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『今後の教訓に』 それでは本日もドラフトの総括をしていきたいと思います。今回は今後予想するうえでの教訓や個人的な感想を書いていき、今回で最終回となります。 『感想』・ 今年は選手が当たった ドラフト展開予想は見事に外れたものの、選手名は佐々木内野手、岡本投手、渡邊捕手(この選手はほんの少し触れただけなので微妙ですが)、菊地ハルン投手、小船投手、竹下投手と指名した選手の8人中6人が的中する結果となりました。ただ岡本、菊地、小船投手らは誰か1人を指名するのではないか?と思っていたのですが、まさか3人全員を指名するとは予想外でした^^;。・ ドラフト展開予想は大外れ 一方でドラフト展開は大外れ、個人的にはこれまでのドラフトで指名しきれなかった部分を補強していくのかな?と感じましたが、実際は長打、大型投手の将来性、恒例の大社左腕とポジションよりは一部分に絞って指名していったのかな?と思いました。 『教訓』・ やはり上位指名野手は身体能力に拘る 宗山を1巡目指名するも抽選で外してしまい、その後に1巡目指名したのは右の強打者且つ地元出身として注目された渡部外野手ではなく佐々木内野手でしたが、その理由としてはやはり身体能力の高さにあるのではないでしょうか?実は足が速い選手で、一塁駆け抜けは右打者ながら4.2秒と速く、守備範囲も広いと評判で肩も元投手だけあって非常に強い選手です。佐々木が選ばれたのは身体能力も高かったからと言えるのではないでしょうか。・ 連続で野手の指名はない? 今回は野手ドラフトと白武スカウト統括部長が発言した事で野手を上位で連続指名するのかな?と思いきや、実際は大卒左腕を指名するなどまんまとしてやられました、長年広島は投手を連続指名する事はあっても野手を連続指名することはなく、やはりその部分は崩れないのかな?と思います。・ 北海道・東北地区と北関東・北陸地区の躍進、東海・近畿地区健在 長らく指名があまりない印象のあった北海道・東北地区ですが、大道を指名して以降は本指名で担当地区の選手がの指名が増えてきていますね。そして東海や近畿地区は今年も健在、特に東海地区は今年そこまで注目される選手が多くなかった中でも育成で2人が指名されています。他には北関東・北陸地区担当の高山スカウトが推薦する選手も増えていますね。逆に影を潜めているのが九州地区、田村スカウトが昇進して末永スカウトになって以降は指名が少なくなっており、3巡目指名も岡本と西武3巡目の森下二世と称された狩生投手が両方残っていたものの、岡本が選ばれています。そして中国・四国地区は殆ど壊滅的で、指名が途絶えてしまっており、ここから指名する事は殆どないという事でしょうか?・ 引っ掛けの白武統括部長、素直な田村スカウト部長 これは前回でも触れましたが、やはり白武スカウト統括部長はコメントの信憑性がなく、次は騙されないようにしたいところです。ただ田村スカウト部長は宗山を他の選手に比べて絶賛していたり、高校生会議にて上位候補って形にはならないとコメントして実際に上位では高校生を悉くスルーしていました。なので田村スカウト部長のコメントは言葉通り受け取って良いのかな?と思います。・ 本指名では大社左腕、育成では高卒左腕を指名 近年、本指名で左腕を指名する場合は大学・社会人左腕に限定されて高校生の指名は途絶えており、逆に育成ドラフトで高校生左腕を指名するようになっており、これは広島の指名方針となっていると見て良いのではないでしょうか。 来年はこれらの傾向を新しく念頭に置きながらドラフト指名予想を行ってみたいと思います。次回からは指名された選手を1人ずつ見ていきたいと思います。 「追記」 その前に来年はどのような選手がいるのか、補強ポイントも考えながら見ていきたいと思います。野球太郎No.052 2024ドラフト直前大特集号 (バンブームック) [ ナックルボールスタジアム ]
2024.10.26
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『まとめ』 本日は過去の広島のドラフト指名傾向を一つにまとめてみたいと思います。これまで「ひょっとすると~の傾向があるのではないか?」といった事を散りばめてきましたが、一つに総括したものがなかったのでいちいち過去記事を引っ張ってこないといけませんでした^^;。ですのでドラフト会議やCSまで時間があるという事もあり、この際引っ張ってきやすいようにカテゴリも追加して引っ張ってきやすいようにしようと思います。 まずは担当スカウトの好みの傾向を書いた過去記事が見つかったので掲載したいと思います。かなり前の記事ですが、ただ近年は身体能力こそあれどさほど長打がないのかな?という選手は下位指名を行っており、当時の矢野や前川、名原といった選手らは下位指名や育成指名となっています。投手に関してもさほど変わっていない印象、松本スカウトは長谷部といった制球に課題のあるタイプでも指名してきています。ここからは新しく項目を追加していきたいと思います。・ 近年、4巡目指名は補強ポイントに拘らない傾向・ 近年、左投手は縦の変化球を持ち味としている投手を好む傾向・ 近年、社会人選手の指名が多い・ 近年、苑田スカウト部長が絶賛した選手は指名されていない・ 近年、関西地区からの指名も増えた・ 近年、地方大学からの指名も増えている・ 基本的に1巡目入札は大学・社会人投手・ 尾形スカウトの本命野手はコメントすら残さない傾向・ 長年東洋大学、中央大学、大阪桐蔭高校からは指名がない・ 同じく長年神奈川県からも指名がない・ 白武スカウト部長に交替してから事前のコメントと実際の動きが違う・ 5巡目は基本的に投手を指名している・ 逆に4巡目は野手である場合が多い(基本高校生を指名か) 以上の傾向があるのかなと勝手に思っています。まず4巡目指名は2019年からの傾向があり、前年高校生内野手を3人指名しながら韮澤を指名、2020年も3人投手を上位指名するも小林が残っていたので指名、2021年は左打者が偏っているチーム編成ながらも田村を指名、昨年は捕手は渋滞気味ですが清水を指名してきているので、今年も補強ポイントとは全く関係なく、良いと思った選手を行くのではないでしょうか。次に左投手は玉村の時からの傾向、それ以降は森浦、抽選で外しましたが隅田、黒原、森、新家とチェンジアップ、縦方向に曲がるカットボール、縦のスライダーを武器としています長谷部は?。他では2018年以降、関西地区からの指名が増えていて毎年指名している他、地方大学の指名も増えています。これまで日本文理大学や天理大学、関西学院大学、八戸学院大学、西日本工業大学、青森大学、九州産業大学などそこそこ名前の知れた地方の野球強豪大学からの指名はさほどなかったと思うのですが、開拓してきていると言えるのかもしれません。 続いてスカウトに視点を当ててみていきますと、尾形スカウトが担当地域の野手は偶然なのか分からないものの、一度もコメントや視察情報がないのでドラフト会議で突如指名される(坂倉、永井、宇草、韮澤)ので毎回驚かされています^^;。そして今回のドラフト指名予想で最も頭を悩まされる最後の項目が白武スカウト部長、実際に1巡目入札した選手は違う事は既に書いていますが、それ以外にも昨年は「高校生が多くなる」と言っておきながら実際は大学・社会人選手の方が多かったり、ドラフト当日の中国新聞でも二人の野手の名前が挙がるも実際に指名されたのは内田と全く違っています。 次回は実際に照らし合わせて考えてみたいと思います。そろそろスカウト会議が行われる時期になってきましたが、できればそれよりも先に記事にできればと思います。 「追記」 一つ項目を忘れていたので追加させていただきたいと思います。
2023.10.09
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