原材料別焼酎

原材料別焼酎と泡盛 文字拡大
 米焼酎

多くの焼酎は麹に米が使われているが、麹も二次仕込みもすべて米で造っている。米ならではの深みあるまろやかな味わいが特徴。主生産地は熊本県球磨地方。米100%を原料に、熊本県球磨郡または人吉市の地下水で造られた本格焼酎はとくに「球磨焼酎」と称される。

 麦焼酎
香ばしさと軽やかな味わいが特徴。原料は二条大麦。主生産地は「いいちこ」、「二階堂」に代表される大分県であるが、最初に作られたのは長崎の壱岐。法律上、「壱岐焼酎」とは、大麦と米麹を原料に島の水で仕込み、島内で蒸留、瓶詰した焼酎に限られる。
 芋焼酎
でんぷん質の多い薩摩芋を使用しているため他の焼酎と違って材料の長期保存が不可能。従って、仕込みの時期は8月から11月に限定されている。芋焼酎の特徴はそのほのかな甘みとコク。主生産地は鹿児島県と宮崎県。鹿児島県産は野性味あふれる本格派の銘柄が多いが、宮崎県の芋焼酎は、鹿児島産のものに比べて、柔らかな飲み口のライト・タイプが多い。
 黒糖焼酎
奄美諸島の特産品。通常黒糖を蒸留して作られたお酒はラム酒と同様、酒税上は「ウィスキー」に分類されるが、米麹を使用することにより本格焼酎として認められた。キャラメルのような独特の甘い香りが特徴。
 泡盛
沖縄で造られる本格焼酎。原料はタイ米と黒麹菌を使用。できたては香りや味に刺激があるが、寝かすほどにまろやかさと深みが増すのが特徴。泡盛の全量を3年以上貯蔵したもの、又は混和したもので、3年以上貯蔵した泡盛が、混和後の泡盛の総量の50%を超えるものを古酒(クース)と呼称できる。
 その他の焼酎
主原料はさまざまで、でんぷん質が含まれていれば、なんでも焼酎にすることができる。蕎麦・栗・じゃがいも・しそ・ごま・人参・牛乳・とうもろこしなどなど。


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