長崎26聖人で･･･!?
シオンの子らはその王によって喜び踊れ。
踊りをささげて御名を讃美し
太鼓や竪琴を奏でてほめ歌を歌え。
～詩篇149編2-3節
さて、カトリックでは信仰の先輩を「聖人」として親しんでいますが、日本に関る聖人たちも何人かいます。
有名なのは、長崎26聖人。長崎に行かれたことのある方は、駅近くの西坂の丘にある聖人達のレリーフ像を見たことがあると思います。秀吉がキリシタン禁制をしいたときの殉教者です。
おととし、長崎に行ったときに買った２６聖人のメダリオン、表は荒削りな聖母子像、裏は２６聖人のレリーフになっています。素朴なデザインが気に入って、妹にもお土産にあげました。
すると、そんなことも忘れていた昨日、妹からこんなメールが・・・。
「シンちゃん(息子１歳半)たら、お姉ちゃんにもらった26聖人のメダイがすごく気に入ってるの。聖人の絵を見ながら「オー！レー！」っていってるんだよ。」と・・・。
私は、
(何で「オー！レー！」？聖人たちの衣装がサッカーのユニフォームにでも見えたのかな?）
と思って、返事にそう書きました。
すぐ返事が来て、
「シンちゃんの「オー！レー！」は、26聖人の十字架の絵が マツケンサンバ に見えるみたい。」
え！？ そうだった？
早速、箱からメダリオンを取り出して見てみると・・・
十字架にかかった中央の「聖パウロ三木」、衣装は和風で両手を高く広げている・・・。後ろの聖人たちも両手を広げて・・・。「腰元ダンサーズ」に見えなくも、ない・・・・?! てことは、日本の誇る聖人、パウロ三木は「マツケン」・・・! 言われて見れば、腰つきが・・・！
「２６聖人でマツケンサンバ!！」
うはあ！
ひとしきり笑ってしまいました！シンちゃんの目にはそう見えたのね。
ばちあたり？
いえ、きっと２６聖人は「まいったな・・・」と照れ笑いしながら、ゆるしてくれるでしょう。(2005年4月17日)
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