葉には、私なりの想いが込められています。何事もチャンスだと考えること。これが最初の一歩です、うまくいかない出来事も、予期しないトラブルも、苦手な仕事も、すべてはチャンスとして捉え直すことができます。この捉え方一つで、同じ出来事がまったく違う意味を持ち始めます、ピンチをチャンスに変えるのは、外側の状況ではなく、自分自身の解釈の力です。そしてチャンスと捉えたなら、必ず挑戦すること、これがトライアルの本質です。頭の中でチャンスだと分かっていても、行動に移さなければ何も変わりません。小さな一歩でいい、完璧でなくていい、まず動いてみることが大切です。動いた先にしか見えない景色があり、動いた先にしか得られない経験があります。そしてチャレンジした結果は、成功でも失敗でも、必ず成長につながります。成功すれば自信が生まれ、失敗すれば学びが生まれます、どちらに転んでも成長できるのだという確信が、挑戦することへの恐れを取り除いてくれます。リクルートという場所で出会った一つの言葉が、やがて自社の哲学となり、社員全員の行動指針となっていく、この言葉の旅路が、私自身の歩みそのものを象徴しているようにも感じます。これからも「チャンス&トライアル」の精神で、自らも挑戦し続けながら、社員と共に成長し続けてまいります。
2026年07月21日
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200年以上続く老舗企業に、継続の秘訣を一言で聞くと、最も多く返ってくる言葉が「信」だといいます。この一文字に、ビジネスの本質がすべて凝縮されていると感じます、時代がどれだけ変わっても、テクノロジーがどれだけ進化しても、人と人との間に「信」がなければ、ビジネスは成り立たない、200年という長い歴史が、その事実を雄弁に証明しています。では、この「信」は具体的にどこから生まれるのでしょうか。思いつく限りのキーワードを挙げてみると、実績、歴史、考え方、人柄、紹介ルート、言行一致、話し方など、実に様々なものが浮かんできます。どれも確かに「信」を構成する要素ですが、これらを深く掘り下げていくと、いくつかの本質的なものが見えてきます。まず「実績と歴史」についてです。長年にわたって積み重ねてきた実績は、信頼の大きな土台になります、当社も60年以上の歴史を持ち、それなりの実績を重ねてきました、しかし実績や歴史は、過去のものです。過去の信頼が今日の信頼を保証するわけではありません、むしろ、長い歴史を持つからこそ、その歴史に恥じない今日の行動が問われます。歴史は「信」の土台にはなりますが、それだけで「信」を維持し続けることはできません。次に「言行一致」です。これは、「信」を生み出す要素の中でも、特に根本的なものだと感じています、言っていることとやっていることが一致しているかどうか。約束を守れているかどうか、この一点が、信頼関係の核心にあります。どれだけ立派なことを語っても、行動が伴わなければ信頼は生まれません、逆に、言葉は少なくても、約束を確実に守り続ける人には、自然と信頼が集まります。そして「人柄」と「品格」です。ここが、私が最も自分自身への課題として感じている部分です、実績や仕組みは、ある程度時間をかければ構築することができます。しかし人柄や品格は、日々の在り方の積み重ねからしか生まれません、経営者の品格や人格が、会社全体の「信」の質を決定づけると言っても過言ではありません。お客様は、商品やサービスだけを見ているわけではありません、その会社の経営者がどんな人物であるか、どんな価値観を持って経営しているか、その人柄や品格を、意識的にも無意識的にも感じ取っています。だからこそ、経営者自身の人格を磨き続けることが、会社の「信」を高めていく上で最も重要な取り組みになります。「紹介ルート」も、実は人柄や信頼の結晶です。誰かが誰かを紹介するという行為は、その人の信頼を担保にした行動です、紹介する側は、自分の信頼を賭けて相手を引き合わせます。紹介が生まれ続ける会社は、それだけ多くの人から信頼されている証に他なりません。当社も60年以上の歴史を持ちながら、まだまだ磨くべき点が沢山あります、特に経営者としての品格や人格については、決して満足できる状態ではないと、率直に感じています。「信」を高めることに、終わりはありません、これからも日々の言行一致を徹底し、人柄を磨き続けながら、100年企業へと向かう道を歩んでまいります。
2026年07月20日
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昨日は、代表と監督を務めさせていただいている少年野球チームで、地域の小学校の夏祭りに焼きそばブースを出展しました。毎年恒例のこの行事ですが、今年も指導者と父母会が一丸となって参加しました。約800人分の焼きそばを焼くというのは、想像以上の作業です、大きな鉄板の前に立ち、次々と食材を投入しながら、焼き続けること約3時間。普通の夏の暑さだけでも十分に体力を消耗するというのに、炭火の熱さが加わることで、体感温度はさらに数段階上がります。じりじりと照りつける太陽と、足元から立ち上がる炭火の熱気の中で、正直なところ体力的にはかなりしんどい作業でした。しかしそんな状況の中でも、昨日の現場はとても活気に満ちていました。指導者同士が声を掛け合いながら、笑いながら、冗談を言い合いながら、3時間を乗り切りました。全員で作業を分担し、大きな声がを出し合いながら、抜群のチームワークでしんどい作業をいつの間にか楽しい時間に変えていきました。この光景を見ながら、ふと思い出したことがあります。私たちのチームのスローガンである「エンジョイ・ベースボール」という言葉です。エンジョイとは、単に楽しい場面だけを楽しむということではありません、苦しい場面でも、つらい作業でも、仲間と共に声を出し合い、支え合いながら乗り越えていく、その姿勢そのものがエンジョイだと感じています。昨日の焼きそばブースは、グラウンドの外でありながら、まさにそのスローガンを体現した一日でした。そしてこの姿勢こそ、子どもたちに見習って欲しいと強く感じました。野球の練習は、決して楽なことばかりではありません、厚い中での走り込み、何度も繰り返す基礎練習、うまくいかない時の悔しさ、そういった場面でも、仲間と声を掛け合い、笑いながら前向きに乗り越えていける選手に育って欲しいと思っています。大人たちがそれを自然に体現している姿を、子どもたちにもしっかりと見せていきたいです。また昨日は、売上をチーム活動費に充てるという実益以上の価値がありました。指導者同士、保護者同士、そして指導者と保護者が、肩を並べて汗をかきながら過ごすこの時間は、普段のグラウンドでは生まれにくい一体感を生み出してくれます。一緒に苦労した経験は、人と人との絆を深めます、この絆が、チームとしての土台をより強固なものにしていくのだと感じています。これからいよいよ、厳しい暑さの夏本番を迎えます。グラウンドでの練習は、さらに過酷になっていくことでしょう、しかしこの夏こそ、チーム力を一段も二段も上げる絶好の機会だと捉えています。暑さに負けず、仲間と声を掛け合いながら、エンジョイ・ベースボールの精神で走り抜ける。その先に、実りの秋が待っていると信じています。子どもたちと共に、この夏を全力で駆け抜けてまいります。
2026年07月19日
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今期も、早速記録が生まれました。昨年、これまでの歴史で一度しか達成できなかった月間売上1億円超えを、年間で3回達成するという偉業を成し遂げました。その勢いが今期も続き、なんと2ヶ月目にして早くも1億円超えを達成しました。このペースは、まさにギネス更新のペースです。昨年あれだけの記録を打ち立てた後、今期も同じ水準を維持できるかどうか、正直なところ一抹の不安がなかったわけではありません。高い山を登り切った後、同じ高さに留まることさえ簡単ではないからです、しかし蓋を開けてみると、昨期から明らかに上がった会社のステージが、今期も引き続き上がり続けているという事実が、目の前にあります。これは偶然ではありません。ステージが上がり続けているのは、社員一人ひとりの成長が止まっていないからです。昨年の達成に満足することなく、「まだまだ上がれる」という意識を持ち続けてくれている社員たちの姿が、この数字に表れています。当たり前の基準が上がった組織は、その基準を起点にさらに高みを目指していきます、今まさに、その好循環が力強く回り始めていることを実感しています。しかし、ここで経営者として最も大切にしなければならないことがあります。好調な数字が続く時ほど、落とし穴があります、成功体験が積み重なると、現状維持という本能が働き始め、知らず知らずのうちに挑戦の勢いが鈍ってしまうことがあります。「このままで大丈夫だ」という安心感が、成長の芽を摘んでしまうことがあるのです。だからこそ今、私が最も意識していることが、「社員の成長をさらに加速させる舵取り」です。ここで手を緩めない、ここで満足しない、ここからさらにギアを上げていく、その姿勢を経営者自身が体現し続けることが、組織全体の成長のスピードを決定づけます。好調な今だからこそ、次のステージを見据えた挑戦を仕掛けていく、それが、持続的な成長を実現するための経営者の役割だと感じています。製造加工のキャパ拡大、WEB受注モデルの確立、AI活用による業務効率化、これらの課題に本気で向き合いながら、社員の成長をさらに加速させる環境を整えていくことが、今の私の最大のミッションです。ギネス更新のペースで積み上がっているこの勢いを、一時的なものに終わらせるのではなく、新しい当たり前として定着させていく。その先に、売上11億、経常利益1億円、感謝と笑顔があふれる100年企業という未来が、確かな形で見えてきます。社員と共に、さらなる高みへ。今期もまた、最高の景色を見に行きます。
2026年07月18日
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ウォルト・ディズニーの言葉に、「現状維持は後退なり」というものがあります。この言葉は、経営者として何度聞いても、その度に背筋が伸びる思いがします、現状を維持しているつもりでも、周囲が動き続けている以上、相対的には後退していることと同じだという、経営の本質を突いた言葉です。そして今日、改めてこの言葉と向き合いながら、経営において非常に重要な認識について考えてみました。去年までいただいていた仕事が、今年も同じようにある、この考え方は、実は幻想に過ぎないということです。長年お付き合いのあるお客様がいる、継続的にご発注をいただいてきた実績がある、そういった背景があると、どうしても「今年も来るだろう」という甘えが生まれてしまいます。しかし現実は、お客様の事情も変わります、担当者が変わることもあります、競合他社の提案が魅力的に映ることもあります、そして何より、市場そのものが常に変化し続けています。基本的には、去年の仕事は今年は無いと考えて経営に当たるべきだと、私は考えています。これは悲観論ではありません、むしろ、この認識を持つことが、真の意味での顧客への真剣な向き合い方を生み出すと感じています。「また来るだろう」という受け身の姿勢ではなく、「また選んでいただくために何ができるか」という能動的な姿勢が、自然と生まれてくるからです。経営の神様と言われた松下幸之助さんは、「万物は全て生成発展するものである」という言葉を残されています。この言葉が示しているのは、この世に存在するすべてのものは、止まることなく変化し、成長し、発展し続けているということです。止まっているものは、やがて衰えていく。これは自然の摂理であり、企業経営においても全く同じことが言えます。会社もまた、生成発展するのが普通の姿だと私は捉えています。成長することが特別なことではなく、発展し続けることが当たり前の状態、その認識が組織全体に根付いた時、チャレンジすることが日常となり、現状に甘んじることへの違和感が生まれてきます。リピートが来るような努力は、もちろん全力でしていきます、お客様に感動を届け続けること、期待を超え続けること、無くてはならないパートナーであり続けること、これらはこれからも変わらず追い求めていきます。しかし同時に、リピートが当たり前ではないという認識を、組織全体が持ち続けることが重要です。その認識があるからこそ、新たなチャレンジを継続することが当たり前の組織文化が生まれます。現状に満足することなく、常に一歩先を見据えて動き続ける集団へと進化していく、その姿勢こそが、当社が目指す組織の本質だと感じています。現状維持は後退なり、万物は生成発展するものである、この二つの言葉を胸に刻みながら、これからも挑戦し続ける組織を創り上げてまいります。
2026年07月17日
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日々の経営の中で、常に様々な課題と向き合っています。しかし「どうしても解決したい課題を3つ挙げてください」と問われた時、改めて深く考えてみました。目の前にある課題は数多くありますが、その中でも本当に本質的で、会社の未来を左右するものに絞り込んでいくと、3つの課題が浮かび上がってきました。一つ目は、好調な受注を支えるための製造加工キャパの拡大です。61期、受注は非常に好調に推移しています、しかしその裏側で、製造加工現場のキャパシティが追いついていないという現実があります。受注が増えることは本来喜ばしいことですが、それを形にする現場の力が伴わなければ、品質の低下や社員の疲弊につながってしまいます。この課題の本質は、単に人を増やすということではありません、稼働時間の密度を高めること、設備や仕組みを見直すこと、そして必要な人財を適切なタイミングで採用・育成していくこと、これらを同時に進めていく必要があります。受注の勢いを最大限に活かすためにも、製造加工のキャパ拡大は、今最も急ぐべき課題の一つです。二つ目は、完全自動運用型のWEB受注モデルの確立です。これからの時代、営業力と人間力を軸にしながらも、それを仕組みとして自動化していくことが、持続的な成長の鍵になります。完全自動運用型のWEB受注モデルとは、営業担当者が直接動かなくても、WEB上で自然と受注が生まれ続ける仕組みのことです。この仕組みが確立されれば、社員がより付加価値の高い仕事に集中できるようになります。お客様との深い関係構築や、新たな価値提案に時間とエネルギーを注げるようになる。当社が目指す「コト売り」の本質を、より多くのお客様に届けるためにも、このモデルの確立は急務だと感じています。AIやデジタル技術を最大限に活用しながら、当社ならではのWEB受注モデルを創り上げていきたいと思っています。三つ目は、私自身のAIを活用した業務効率化です。先日の経営者交流会で若手経営者のAI活用事例を聞いて感じた強い危機感が、今もまだ胸の中にあります。AIを経営の根幹に組み込み、意思決定の質とスピードを飛躍的に高めていくこと、これは経営者自身が率先して取り組まなければならないテーマです。社員にAI活用を促す前に、まず私自身がAIを使い倒す経験を積むことが必要だと感じています。情報収集、資料作成、意思決定の補助、コミュニケーションの効率化、こうした日々の業務の中にAIを積極的に取り入れることで、経営者としての時間の使い方を根本から変えていきたいと思っています。私自身が変わることで、組織全体のAI活用への意識も自然と高まっていくはずです。この3つの課題に共通しているのは、どれも「今の成功をさらに次のステージへと引き上げるための課題」だということです。現状維持では解決できない、敢えて新しい動きをつくり出すことでしか突破できない課題ばかりです。チャンス&トライアルの精神で、この3つの課題に真正面から立ち向かってまいります。
2026年07月16日
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稲盛和夫さんが生涯にわたって大切にされていた、成功の方程式があります。人生・仕事の結果=考え方X熱意X能力その中でも特に重要なものとして挙げられていたのが、「熱意」という言葉です、人生において何かを成し遂げるためには、この情熱が欠かせないと、稲盛さんは繰り返し語り続けておられました。この言葉は、経営者として長年向き合い続けてきた私にとっても、深く共鳴するものがあります。何かを成そうとする時、最初から順調に進むことはほとんどありません。壁にぶつかり、思い通りにいかない場面が必ず訪れます、準備が整っていても、戦略が正しくても、それだけでは乗り越えられない局面があります、その時に、最後の一押しとなるのが、熱意の力です。どれだけ緻密な計画があっても、情熱のない人間には壁を突破することができません。逆に、熱意がある人間は、知識や経験が足りなくても、その熱量で周囲を動かし、道を切り拓いていきます。熱意とは、人間が持つ最も根源的なエネルギーの一つなのだと思います。しかしここで、一つの問いが生まれます、熱意さえあれば、何でも成し遂げられるのでしょうか。私はそうではないと感じています、熱意には、その根拠となるものが必要だということです。根拠のない熱意は、長続きしません。自分のためだけの熱意は、困難の前で燃え尽きてしまうことがあります。では、熱意を本物にする根拠とは何か。それが、「利他」と「社会性」だと確信しています。利他とは、自分のためではなく、他者のために動こうとする心です、誰かの役に立ちたい、誰かを喜ばせたい、誰かを救いたいという純粋な想いから生まれる熱意は、自己利益を追う熱意とは全く次元が違います。なぜなら、利他の熱意は、自分が苦しい時にこそ、より強く燃え上がるからです、「自分のために」という動機は、困難の前で折れやすいですが、「誰かのために」という動機は、困難をむしろ越えなければならない理由になります。社会性もまた、同じ意味を持ちます、自分の取り組みが社会にとってどんな意味を持つのか、どんな課題を解決しようとしているのか、その文脈が明確であればあるほど、情熱は揺るぎないものになります。社会に必要とされているという確信が、どんな壁の前でも前進し続ける力を与えてくれます。当社が掲げている「ファン創りを通じて、感謝と笑顔があふれる世界を創る」というミッションも、まさにこの利他と社会性を根拠にしたものです。お客様のファンを増やすことで、社会全体に笑顔が広がる。その想いが、日々の経営における熱意の源泉になっています。利他や社会性を実現させるための熱意を持つこと。これこそが、人生における成功の最重要ポイントだと、改めて確信しています。熱意の炎を絶やさず、その根拠をさらに深めながら、これからも前へ進み続けてまいります。
2026年07月15日
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どんな時でも、感謝と笑顔の状態を目指すことを心がけています。しかし正直に言えば、これは決して簡単なことではありません。日々の経営の中では、様々なことが起こります、思い通りに進まないことがあります、予期しないトラブルが発生することがあります。人と人との間で、思惑がすれ違うこともあります、感情が揺さぶられ、心が乱れそうになる瞬間が、日常のあちらこちらに潜んでいます。人間は、誰一人として同じ人はいません、育ちも、経験も、価値観も、それぞれがまったく異なります。だからこそ、自分の思う方向に物事が進むことは、むしろ稀なことです、組織の中では、様々な人の想いが交差し、時にぶつかり合いながら、物事が動いていきます。それが人間の営みというものだと、経営者として長年向き合い続ける中で、深く理解してきました。では、そういう状況の中でどうあるべきか。私がこれまで意識し続けてきたのが、「感謝と笑顔があふれる状態を目指す」という言葉です、これは単なるスローガンではありません、どんな状況に置かれても、この状態を意識し続けることが、私自身の在り方の軸になっています。感謝と笑顔は、条件が揃った時だけに生まれるものではないと感じています。うまくいっている時に感謝できることは、それほど難しくありません、しかし本当に大切なのは、うまくいかない時こそ、感謝と笑顔を意識できるかどうかです。困難な状況の中にも、必ず何らかの学びがあります、思い通りにならない出来事の中にも、必ず気づきが隠れています。そして、支えてくれている人の存在は、むしろ苦しい時こそより鮮明に見えてくるものです。うまくいかない時こそ、感謝と笑顔の意識をより強く持つ。この言葉は、頭では理解できても、実践することは容易ではありません、感情が揺さぶられている瞬間に、意識的に感謝を探し、笑顔を選ぶことは、相当な内側の力が必要です。しかしだからこそ、その意識を持ち続けることが、人間としての器を磨く修業になるのだと感じています。経営理念に「感謝と笑顔があふれる会社」を掲げているのも、まさにこの信念から来ています。社員に伝え続けてきたこの言葉は、同時に私自身への問いかけでもあります、経営者自身がこの状態を体現できているかどうかが、組織全体の空気をつくっていきます。人は、自分の意識が向いている方向に引き寄せられていくものだと感じています、困難に意識を向ければ、困難がより大きく見えてきます。しかし感謝に意識を向ければ、ありがたいことの多さに気づいていきます、笑顔を意識すれば、笑顔になれる理由が自然と見つかってきます。これからも、どんな状況であっても、感謝と笑顔を手放さない経営者でありたいと思います、その姿が、社員への最大のメッセージになると信じながら、今日も一歩ずつ、前へ進んでまいります。
2026年07月14日
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23歳の時に、私は一つの問いと真剣に向き合いました。就職活動の中で、「自分はなぜ働くのか」「何のために生きるのか」を自分自身に問い続けた末に辿り着いた答えが、「人を喜ばせること」という言葉でした。この言葉は、その後の私の人生の軸となり、経営者としての在り方、社員との向き合い方、お客様への姿勢、すべての根底に流れ続けてきました。人が喜んでくれる瞬間が、何よりの原動力でした、誰かの笑顔が見たくて、誰かの役に立ちたくて、走り続けてきた35年間だったと思います。しかし、ここ数年で、この人生ミッションが進化しています。今の私のミッションは、「人を喜ばせる人を創る」です。この言葉の変化は、一見すると小さなように見えます、しかし私にとっては、人生観そのものが深まった、大きな進化だと感じています。「人を喜ばせること」は、自分が主役です、自分が動き、自分が喜ばせる、その喜びは確かに本物ですし、これからも大切にしていきたい想いです。しかし「人を喜ばせる人を創る」は、次元が一つ上がります、自分が喜ばせるだけでなく、そういう人を世の中に増やしていくことが、自分の使命になるということです。この変化はなぜ起きたのか。振り返ってみると、経営者として社員の成長を見続けてきた経験が、大きく影響していると感じています。自分が動いてお客様を喜ばせることよりも、社員がお客様を喜ばせる姿を見た時の方が、はるかに深い喜びを感じるようになっていました。自分一人が喜ばせられる人数には限りがありますが、人を喜ばせる人が増えれば、その喜びは無限に広がっていきます。この感覚は、子どもたちとの関わりの中でも同じです。少年野球の教え子たちが、仲間のために全力でプレーし、チームメイトを喜ばせる姿を見る時、指導者として何とも言えない充実感を感じます。自分が打てるよりも、子どもたちが打てるようになる方が、はるかに嬉しいのです。社員も、子どもたちも、長女や長男も、関わるすべての人が「人を喜ばせる人」になっていく。その姿を見ることが、今の私にとってこの上ない喜びであり、これからの人生をかけて探求し続けたいテーマです。「人を喜ばせること」から「人を喜ばせる人を創ること」へ。この進化は、自分の喜びの源泉が、自分自身の行動から、他者の成長へとシフトしたということでもあります。これはまさに、利他の心が深まった証なのかもしれません、自分が輝くよりも、周りを輝かせることに喜びを感じる。その在り方こそが、経営者として、指導者として、そして一人の人間として、私が目指す姿です。23歳の時に定めたミッションが、35年という時間をかけて、より深く、より広い形へと進化しました。これからも探求し続けながら、人を喜ばせる人を一人でも多く世の中に創り出していきたいと思います。
2026年07月13日
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今日は日曜日でしたが、リーダーミーティングを開催しました。休日にもかかわらず、リーダーたちが真剣に向き合い、活発な議論を交わしてくれたことに、まず心から感謝したいと思います。今日の議論の中心となったのが、製造現場の目標設定でした。この目標設定には、一見すると矛盾するような二つの方向性が求められていました、売上を大きく伸ばしていくこと、そして同時に、労働時間を短くしていくこと、この二つを同時に実現するという、簡単には答えの出ないテーマに、リーダーたちと真剣に向き合いました。通常の発想で考えると、売上を伸ばすためには、それだけ多くの時間と労力が必要になります。労働時間を短くしようとすれば、生産量が落ち、売上に影響が出てしまう、この二つは相反するものとして捉えられがちです。しかし議論を深めていく中で、一つの重要なキーワードが浮かび上がってきました。それが、「稼働時間」という言葉です。労働時間と稼働時間は、似ているようで全く異なる概念です、労働時間とは、職場にいる時間の総量です、一方、稼働時間とは、その中で実際に生産的な仕事ができている時間のことです。つまり、労働時間を短くしながらも売上を伸ばすためには、稼働時間の密度を高めることが鍵になるということです。同じ8時間の労働時間であっても、そのうち実際に稼働できている時間が5時間なのか、7時間なのかによって、生み出せる価値は大きく変わります。では、稼働時間を高めるためには何が必要か。無駄な作業や重複した工程を見直すこと、段取りの効率を高めること、機械や設備の稼働率を最大化すること、そして社員一人ひとりが集中して仕事に向き合える環境を整えること。こうした改善の積み重ねが、稼働時間の密度を上げ、結果として労働時間を短くしながらも高い生産性を実現することにつながります。さらには1.5交代や2交代、土日連続稼働など、新たな発想にもスムーズに移行出来るイメージにも繋がりました。当社が取り組んでいるDX化や業務改革も、突き詰めれば「稼働時間を高めるための取り組み」と言えます。テクノロジーを活用することで、これまで人の手と時間をかけていた作業を効率化し、その分の時間をより付加価値の高い仕事に振り向けていく、この発想が、今後の製造現場における成長の鍵になると感じています。また「稼働時間」というキーワードは、製造現場だけに限らず、組織全体に通じる視点でもあります。営業も、管理部門も、すべての仕事において、労働時間の長さではなく、稼働時間の密度で成果を生み出していく。この意識が組織全体に広がることで、当社が目指す「社員幸福度右肩上がり」と「売上11億」の両立が、現実のものとなっていきます。一見矛盾するような目標の中から、本質的なキーワードを見つけ出してくれたリーダーたちの思考力と真剣さに、改めて感謝と頼もしさを感じた一日となりました。
2026年07月12日
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人間力を高め続けることは、私の人生における最も重要なテーマの一つです。経営者として、一人の人間として、どれだけ器を大きくできるか、この問いと向き合い続ける中で、最近とても興味深い言葉に出会いました。それが、「人柄が磨かれるお金の使い方9カ条」です。お金の使い方は、その人の人柄そのものを雄弁に語る、この言葉を最初に目にした時、思わず背筋が伸びる思いがしました。人柄を磨き、器を大きくするための究極の修業が、「お金の使い方を変えること」だというのです。一つひとつを、じっくりと噛みしめてみました。第一条は、「感謝の気持ちで大きなお金を使う」です。お金を使う時の心の状態が、そのまま人柄に表れます。渋々ではなく、惜しむのでもなく、感謝の気持ちを込めて気持ち良く使えるかどうか。その姿勢が、周囲に伝わっていきます。第二条は、「競争心や見栄でお金を使わない」です。誰かに勝ちたいから、良く見られたいから、そういった動機でお金を使うことは、自分の器を小さくしていくことにつながります。純粋な気持ちでお金と向き合えているかどうかが問われています。第三条は、「お金を使う優先順位と強弱をわきまえる」です。何にお金をかけ、何にはかけないのか。この判断の積み重ねが、その人の価値観そのものを表しています。何でもかんでも使えば良いわけでもなく、逆に何でも節約すれば良いわけでもない。そのバランス感覚こそが、人柄の深さを示しています。第四条は、「人に損をさせない、バカバカしい思いをさせない」です。自分だけが得をしようとする姿勢は、必ず相手に伝わります。関わるすべての人に、気持ち良いお金の流れをつくることが、信頼の土台になります。第五条と第六条は、「恩ある方、大切な人に恐縮されるくらいにお金を使う」「最上のものを選ぶ」です。この二つは、感謝と敬意の表現としてのお金の使い方です。大切な人に対して、惜しみなく最善を尽くせるかどうか。その行動が、人間としての温かさを体現しています。第七条は、「下ごころのない終わりのお金を使う」です。見返りを期待せず、純粋な気持ちで使い切るお金。これが最も難しく、そして最も尊いお金の使い方かもしれません。何かを期待した瞬間に、そのお金の純粋さは失われてしまいます。第八条は、「人のために気持ち良く、大きくお金を使う」です。自分のためではなく、人のために。この発想の転換が、お金の持つ意味を根本から変えていきます。人のために使うお金は、必ず何らかの形で巡り巡って返ってくるものだと感じています。そして第九条は、「常に真・愛・善・美を基準にお金を使う」です。真実であるか、愛があるか、善であるか、美しいか。この四つの基準は、お金の使い方だけでなく、生き方そのものの基準にもなり得る言葉です。この9カ条を読み終えて、改めて感じることがあります。お金の使い方とは、突き詰めれば「何を大切にして生きているか」の表れです。人柄を磨く最も早く、そして最も大きな修業がお金の使い方を変えることだという言葉の意味が、深く腑に落ちました。これからも、この9カ条を意識しながら、お金と真摯に向き合い、人間としての器を磨き続けてまいります。
2026年07月11日
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今日は、沖縄での企業見学の時間をいただきました。訪問先は、スッパイマンでおなじみの上間菓子店さん、沖縄土産の定番として全国的にも知られるこのブランドが、どのようにして今日の地位を築いてきたのか、工場見学と上間社長のお話を通じて、深く学ばせていただきました。まず上間社長が率直に語ってくださったのが、本土の会社と比べた時の課題についてでした。資金力、営業力、リードタイム。この三つの面において、沖縄という地理的・環境的な条件から、本土の競合他社に対してどうしても不利な状況が生じてしまうということです。この状況を正面から受け止め、その上でどう戦うかを真剣に考え続けてきたという言葉に、経営者としての覚悟と誠実さを感じました。そしてその答えとして辿り着いたのが、「ブランディングを磨き上げること」でした。その転換点となったのが、2000年のことで、木村拓哉さんがテレビの中でスッパイマンについて触れたことで、一気にブレイクを果たしたというエピソードは、非常に印象的でした。資金力や営業力では勝てなくても、ブランドの力があれば、一つのきっかけが爆発的な広がりを生み出すことができる、その体験が、その後のブランディング戦略の確信につながったのだと思います。特に心に残ったのが、地元の女子高生とのコラボレーションで生まれたキャラクターの話です。地元の女子高とコラボし、女子高生たちが創り上げたキャラクターが、今もなおメインビジュアルとして活用されているというのです。これは単なるコラボレーションではありません、地域との繋がりを大切にしながら、生活者自身がブランドの一部となっていく、本物のファン創りの姿がそこにあります。その後も、タレント、インフルエンサー、ユーチューバーなど、時代の変化に合わせた様々なコラボレーションを実現させながら、売上を伸ばし続けてこられました。ブランディングという一つの軸を持ちながら、その表現方法を時代に合わせてアップデートし続ける姿勢は、経営者として大いに学ぶべきものがありました。そして今後の展望として語ってくださったのが、海外展開とIPコラボの積極的な推進です。この言葉を聞いた瞬間、思わず胸が高鳴りました、先日のオンラインミーティングでご縁をいただいた「海外」と「IP」というキーワードと、完全に一致していたからです。当社が今まさに可能性を感じ、探求しようとしている方向性と、上間菓子店さんの今後の戦略が重なり合っています。これは偶然の一致ではなく、時代の必然だと感じています、日本のブランドやIPが持つ力を世界に届けていくという流れは、これからさらに加速していくはずです。その中で、ファン創りを本質としている当社と、ブランディングを磨き上げてきた上間菓子店さんが、何か一緒に取り組めることがあれば、素晴らしいご縁になるのではないかという想いが、自然と湧き上がってきました。上間社長にお話したところ、かなり高い関心を持っていただけました。沖縄の地で出会った、素晴らしい学びとご縁に、心から感謝しています。
2026年07月10日
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今日のCCイベントのキーノートで、深く心に刺さるお話を聞きました。テーマは「愛の経営」です。この言葉だけを聞くと、少し抽象的に感じるかもしれません、しかし今日のお話は、非常に具体的で実践的な内容であり、経営者として改めて自分自身の在り方を問い直す、貴重な時間となりました。そのお話の中で使われた例えが、ルービックキューブです。ルービックキューブは、6面それぞれに異なる色のパネルが並んでおり、すべての面を同じ色に揃えることが目標のパズルです。一面だけを揃えることは、それほど難しくありません。しかし一面だけを完成させようとすると、他の面はバラバラになってしまいます。本当の意味でルービックキューブを完成させるためには、6面すべてを同時に揃えることが必要です。これは、経営そのものの姿と全く同じだと感じました。売上だけを追えば、社員が疲弊するかもしれません、社員の満足度だけを高めようとすれば、業績が伴わなくなるかもしれません。お客様への価値提供だけに集中すれば、社内の仕組みが崩れるかもしれません、一つの面だけを完璧に整えようとする経営は、他の面をバラバラにしてしまう危険性をはらんでいます。だからこそ、6面すべてを揃えることを目指す経営が必要なのだと、改めて実感しました。社員の幸福度、お客様への価値、会社の財務基盤、理念の浸透、組織の成長、社会への貢献。これらすべてのバランスを見渡しながら、全体を調えていくことが、本物の経営の姿なのだと思います。そして「愛の経営」の原点として語られたのが、「社員の関心事に関心を持つ」という言葉でした。この言葉は、シンプルですが、とても深い意味を持っています、社員が何に喜びを感じているのか、何に不安を抱えているのか、何を夢見ているのか。そういった社員一人ひとりの内面に、本気で関心を向けることが、愛の経営の出発点だということです。制度や仕組みを整えることは大切です、しかしそれ以上に、目の前の社員が今どんな気持ちでいるのかに、経営者が真剣に向き合えているかどうか。その姿勢こそが、社員との本物の信頼関係を築く土台になります。今月行ってきた社員との個人面談も、まさにこの「社員の関心事に関心を持つ」という行為の一つだと感じています。一人15分という短い時間であっても、その社員だけと向き合い、その人の言葉に耳を傾け、その人の想いを受け止めようとすること。その積み重ねが、愛の経営の実践につながっているのだと、改めて確信しました。社員と真剣に向き合い、社員の潜在能力を引き出し、一つの方向にまとめていくこと。これに尽きると感じています。ルービックキューブの6面を揃えるように、会社のすべての要素をバランスよく調えながら、愛の経営を実践し続けてまいります。
2026年07月09日
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今日から、CCのイベントで沖縄に来ています。飛行機を降りた瞬間から、空気が違います、肌に刺さるような強い日差し、むわっとした熱気、本格的な夏がここにありました。大阪とは明らかに異なるこの感覚に、沖縄に来たのだという実感が一気に広がりました。宿泊先は、北谷のアメリカンビレッジ近くで仲間と貸切の一軒家です。アメリカンビレッジは、沖縄独特のアメリカ文化と沖縄文化が融合した、独特の雰囲気を持つエリアです。カラフルな街並み、海沿いの開放感、どこを切り取っても非日常の景色が広がっています、日常の経営の喧騒から離れ、この場所でしばらく過ごせることが、今から楽しみでなりません。CCの仲間と共に過ごすこの時間は、単なるリフレッシュの機会だけではありません。普段はそれぞれの会社経営に全力で向き合っている仲間たちが、一つの場所に集い、肩の力を抜きながら語り合う。そこから生まれる会話や笑い、そして深い議論は、会議室の中では決して生まれないものです。非日常の場だからこそ、本音が出やすく、普段とは違う視点や発想が生まれてきます、この時間の価値は、経験した人にしか分からない特別なものだと感じています。一つだけ気になることがあります、金曜日に台風が接近してくる可能性があるということです。せっかくの沖縄ですから、天候には恵まれたいところですが、これも自然のことですから、受け入れながら柔軟に対応していくしかありません。それよりも今は、目の前の時間を大切にすることが何より重要です、台風のことを心配するよりも、今ここにいる仲間との時間を、一瞬一瞬を噛みしめながら過ごしていきたいと思っています。CCの仲間との関係は、単なるビジネスの繋がりだけではありません。互いの経営を応援し合い、時には厳しい意見を言い合い、そして共に成長していく、かけがえのない存在です。それぞれが異なる業種で経営に向き合っているからこそ、生まれる多様な視点があります。その視点が交わる場所に、新しいアイデアやご縁が生まれ、当社の経営にも大きな影響を与えてくれています。沖縄という特別な場所で、CCの仲間との絆をさらに深めながら、心と体をしっかりとリフレッシュさせていただきます。強い日差しの下で感じる、この開放感と仲間との時間を、存分に満喫してまいります。
2026年07月08日
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今日は、とても嬉しい日となりました。当社の新卒1期生として入社してくれた、卒業メンバーと食事の時間を共にしました、久しぶりに顔を合わせ、近況を語り合いながら、気づけばあっという間に時間が過ぎていきました。彼が当社で働いてくれていた頃のことを、正直に振り返らなければなりません。あの頃の当社は、今とは大きく異なる状況でした、業績はそれほど良くなく、労働環境も、今と比べれば決して整っているとは言えませんでした。十分な給与を出せていたわけでもなく、理想の職場環境を提供できていたわけでもありません。経営者として、今振り返ると申し訳ない気持ちが込み上げてくる部分もあります。しかし彼は、そんな状況の中でも、真剣に仕事と向き合い続けてくれました。そして今日、彼から伝えてくれた言葉が、胸に深く刺さりました。当社で培った社会人としての基礎力が、今の自分の土台となっている、という言葉です。特に、社会人としての価値観を持てたことがとても大きかったと、真剣な表情で語ってくれました。この言葉を聞いた瞬間、込み上げてくるものがありました。業績が厳しく、環境も整っていなかったあの時代でも、当社が一貫して伝え続けてきた理念や価値観が、確かに彼の中に根付いていたということです。モノや制度では伝えられなかったものが、日々の関わりや言葉の積み重ねを通じて、しっかりと届いていたということです。これは、経営者として何よりも嬉しい事実でした。会社が社員に与えられるものは、給料や福利厚生だけではありません。むしろ、どんな価値観を持って生きるか、どんな姿勢で仕事に向き合うか、そういった人間としての根幹に関わるものを伝えることが、経営者として最も大切な役割の一つなのだと、改めて実感しました。そして今日もう一つ、嬉しいことがありました。彼がこれから新たなチャレンジをするというのです、詳しい内容を聞きながら、その目の輝きと言葉の力強さに、社会人として確かに成長した姿を感じることができました。当社にいた頃の彼と、今日目の前に座っている彼は、明らかに違います、自分の言葉で語り、自分の意志で未来を選び取ろうとしている、その姿が眩しく見えました。人の成長を見ることが出来る喜びは、経営者にしか味わえない特別なものだと感じています。自分が関わった人間が、時を経てこれほどまでに成長し、新たな挑戦へと向かっていく、その姿を目の当たりにできた今夜は、経営者として本当に幸せな瞬間でした。これからの彼の挑戦を、心から応援しています、当社で過ごした時間が、その挑戦の土台の一部となっているならば、これ以上の喜びはありません。どうか思い切り、自分の可能性を広げていってほしいと思います。
2026年07月07日
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日々、社員の成長を感じる瞬間があります。その一つひとつが、経営者としての何よりの喜びであり、励みになっています、そして今日、また一つ、胸が熱くなる出来事がありました。営業2部において、来期に向けた戦略的フォーカス策定会議が行われました。その会議の内容を聞いた時、思わず目頭が熱くなりました。前期、ギリギリのところで届かなかった高い目標がありました。あと一歩というところで達成できなかったその悔しさを全員が共有していたはずです。普通に考えれば、その悔しさを踏まえて、今期は少し現実的な目標に修正しようという発想が生まれても不思議ではありません。届かなかった目標をそのまま掲げ続けることへの不安や、セーフティーゾーンに留まりたいという本能が働くことは、人間として自然なことです。しかし営業2部のメンバーは、全く逆の選択をしました。前期届かなかった目標を必達するために、さらに高い目標を全員一致で設定したというのです。この事実の重さを、改めて噛みしめています、全員一致というところが、特に重要です。誰か一人が引っ張ったのではなく、チーム全員が同じ方向を向き、より高い挑戦を自ら選び取ったということです、これは、組織として本物の覚悟が生まれている証だと感じています。なぜ、より高い目標を設定することが必達につながるのか。一見すると矛盾しているように思えるかもしれません、しかし、これには深い意味があります。高い目標を掲げることで、思考と行動の次元が上がります、「どうすれば達成できるか」ではなく、「どうすれば超えられるか」という視点で戦略を組み立てることで、これまでとは違うアイデアや動き方が生まれてきます。セーフティーゾーンに留まる発想では、決して辿り着けない景色が、そこには広がっています。また、全員が高い目標にコミットするということは、チームとしての一体感と覚悟が生まれるということでもあります。「やらされている目標」ではなく、「自分たちで選んだ目標」だからこそ、壁にぶつかった時にも諦めずに向き合い続けることができます。当社が大切にしている「チャンス&トライアル」の精神が、営業2部のメンバーの中に確実に根付いていることを、今日の出来事が証明してくれました。果敢に挑戦する姿勢、セーフティーゾーンに逃げない覚悟、その両方が、全員の中に宿っています。理念経営に取り組んで22年、社員幸福度の向上を目指し続けてきた積み重ねが、こうした形で花開いていることを、経営者として心から誇りに思います。営業2部の皆さんの挑戦を、全力で応援しています、その覚悟に応えられるよう、経営者として最高の環境と支援を整えてまいります。共に、高い目標の先にある景色を見に行きましょう!
2026年07月06日
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2021年、『日経トップリーダー』の「祈りの経営」という特集で、私の「毎月欠かさない往復7時間のお墓参り」を取り上げていただきました。あれから5年。当時は正直、自分の中でも「これは信仰というより、忙しい経営の中で自分を整えるための時間なんです」というくらいの感覚でお話ししていたと思います。ところがこの5年間を振り返ると、あの習慣が想像以上に今の経営の土台になっていたことに気づかされます。今日は、5年間で何が変わり、何が変わらなかったのかを書いてみたいと思います。コロナ禍があり、会社としても大きな山を越えました、忙しさで言えば、この5年の方がはるかに濃かったはずです。それでも、毎月のお墓参りだけは10年以上、一度も途切れていません。むしろこの習慣が増えました、会社と自宅の神棚へのお参り、毎日の伏見稲荷大社への朔日参り、大神神社への定期参拝、伊勢神宮、出雲大社など、祈りが習慣化しています。「経営が忙しくなったら削るもの」の代表格が、こうした時間だと思います、ですが実際にやってみると、逆でした。忙しい時ほど、この時間を確保した方が経営の判断がぶれない、そのことに、この5年で何度も気づかされました。2021年当時、私にとって参拝やお墓参りは「自分を整える個人的な習慣」でした。しかし今は違います。コロナ禍からのV字回復、100億企業への挑戦、社員幸福度の右肩上がり、こうした経営の局面すべてに、あの習慣で培った感覚がそのまま生きていると感じています。具体的には、次の3つです。1.人を先に置く ― ハッピートライアングル私たちの会社には「ハッピートライアングル」という考え方があります、社員が成長する → お客様が感動する → 会社が利益を得る、この順番です。利益が先ではありません。これは経営理論として学んだものではなく、毎月神様やご先祖に手を合わせる中で、「自分の力だけで会社が回っているのではない」と繰り返し実感してきたことの延長線上にあります。感謝の対象が、ご先祖から社員やお客様に広がっていった、という感覚が近いかもしれません。2.感謝を「言葉」ではなく「習慣」にする「感謝しています」と言うのは簡単です、でも本当に大事なのは、それを行動に変えて、続けることだと思っています。毎月往復7時間かけてお墓へ行く毎月1日に伏見稲荷へ朔日参りに行く、この「続ける」という行為自体が、社内でも「チャンス&トライアル」という文化ー挑戦を続け、失敗しても続けるという発想と、実はつながっています。3.全ての因は我に在り講演でもよくお伝えしている言葉ですが、「全ての因は我に在り」を大切にしています、うまくいかないことがあった時、外に原因を探すのではなく、まず自分を見つめる、これは参拝を続ける中で自然と身についた姿勢です。神社やお墓の前で手を合わせる時間は、自分を律し、責任を自分に引き戻すための時間でもあります。参拝やお墓参りを続けている目的は、「お願い事を叶えてもらう」ためではありません。「感謝を伝え、自分の心を整える」ことに、ずっと重きを置いてきました。5年前の特集は、そのことに気づかせてくれるきっかけでした、そして5年経った今、この習慣なしに今の経営は語れないと、はっきり言えるようになりました。これからも、この習慣は変えずに続けていきたいと思います。
2026年07月05日
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最近、素敵な出会いやご紹介が続いています。良いご縁というのは、不思議と重なるもので、一つの出会いが次の出会いを生み、その縁がまた新たな可能性へとつながっていく。この連鎖を肌で感じる瞬間は、経営者として何よりもワクワクする瞬間です。今日は土曜日でしたが、夕方から2件のオンラインミーティングがありました、休日にもかかわらず時間をつくってくださった方々への感謝とともに、その内容が非常に刺激的なものとなり、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。いずれのミーティングも、素晴らしいご縁に発展しそうな、とてもありがたい時間となりました。今回の出会いのキーワードは、「海外」と「IP」です。IPとは、知的財産のことです。キャラクターや作品、ブランドといった日本独自のコンテンツ資産を指しており、世界的に見ても日本のIPは非常に高い価値と人気を誇っています。アニメ、マンガ、ゲーム、キャラクターグッズ、こうした日本発のコンテンツが、世界中のファンを熱狂させていることは、今や誰もが知るところです。今回ご縁をいただいた案件は、高市内閣の重要施策の一つである、「日本のIPを積極的に海外展開する事業」についての協業の可能性を探るものでした。国を挙げて日本のIP産業を世界に広げていこうという大きな流れの中で、当社がどのような形で貢献できるのか、その可能性について深い議論をさせていただきました。当社が長年培ってきた「ファン創り」という哲学と、このIP×海外展開というテーマは、非常に親和性が高いと感じています。ファンの心を動かし、熱量を生み出し、応援される存在をつくっていく、この本質は、国内だけでなく、海外においても普遍的に通用するものです。むしろ、日本のIPが持つ独自の魅力を世界のファンに届けるというミッションは、まさに当社のミッションである「ファン創りを通じて、感謝と笑顔があふれる世界を創る」と完全に重なっています。さらに、今回の出会いでは、国内における可能性についても大きな手応えを感じました。日本国内での推し活グッズとしてのマーケット拡大です、推し活市場は今まさに爆発的な勢いで広がっており、ファンの熱量を形にするグッズや体験の需要は、これからもさらに拡大していくことが見込まれます。当社のモノづくりの力と、ファン創りという視点を掛け合わせることで、この市場において大きな価値を発揮できる可能性を感じています。海外展開と国内の推し活市場、この二つの方向性が重なり合う場所に、当社の新たな可能性が広がっているのかもしれません。土曜日の夕方に始まったこの出会いが、どんな未来へとつながっていくのか、今からとても楽しみです。良いご縁に感謝しながら、これからも誠実に、一つひとつの出会いを大切にしてまいります。
2026年07月04日
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最近入社してくれた社員に、転職活動中にどのように会社を見極めていたのかをヒアリングしました。採用する側の視点ではなく、選ばれる側の視点から、どんな基準で会社を判断していたのかを聴くことは、経営者にとって非常に価値のある機会です。様々な話を聞く中で、最終的に一つの重要なキーワードに辿り着きました。それが、「ESへの本気度」という言葉です。ESとは、Employee Satisfaction、つまり社員満足度のことです、福利厚生の充実や、働きやすい環境づくりに取り組んでいる会社は、今や珍しくありません。しかし転職活動を通じて数多くの会社を見てきた中で、この社員に響いたのは、制度の充実度ではなく、その制度に込められた「本気度」だったというのです。この言葉は、深く考えさせられるものでした。福利厚生を整えることは、確かに大切なことです、しかし問題は、その制度が誰のために、どんな想いで設計されているかということです。見栄えの良い制度を揃えることを目的にしているのか、それとも本当に社員一人ひとりの幸福度を高めることを目的にしているのか、その違いは、実際に働き始めると必ず伝わってくるものだと言います。さらに深い気づきがありました。本気度が問われるのは、制度の設計段階だけではないということです、実際の運用の場面で、社員のためになるならば、臨機応変に変更するくらいの柔軟性があるかどうか。一度決めたルールに縛られるのではなく、「この制度は本当に社員のためになっているか」を常に問い直しながら、必要であれば変えていく姿勢があるかどうか。ここにこそ、ESへの本気度が如実に現れるというのです、そして最も印象的だったのが、この言葉でした。会社の制度として存在していなくても、社員からの申し出があり、それが社員幸福度を高める取り組みであるならば、すぐに創ろうとするくらいの本気度が問われる、ということです。これは、非常に高いハードルです、しかし同時に、これこそが本物のES経営の姿だとも感じます。制度があるから対応するのではなく、社員のためになるならば制度そのものをつくってしまう。この発想の転換が、社員にとって「本当に自分たちのことを考えてくれている会社だ」という確信につながっていくのだと思います。当社が大切にしている「社員幸福度右肩上がり」という目標も、まさにこのESへの本気度があってこそ実現するものです。言葉として掲げるだけでなく、日々の判断や行動の中で、それを体現し続けることが求められます。今回のヒアリングを通じて、これからさらに良い会社をつくっていくためのポイントが、この「ESへの本気度」にあることを、改めて強く感じました。社員から申し出があった時に、すぐに動ける組織でありたい、その姿勢を持ち続けることが、選ばれ続ける会社への道だと確信しています。
2026年07月03日
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今日は、関西テレビ主催のイベントに参加しました。テーマは、「中小企業がマスメディアに取り上げられるための考え方」です。普段あまり意識することのない視点でしたが、参加してみると、経営そのものの本質に深く関わる内容で、大変刺激的な時間となりました。イベントの中で、最も印象に残ったのは、一つのシンプルな言葉です、「マスメディアに取り上げられるために最も大切なことは、社会課題を解決することである」この言葉を聞いた瞬間、深く納得しました、テレビや新聞などのマスメディアは、視聴者や読者にとって価値のある情報を届けることを使命としています。その価値の根底にあるのは、「社会にとって意味があるかどうか」という視点です、つまり、自社の商品やサービスをPRしたいという発想だけでは、メディアには響かないということです。大切なのは、その取り組みが社会のどんな課題に向き合い、どう解決しようとしているのか、その文脈を明確にすることです。そしてその上で、中小企業ならではの「とんがった取り組み」をストーリーとして伝えること、大企業にはできない、小回りの利く独自の挑戦や、人間味あふれるエピソードこそが、メディアの目に留まる鍵になるというのです。実際のニュース番組のプロデューサーからも、現場のリアルな視点でお話を伺うことができました、どんな切り口が視聴者の心を動かすのか、どんなストーリーがニュースとして成立するのか、その解像度が一気に上がった気がしました。そして自然と、「当社ならどうだろうか」という問いが頭に浮かんできました。改めて考えてみると、当社にはメディアの目を引き得る、いくつかの「とんがった取り組み」があることに気づきました。一つは、管理職の8割が女性であるという事実です、女性が活躍できる職場づくりは、現代社会における重要な課題の一つです。理念や制度だけでなく、実際に管理職の大部分を女性が担っているという現実は、社会課題の解決という文脈において、十分に語れるストーリーがあると感じています。もう一つは、外国人社員を採用し、その母国への家庭訪問を行うという取り組みです、多様性の実現や、外国人が働きやすい環境づくりは、これからの日本社会における大きなテーマです。採用して終わりではなく、その社員の背景や家族にまで向き合おうとする姿勢は、他にはなかなか見られない、当社ならではの「とんがり」ではないかと感じました。これらの取り組みは、これまで社内では当たり前のこととして捉えてきました、しかし今日の学びを通じて、この「当たり前」の中に、社会に向けて発信できる価値が眠っていることに気づかされました。自社の取り組みを、社会課題の解決というストーリーとして発信していく、その視点を持ちながら、これからの広報活動を深めていきたいと思います。
2026年07月02日
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毎月1日は、伏見稲荷大社への朔日参りの日です。今年で4年目を迎えました。毎月欠かさず、月の始まりにこの地へ足を運ぶという習慣が、今や私の生活の中に深く根付いています。朔日参りとは、毎月1日に神社へ参拝し、先月の感謝を伝え、今月の誓いを新たにするという習わしです。伏見稲荷大社の朱色の鳥居が連なる参道を歩きながら、静かに自分自身と向き合うこの時間は、月の始まりに心を整えるための、私にとってかけがえのない機会となっています。しかし今日、改めてこの4年間を振り返りながら、一つのことに気づきました。毎月参拝できているということは、決して当たり前のことではないということです。考えてみれば、この習慣を継続するためには、いくつかの条件が揃っていなければなりません。まず、体調が整っていること。毎月1日に参拝できるということは、その日を健康な状態で迎えられているということです、病気や怪我で体が動かなければ、この習慣は続けられません。次に、会社経営が軌道に乗っていること。経営が行き詰まり、緊急の対応に追われているような状況では、毎月1日に時間をつくることは難しくなります。会社が安定して動いているからこそ、この参拝の時間を確保することができます。そして、人間関係が順調であること。家族、社員、お客様、仲間との関係が良好であるからこそ、穏やかな気持ちで参拝の場に立つことができます。深刻な人間関係のトラブルを抱えていれば、神社の静寂の中でも、心は休まらないかもしれません。体調、経営、人間関係。この三つがすべて整って初めて、毎月の参拝が実現します。4年間、48回の参拝を継続できたということは、この三つが、ありがたいことに概ね整い続けてきたということを意味します。これは本当に、感謝以外の言葉が見つかりません。日々の忙しさの中では、つい「今月も参拝できた」という事実を当たり前のように受け取ってしまいがちです。しかし立ち止まってよく考えてみると、この当たり前の中に、数えきれないほどの「ありがたさ」が詰まっています。健康に生かされていること、会社を続けられていること、良い縁に恵まれていること、そのすべてが揃って初めて、今日という日の参拝が実現しているのです。当たり前と思わず、感謝の気持ちを持ち続けること。この言葉は、口にするのは簡単ですが、日々実践し続けることは決して簡単ではありません。忙しさの中で、うまくいっている時ほど、感謝の気持ちは薄れやすくなります。だからこそ、毎月1日に伏見稲荷大社へ足を運び、手を合わせるこの時間が、感謝の気持ちをリセットし、また新たに積み上げていくための大切な機会になっているのだと感じています。5年目、6年目と、これからも感謝の気持ちを胸に、朔日参りを続けてまいります。
2026年07月01日
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経営理念を大切にしている会社は、世の中に数多くあります。理念を掲げること自体は、それほど難しいことではありません、立派な言葉を選び、額に入れて掲げることもできます。しかし本当に難しいのは、その理念を社内の隅々まで浸透させ、社員一人ひとりの行動や判断の基準として根付かせること、つまり「風土」として定着させることです。当社も、理念経営に取り組み始めて、今年で22年目を迎えました。正直に振り返ると、決して平坦な道のりではありませんでした、理念を伝えても、すぐに浸透するわけではありません。言葉だけが独り歩きしてしまったり、現場の実務との間にギャップが生まれてしまったりすることもありました。理念を語ることと、理念が当たり前のものとして社内に息づくことの間には、想像以上に大きな距離があると、長年実感し続けてきました。しかし、最近になって、ようやくある実感が生まれてきました。経営理念が、社内の風土として浸透してきた、という手応えです。社員が指示されなくても自然と理念に基づいた行動をとってくれる場面が増えてきました。お客様への向き合い方、仲間同士の関わり方、課題に直面した時の判断基準、そういった日常のあらゆる場面に、理念の精神が滲み出てきていると感じる瞬間が、確実に増えています。これは、22年という長い年月をかけて、少しずつ少しずつ積み重ねてきたことの結果なのだと思います。今、現状に点数をつけるとすれば、70点くらいだと感じています。まだまだ上には上があります、100点という到達点があるとすれば、そこまでの道のりは決して短くはないでしょう。しかし、ここまで振り返ってみると、かなりのところまで浸透してきたという実感があり、これは率直に、誇らしい気持ちでもあります。理念経営とは、一朝一夕で完成するものではありません、経営者がぶれずに語り続け、体現し続け、そして社員一人ひとりがその理念に共感し、自分の言葉として語れるようになるまで、地道な積み重ねが必要です。当社が22年かけてようやく70点まで辿り着いたという事実は、理念経営の本質的な難しさと、同時にその尊さを物語っているのだと思います。そして今、私が次に目指したいのは、この理念を社内だけでなく、社外にも認知してもらえる状態にまで高めていくことです。社員一人ひとりが体現している理念の姿が、お客様や協力会社の皆様、そして社会全体にまで伝わっていく。「あの会社は理念をしっかり実践している会社だ」と、外部の方々からも自然に認識していただけるようになること、それこそが、理念経営の本当のゴールなのではないかと感じています。70点という今の到達点に満足することなく、これからも理念の浸透をさらに深め、社内外にその姿を示し続けてまいります。22年間の積み重ねを誇りに思いながら、次の10年、20年に向けて、さらに歩みを進めてまいります。
2026年06月30日
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61期がスタートして、最初の1カ月が終わりました。ギリギリではありましたが、初月の目標を達成することができました、今のところ、7月、8月を含む第1四半期も、達成見込みで推移しています。前期よりも高い目標を掲げてスタートした61期、その出だしとしては、順調なスタートを切れたと言えるのではないかと思います。60期で築き上げた勢いと自信を、しっかりと次のステージへつなげられている実感があり、まずはホッとしています。しかし、この順調な数字の裏側で、見過ごすことのできない課題も浮かび上がってきています。受注が好調であることは、本来であれば喜ばしいことです、お客様からの期待に応えられている証であり、当社の営業力や信頼関係の積み重ねが結果として表れているとも言えます。しかし、その好調さと引き換えに、現場に大きな負荷がかかっているという現実があります。加工現場では、疲弊が見え始めています、受注の量に対して、現場の体制やキャパシティが追いついていない部分があり、その歪みが少しずつ表面化してきています。さらに、品質の維持にも難しさが生じてきています、忙しさの中で、細部への配慮が行き届かなくなれば、それはやがてお客様への価値提供そのものに影響を及ぼしてしまいます。これは、決して軽視できる課題ではありません。売上や受注の数字だけを見れば、確かに順調です、しかしその数字を支えているのは、現場で働く一人ひとりの力です。その現場が疲弊し続けてしまえば、いずれ品質の低下や、離職といった、より深刻な問題に発展してしまう恐れがあります。好調な数字の裏にある"歪み"を、早い段階でしっかりと見極め、手を打っていく必要があります。これまでも、組織が成長していく過程では、常に「成長と拡張の一致」というテーマに向き合い続けてきました。売上の伸びに対して、組織の器が追いついているかどうか、その視点を常に持ち続けることが重要だと、改めて痛感しています。だからこそ、今、当面の課題として向き合うべきは、「全体の底上げ」です。加工現場の体制を見直すこと、業務の進め方を改善すること、必要な人員や仕組みを整えること、そして何より、現場で頑張ってくれている社員たちの声にしっかりと耳を傾けることです。受注の好調さを、組織全体の喜びとして享受できる状態をつくっていくことが、これからの私たちの責任です。61期は、まだ始まったばかりです。良いスタートを切れたこの勢いを大切にしながらも、見えてきた課題にしっかりと向き合い、全体の底上げを進めてまいります。社員一人ひとりが無理なく、誇りを持って働き続けられる組織を目指して、これからも一歩ずつ前進してまいります。
2026年06月29日
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大学3年生になった長男の、就職相談に乗る時間がありました。息子と将来について深く話すこの機会は、父親として、そして経営者として、特別な想いを持って向き合う時間となりました。最初は色々と話を聞いてみましたが、正直なところ、長男はまだ自分が本当にやりたいことを見つけられていないようでした。これは決して珍しいことではありません、多くの大学生が、就職活動を目の前にしながらも、「自分が何をしたいのか分からない」という悩みを抱えています。そこで私は、当社が新卒採用の際に実際に取り組んでいる「自己観照ワーク」を、長男と一緒にやってみることにしました。自己観照ワークとは、自分自身の価値観や、これまでの経験、感情の動きを丁寧に振り返りながら、自分という人間の本質に向き合っていく作業です。何が好きで、何が嫌いか。どんな時に喜びを感じ、どんな時に苦しさを感じるか、これまでの人生の中で、何を大切にしてきたのか、こうした問いに、一つひとつ向き合っていきます。このワークを長男と一緒に行いながら、改めて強く感じたことがあります。自分の価値観をいかに明確にするか、これは就職活動のためだけのものではありません、これからの人生、未来の生き方そのものを決めるための、極めて重要な土台になるということです。就職先を選ぶという行為は、単に「働く場所」を選ぶことではありません、どんな価値観を持ち、どんな生き方をしていきたいのか、その選択そのものなのです。だからこそ、表面的な条件や、知名度だけで会社を選んでしまうと、後になって「本当にこれが自分の望んでいた道だったのか」と迷いが生じてしまうことがあります。自己観照ワークを通じて、長男は少しずつ、自分の中にある価値観の断片に気づき始めていました。すべてが明確になったわけではありませんが、これまで意識していなかった自分自身の一面に、少しずつ触れることができたように感じます。就職活動という機会は、人生の中でも、自分自身と深く向き合う、非常に貴重な時間です。多くの選択肢の中から一つを選ばなければならないというプレッシャーがある一方で、これほどまでに「自分とは何か」を真剣に考える機会は、その後の人生でも、なかなか訪れません。だからこそ、この貴重な機会を、ただ「内定をもらうための活動」として終わらせてほしくないと、強く願っています。むしろ、この機会を通じて、自分の価値観を明確にし、これからの人生をどう生きていきたいかを、自分自身の言葉で見つけ出してほしいと思っています。父親としても、経営者としても、これからも長男の歩みを見守り、必要な時にはサポートをしていきたいと思います。自分の価値観に基づいた選択をし、納得のいく未来を歩んでいってほしい、その想いを胸に、これからも寄り添っていきます。
2026年06月28日
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どんなことでも、必ず成長できる。これは、私が長年大切にしている信念です、経営においても、人生においても、この信念を持ち続けることで、これまで多くの壁を乗り越えてきました、そして昨日、この信念を改めて体感する出来事がありました。ゴルフのスイング大改造に取り組んだのです。改造のポイントは、大きく二つありました、一つは、ボディターンスイングへの変更で、もう一つは、ボールから離れて立つということです。この二つの変更、特に「ボールから離れて立つ」という点に、大きな抵抗がありました。長年の経験から、ボールから離れて立てば、当然ミート率が下がるはずだという思い込みがあったからです。何十年とゴルフをやってきた中で築き上げてきた、いわば自分なりの「常識」で、その常識を壊すことへの恐れが、正直なところありました。しかし、最近のスコアの低迷が、私に大きな決断をさせてくれました。これまでのやり方を続けていても、現状を打破することはできない、それならば、思い切って常識を疑い、大きく変えてみよう!そう決意し、実際にスイングを変えてみました。結果は、私の予想を大きく超えるものでした。ミート率は格段に向上し、方向性も安定し、ボールの曲がりも明らかに改善されました、さらにはドライバーに関しては、飛距離も球筋も、これまでとは比べ物にならないほど良くなったのです。「ボールから離れたらミート率が下がる」という、長年信じ込んでいた常識は、完全に間違っていました。むしろ、その常識を壊した先に、これまで見えていなかった成長の景色が広がっていたのです。もちろん、代償もありました、スイングの大きな変化によって、腰に痛みが出てしまいました。これは決して軽視できるものではなく、今後の調整が必要だと感じています、しかしそれでも、今回得た確かな手応えは、その代償をはるかに上回る価値があったと感じています。この経験を通じて、改めて強く感じることがあります。人間には、無限の可能性があります、しかしその可能性は、現状維持という本能に抗い、これまでの常識ややり方を疑い、敢えて新しい挑戦をした時にしか、引き出されることはありません。長年の経験や成功体験は、時に大切な資産になりますが、同時に、新しい成長を妨げる壁にもなり得ます。経営においても、これは全く同じです、これまでのやり方に固執せず、敢えて常識を疑い、新しい方法に挑戦する勇気を持つこと。その先にこそ、想像を超える成長が待っているのだと、ゴルフのスイング改造を通じて、改めて実感しました。腰の痛みと向き合いながらも、この確かな手応えを力に変えて、これからもゴルフにおいても、経営においても、無限の可能性を信じて挑戦し続けてまいります。
2026年06月27日
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幸せな人と、不幸せな人。この二者の違いは何なのでしょうか。社員との個人面談を重ねる中で、この問いに対する、ある明確な答えが見えてきました。面談では、社員一人ひとりが、今抱えている課題や悩みについて話してくれます、仕事の進め方の難しさ、人間関係の悩み、思うようにいかない場面、様々な内容が語られます、その一つひとつに耳を傾けながら、私はあることに気づきました。それは、課題に向き合う時の「ベクトルの向き」が、人によって大きく異なるということです。自分を不幸せだと感じている人ほど、課題に対するベクトルが「外」に向いています。「上司がもっと教えてくれれば」「環境がもっと整っていれば」「会社の仕組みがもっと良ければ」、こうした言葉が自然と多くなります。課題の原因を、自分の外側にある何かに求めようとする傾向があります。一方で、自分を幸せだと感じている人は、課題に対するベクトルが「自分」に向いています。「自分にもっとできることがあったはずだ」「自分の伝え方を変えれば、もっと良くなるかもしれない」、同じような課題に直面していても、その捉え方が全く違います。この違いは、決して些細なものではありません、むしろ、その人の人生そのものを大きく左右する、本質的な分岐点だと感じています。ベクトルが外に向いている人は、課題の解決を、自分以外の何かに委ねてしまいます。環境が変わらなければ何も変わらない、誰かが動いてくれなければ前に進めない、そういう状態に陥りやすくなります。すると、自分の手で状況を変える力を、自ら手放してしまうことになります、結果として、不満は積み重なりますが、その不満を解消する手段は自分の中にないため、いつまでも苦しい状態が続いてしまいます。一方、ベクトルが自分に向いている人は、課題に対して常に「自分に何ができるか」を考えます。環境や他人を変えることは難しくても、自分の行動や捉え方は、自分の意志で変えることができます。だからこそ、目の前の課題に対して、常に主体的に向き合うことができます、そしてその主体性こそが、状況を実際に変えていく原動力になります。これはまさに、当社が大切にしている「チャンス&トライアル」の精神そのものだと感じました。目の前の出来事をチャンスと捉えるか、それを他責にして立ち止まるか、その違いが、成長と幸福度の両方を決定づけているのです。面談を通じて、社員一人ひとりのこうした思考の癖に触れることができたことは、私にとって大きな発見でした。同時に、経営者として、ベクトルを自分に向けられる社員が一人でも多く育つ環境をつくることの大切さを、改めて痛感しました。幸せとは、与えられるものではなく、自分の捉え方次第で創り出せるものです。この事実を、これからも社員一人ひとりと共有しながら、感謝と笑顔があふれる組織をさらに深めていきたいと思います。
2026年06月26日
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今日から、大阪の社員との個人面談が始まりました。今日一日で、19人の社員と向き合いました。一人15分という時間ではありますが、19人ともなると、その積み重ねは決して軽いものではありません。一人ひとりに全力で向き合い続けるということは、想像以上に体力と気力を要する一日となりました。面談を終えた今、正直な気持ちを言えば、19人全員に対して、私が望むだけのパワーを与えられたかどうかは、自分自身では分かりません。手応えを感じられた瞬間もありましたし、もう少し深く話を聴けたかもしれないと感じる場面もありました。しかし、一つだけ確かなことがあります、今日この一日、私は精いっぱいやり切りました。これは決して言い訳ではなく、率直な実感です、一人ひとりの表情を見て、言葉に耳を傾け、その人なりの想いを受け止めようと、全力を尽くしました。完璧にできたかどうかは別として、その姿勢だけは絶対に貫いたという自負があります。そして、明日もまた19人との面談が控えています。正直に言えば、体力的にも気力的にも、決して楽な道のりではありません、しかし、この個人面談は、年に一回しかない貴重な機会です。社員一人ひとりにとって、経営者と直接、じっくり向き合える時間は、決して当たり前のものではありません。だからこそ、私自身がどれだけ大変であっても、その重みをしっかりと受け止めて、向き合い続けたいと思っています。経営者として、社員にエネルギーを与える立場にあるべきだと常々思っています。しかし、今日の面談を通じて感じたのは、私自身もまた、社員から多くのエネルギーをもらっているという事実です。それぞれの想い、それぞれの覚悟、それぞれの前向きな姿勢に触れることで、私自身の中にも、また新たな力が湧いてきます、これはまさに、お互いに与え合う関係性なのだと思います。明日も、19人の社員との時間が待っています。体力と気力の勝負になることは間違いありませんが、この機会を社員にとって意義あるものにするために、今日と同じように、精いっぱい向き合ってまいります。社員一人ひとりが、この面談を通じて、少しでも前向きな気持ちを持って明日からの仕事に向き合ってもらえたら、これ以上の喜びはありません。明日もまた、全力で向き合います。
2026年06月25日
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東京メンバーとの個人面談を終えて、改めて当社の特徴について考えてみました。社員一人ひとりと向き合いながら話をしていく中で、ふと一つのキーワードが浮かび上がってきました、それが、「コト売り」という言葉です。当社の事業は、販売促進の企画や、販促ツールの製作で、表面的に見れば、「モノをつくり、モノを売る会社」という見え方になるかもしれません。しかし、私たちが本当に大切にしているのは、その「モノ」そのものではありません。お客様の商品やサービス、つまり「モノ」を売っているのではなく、その商品やサービスを使ったら、どんな良いコトが生まれるのか。そこにフォーカスし続けることが、当社の本質です。例えば、その商品を使うことで、お客様の毎日にどんな変化が生まれるのか、どんな不安が解消されるのか、どんな不満が消えるのか、どんな不便が解決されるのか、こうした問いを、私たちは常に考え抜いています。販促物そのものは、あくまでも手段です、本当に提供したい価値は、その先にある「コト」、つまりお客様の先にいるお客様の体験や感情の変化です。この視点を持つことで、私たちの仕事は単なる製作業から、企画提案業へと進化していきます。そして、この「コト売り」の発想は、様々な形に応用されています。その一つが、「先読みサービス」で、お客様から依頼を受ける前に、「次にこういうことが必要になるのではないか」「こういう課題が出てくるのではないか」を先回りして考え、提案する、お客様が気づく前に、私たちが気づき、動く、これも、コトを起点に考えているからこそ生まれる発想です。もう一つが、「担当者が出世するためには何が必要か」という視点です。これは、お客様企業の担当者自身に焦点を当てた、非常に独自性のある考え方で、商品やサービスの先には、必ずそれを担当している「人」がいます、その方が社内でどう評価され、どう成果を認められるか、そこまで考え抜いて提案やサポートをすることで、単なる業者ではなく、「この人がいてくれて本当に助かる」と思っていただける存在になることができます。こうした積み重ねの結果として、私たちは多くのお客様から、「無くてはならないパートナー」として位置づけていただけるようになりました。これは、簡単に到達できる関係性ではありません、価格や品質だけで比較される「業者」の立場から、お客様の成功そのものに深く関わる「パートナー」の立場へ進化するためには、常にコトを起点に考え続ける姿勢が不可欠です。東京メンバーとの面談の中で、社員一人ひとりがこの「コト売り」の発想を、それぞれの現場で自然に体現してくれていることを実感しました。改めて、この考え方こそが当社の競争力の源泉であり、ファン創りの本質そのものだと感じています。これからも、モノではなくコトを売る会社として、お客様にとって無くてはならない存在であり続けてまいります。
2026年06月24日
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東京メンバーとの個人面談を終えて、改めて当社の特徴について考えてみました。社員一人ひとりと向き合いながら話をしていく中で、ふと一つのキーワードが浮かび上がってきました、それが、「コト売り」という言葉です。当社の事業は、販売促進の企画や、販促ツールの製作で、表面的に見れば、「モノをつくり、モノを売る会社」という見え方になるかもしれません。しかし、私たちが本当に大切にしているのは、その「モノ」そのものではありません。お客様の商品やサービス、つまり「モノ」を売っているのではなく、その商品やサービスを使ったら、どんな良いコトが生まれるのか。そこにフォーカスし続けることが、当社の本質です。例えば、その商品を使うことで、お客様の毎日にどんな変化が生まれるのか、どんな不安が解消されるのか、どんな不満が消えるのか、どんな不便が解決されるのか、こうした問いを、私たちは常に考え抜いています。販促物そのものは、あくまでも手段です、本当に提供したい価値は、その先にある「コト」、つまりお客様の先にいるお客様の体験や感情の変化です。この視点を持つことで、私たちの仕事は単なる製作業から、企画提案業へと進化していきます。そして、この「コト売り」の発想は、様々な形に応用されています。その一つが、「先読みサービス」で、お客様から依頼を受ける前に、「次にこういうことが必要になるのではないか」「こういう課題が出てくるのではないか」を先回りして考え、提案する、お客様が気づく前に、私たちが気づき、動く、これも、コトを起点に考えているからこそ生まれる発想です。もう一つが、「担当者が出世するためには何が必要か」という視点です。これは、お客様企業の担当者自身に焦点を当てた、非常に独自性のある考え方で、商品やサービスの先には、必ずそれを担当している「人」がいます、その方が社内でどう評価され、どう成果を認められるか、そこまで考え抜いて提案やサポートをすることで、単なる業者ではなく、「この人がいてくれて本当に助かる」と思っていただける存在になることができます。こうした積み重ねの結果として、私たちは多くのお客様から、「無くてはならないパートナー」として位置づけていただけるようになりました。これは、簡単に到達できる関係性ではありません、価格や品質だけで比較される「業者」の立場から、お客様の成功そのものに深く関わる「パートナー」の立場へ進化するためには、常にコトを起点に考え続ける姿勢が不可欠です。東京メンバーとの面談の中で、社員一人ひとりがこの「コト売り」の発想を、それぞれの現場で自然に体現してくれていることを実感しました。改めて、この考え方こそが当社の競争力の源泉であり、ファン創りの本質そのものだと感じています。これからも、モノではなくコトを売る会社として、お客様にとって無くてはならない存在であり続けてまいります。
2026年06月24日
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昨日から、社員との個人面談が始まりました。一人15分という、決して長い時間ではありません、しかし、社員全員とマンツーマンで向き合えるこの機会は、私にとって何よりも重要な時間です。日々の経営の中では、どうしても全体に向けた発信や、会議での議論が中心になります。もちろんそれも大切な機会ですが、社員一人ひとりの本当の気持ちに触れる機会は、意識的につくらなければ生まれません。だからこそ、この個人面談の時間を、私は特別なものとして大切にしています。面談の中で意識していることがあります。社員が今、どんな気持ちで仕事に向き合っているのか。これからどんな希望を持っているのか、そして、どんな不安を抱えているのか。こうしたことを、実際に本人の言葉と表情から、肌で感じ取ることを大切にしています。これは、資料やデータでは決して得られないものです。アンケートで「満足度」を数値化することはできても、その奥にある本当の感情までは見えてきません。直接顔を合わせ、声を聴き、目を見て話すことで初めて伝わってくる、生きた情報がそこにはあります。これまで12人の社員と面談を重ねてきました。その時間の中で、私が強く感じているのは、前向きなパワーです。一人ひとりが、それぞれの立場で真剣に仕事に向き合い、これからの成長や挑戦に対して、確かな意志を持っていることが伝わってきます。中には不安や課題を率直に語ってくれる社員もいますが、その不安の奥にも、「もっと良くなりたい」「もっと成長したい」という前向きな想いが感じられます。こうした言葉に直接触れられることは、経営者として何よりの喜びであり、励みになります。組織が大きくなるほど、経営者が社員一人ひとりと深く関わる機会は減っていきがちです。しかし、どれだけ規模が大きくなっても、この「一人ひとりと向き合う」という姿勢だけは絶対に失いたくないと考えています。社員の成長を経営理念の一番に掲げている当社だからこそ、その想いを言葉だけで終わらせず、実際の行動として積み重ねていく必要があります。今週は、ほとんどの時間をこの面談に使うことになります。スケジュール的には決して楽ではありませんが、この時間こそが、これからの組織づくりにおいて何よりも価値のある投資だと考えています。一人ひとりの声に耳を傾け、それぞれの想いを受け止め、必要なサポートを考えていく、その積み重ねが、社員幸福度の向上と、組織全体の成長に直結していくはずです。残りの面談も、感謝と笑顔があふれる時間にしていきたいと思います、社員一人ひとりとの対話を通じて、また多くの気づきと学びをいただける一週間になることを、楽しみにしています。
2026年06月23日
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