ロックト・アウト！
帰って来たら鍵が開かない!日曜日にアパートのオフィスに泥棒が入ったので用心のために全戸鍵を取り替えたばかりだったのですが、急いで取り付けたためか調子が悪かったのです。
バレエからかえってきたのが8時。10分くらいあれこれしてみたけど開かなかったので、斜め下の友達のだんなさんに応援を頼みました。が、それでもだめ。仕方がないので友達のところにお邪魔してだんな君を待つことに。
10時ごろ上から音がするので見に行ってみたら、だんな君がすでにアパートの修理のおじさんを呼んでドアの前でがんばっていました。
おじさんは、はじめドライバーでかちゃかちゃやってみたものの、どうにもならないことがわかり次第にあせりはじめた様子。ぐっと力を入れたら、突っ込んだ鍵を根元からパキンと割ってしまいました。気まずい沈黙。
それを察したおじさん、もうやけのやんぱち。金槌でぐわんぐわんと鍵部分を破壊にかかりました。もう近所の人は出てきちゃうし、犬はほえるしの大騒ぎ。
破壊作業に汗かくこと1時間。バキッ！という音とともに鍵部分はノブごとポロリこぼれ落ちました。ドアにはぽっかりと丸い穴が・・・。おじさん安堵のため息。
とりあえず家に入れました。だんな君はトイレに直行でしたよ。おじさんがすぐに仮の鍵を付けてくれたので良かった。二人でお礼を言うと、おじさんは誇らしげに
「ノープロブレム！」
・・・(^^)ノープロブレムだった?・・・。とにかくありがとう！明日、ドアごと取り替えてくれるって。
部屋に入ってすぐ、猫を探したのですがどこにもいない！名前を呼ぶとベッドの下から震えて出てきました。怖かったよねー。ゴメンゴメン。
それにしても、鍵って結構頑丈だということがわかりました。あんなに大騒ぎしないと開けられないなんて。ちょっと見直しちゃったけど、日本で流行ってるピッキングの人とかって、ルパン並みの技術を持ってるんだろうか?
(2004/3/4)
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