Yasuakiの株式投資日記

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2006年10月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
スポーツショップ業界の比較です。

ゼビオの決算資料によると2006年度のスポーツ小売市場の業界規模は
1.83兆円 となっていますが、1997年は2.37兆円、2001年
は2.05兆円と年々縮小傾向にあるようです。特にスキー、スノボー用品
の縮小が大きいです。

その中で上位3社のシェアは毎期上昇、寡占化しつつあるようで、2006
年では 19.3% となっています。

非上場も含めた売上高の順位は以下のとおりです。上位5社のシェアは22%


1位 アルペン 1733億円
2位 ゼビオ(単体)1036億円
3位 メガスポーツ 600億円 ※非上場
4位 ヒマラヤ 335億円
5位 ヴィクトリア 300億円 ※ゼビオ子会社




スポーツ1.PNG


アルペン が業界トップ。北海道から沖縄まで全国に展開しています。今年になって
ようやく上場してきました。いまさら・・・という感じなのですが(笑)。
前期はスクラップ&ビルドを積極的にすすめていて30店の出店に対して41店を
閉店しています。またイグニオ、キスマークといった自社ブランドの展開により
差別化を図ろうとしています。

<業態>     

・アルペン  121店舗 44,154百万円  -9.5%
・ゴルフ5  163店舗 62,559百万円 +13.7%
・スポーツデポ 61店舗 60,345百万円 +16.6%
    (合計345店舗)

<製品分野>

・ウィンター  30,764百万円  -5.8%
・ゴルフ    65,673百万円 +11.0%
・一般スポーツ 71,769百万円 +10.0%

今日まで知らなかったのですが、ゴルフ用品が実質的に主力事業となってるようですね。




2位は ゼビオ 。時価総額ではトップです。前期は業界5位のヴィクトリアを買収してい
ます。前期のヴィクトリアの既存店売上は年間を通して100%を大幅にクリア、年平均
で114.1%と経営改善が顕著に現れています。
<製品分野>
・ウィンター     22,327百万円
・ゴルフ       20,903百万円
・トレーニングウェア 21,341百万円
・競技スポーツ    36,939百万円
・アウトドア      9,080百万円


3位は ヒマラヤ 。2期前まで売上高はほぼ横ばいと停滞していましたが、不採算店
の整理も目処がつき、前期は7店舗の新規出店をするなど再び成長路線へ転換しつつ
あるようです。


4位は コージツ 。前期は変則決算のため売上が少なく出ています。2期前までは
スキー用品からの撤退等により売上高が減少傾向にありましたが、前期あたりから
中高年のアウトドア、トレッキングブームなどにより業績が回復傾向にあるようです。







増収率・増益率の比較です。



前期は度重なる寒波により業界全体が好調で大幅増益となっています。

売上高伸び率は ゼビオ が1位。主に前期の ヴィクトリア 買収によるものです。今期は
新規出店等により15%増収を計画。

2位は アルペン 。規模が大きいせいもあり伸び率は低いです。

3位は ヒマラヤ 。前期から再び高成長戦略に転換、今期は前期末の出店が貢献する
こともあり約20%増収の計画。





経常利益率・粗利率・販管費率の比較です。

スポーツ3.PNG



ゼビオ が9.2%と高利益率です。粗利率は平均以下ながら販管費率が低く、ローコスト
経営により利益率を高めているようです。

アルペン がやや低く7.8%。利益率は徐々に改善傾向にあります。アルペンは粗利率
が他の3社より大幅に高いです。これはゴルフ用品の売上構成比が高いことによるもの
でしょうか。販管費率も一番高いので比較的高粗利・低回転のビジネスなのかもしれま
せん。

ヒマラヤ は大きく離されて3.2%と低いです。






キャッシュフローの比較です。

スポーツ5.PNG

ゼビオ、アルペン、ヒマラヤ と大手3社はフリーキャッシュフローが比較的大きく、
比較的よい商売と言えそうです。





在庫回転期間の比較です。

スポーツ6.PNG

コージツ が最も回転期間が短いです。年々減少傾向にあるので、徐々に経営改善の
効果が現れてきていると考えられます。

ゼビオ は逆に毎年長くなる傾向にありやや注意が必要かもしれません。

アルペン が最も回転期間が長いで寸。やはりゴルフ用品の比率が高いことによるもの
かもしれません。





既存店売上高の比較です。

スポーツ7.PNG

前期は寒波のおかげもあり各社好調に推移しました。今期は差が出てきていて、 ヒマラヤ
ゼビオ は好調維持ですが、アルペンはやや低迷しています。








PERの比較です。

スポーツ8.PNG

今年の相場水準を考えると特段割安だと思える会社はあまりなさそうです。

上場大手3社中で割りと優良企業で成長性も高い ゼビオ は既に時価総額もトップ、予想
PER23.6倍と高い評価を与えられています。

ヒマラヤ が一番PER低いです。今期から再び出店を増やし、成長を志向しつつあり、
今のところ既存店も前期から絶好調を持続中です。このまま経営改善傾向が続くので
あれば少しは面白いかもしれませんが、他の成長小売企業と比較しても買う理由はなさそう。










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最終更新日  2006年10月16日 23時26分05秒
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