座 禅 猫

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バレエコード(外見!)

バレエ・コード~外見なんて気にしないわ~


「『何を着ようか』と言って、思い悩むな。」 マタイによる福音書6章31節



「学期末オープンハウスの衣装は、黒のストラップ・レオタードにピンクのタイツ」・・・と、先週、バレエの先生が言い放ちました。

ピンクのタイツ!

普段はおとなしい私なのですが、このときばかりは「黒のタイツじゃだめなんですか!?」「それじゃあ、肌色はっ!?」と食い下がりました。

しかし、

「だめ!バレエには、バレエ・コードというものがあるのです!」と、無残にも却下されてしまいました。

ピンクのタイツとはあまりにもあまり・・・。「Have mercy!(あわれみたまえ!)」と叫んで頭を抱える私をプッと笑うみんな。

もうこうなったら開き直るしかありません。ピンクといっても、ちょっと色味が入った白という感じなので、「気にしていないふり」をすることにしました。



日本より外見に対するプレッシャーがないので、楽といえば楽。

日本でやってたときは、腕丸見えはいやだからと長袖レオタード、おしりが気になると黒タイツ。さらにがさがさとサウナパンツをはき、それでもたりなくてTシャツ着込んだりして、何層もの着だるまになって踊ってましたが、今思うと、何を気にしていたんだろうという感じ。

こっち来てバレエを取ったら、もちろん、いかにもバレリーナ!風の子が多いのですが、なかには、おなかキューピーちゃんバレリーナや、水泳選手ですか、っていうバレリーナや、刺青もろだしのバレリーナがいてびっくり。目からうろこが何枚も落ちました。

「好きなことしてて何が悪い!」というムード、むんむんです。

体型や顔は、バラエティーに富みすぎてて、こうじゃなきゃだめ、ああじゃなきゃ恥ずかしい、っていうのがない。

「これはいい!」とだいぶ私も開けてきて、こうやってバレエも続けていたのですが、ピンクのタイツにはちょっとひるむところでした。

いかん、いかん、開き直れ「イウ」よ!(しかし、こうなると帰省したときに友人に「女捨ててるね!」といわれます、はい。)



さて、今日の授業は、衣装と化粧のチェックもありました。先生は私のピンクタイツ姿を見て、「Good!」とおっしゃいましたです。^^)-

ただ、化粧はして来い、と。していってたんですけどね!(@v@;;)それなら、明日の本番はドーラン化粧で臨みますよッ!(2005年4月28日)



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