プリンセス・トヨトミ 』を観てきました。
原作は読んでいないのですが、CMで感じたB級な香りと、堤真一、中井貴一、綾瀬はるか、和久井映美・・・などの出演者につられてレイトショーで鑑賞。
内容は、堤真一ら演じる、会計検査院の三人が大阪を訪れるところから始まります。会計検査院というのは、ざっくりいうと、地方に交付された国税が正しく使われているか検査する独立機関のようです。そこで、なんか怪しいOJOという団体に交付された5億円という税の使途を調べるうちに、大阪というマチに隠された壮大な秘密に突き当たり・・・
前半はテンポよく、わくわくしながら観る事ができましたが、六対四くらいで、後半失速だっ感が否めません。プリンセストヨトミにまつわる謎解きも、いまいち釈然とせず、しかもいただけなかったのは、結末が親との絆というところに着地して、ステレオタイプの終わり方だったところ。堤真一の役どころには、もっと最後まで「鬼の松平」いてほしかったです。
ともあれ、綾瀬はるかはかわいかったし、堤真一も中井喜一も、みんな役者だなあといった体で満足感はありました。映画好きな方にはおすすめできませんが、色々つっこみながら気楽に観るにはいい映画だと思います。原作読んだら、映画で?だったところが解消されるかもしれませんので、機会があれば読んでみようと思います。
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