下町家族の暮らし日記

皆さん、ご機嫌如何ですか？

こちらの地方では、雨が降っています。
せっかくの日曜日ですが、たまには家で読書等で、のんびり過ごすのも悪くありませんよ。



ところで皆さんベビーサインって知ってますか？
（知っているに決まってるじゃない！という声が聞こえてきそうですが）

まだ言葉が喋れない子供と手話（ジェスチャー）で
コミュニケーションをとるというものです。

話し言葉の習得にも役立つという研究結果が出て以来、



私達夫婦もベビーサインに興味を持ちキットを購入し励みました。

が、飽きっぽい性格のせいでしょうか、長続きしませんでした。
（それでも「おいしい」や「おしまい」という簡単なサインは、出来ましたよ）

成功事例を見ているとかなり、羨ましいです。

・子育てが楽になった
・赤ちゃんと会話が出来て感動した
・コミュニケーションが取れて楽しい（嬉しい）

などなど

興味のある方は、試してみてはいかがでしょうか？

▼これは私達が実際に購入したものです▼

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■長女出産　その3（出産/中編）■


昼食と不動産屋への用事を済ませる為に一旦帰宅。

から揚げ弁当を温めていると

【14:00頃】　

突然携帯電話が鳴り、画面に 妻



私：「もしもし」

妻 ：「も　う　産　ま　れ　る　み　た　い」

「 どういう事！？ 日付変わるんじゃなかったの？」

「そういう事なんで、、、」
（後日談ですが、この時、助産師さんから私に連絡するように言われたそうです。妻は、嫌々電話したそうです。嫌々ですよ）

「わかった、直ぐ行く」

とはいえ、これからが長いんだ！俺も体力も付けておかないと！

と自分勝手な考えでから揚げ弁当の蓋を開け急いで食べました。
（自分の行動を振り返ると本当に恥ずかしい）



玄関を飛び出して、タクシーで病院へ
（この時も嘘のようにタクシーが捕まらなかったんですよ）


【14:30頃】病院に到着


陣痛室へ行くが、そこに 妻の姿は無い！！

取り合えず、妻の携帯へ電話するが出ない。
（当たり前だろ）


どこに居ていいのか分からず、

取り合えず妻が使用していた陣痛室のベット脇で待機する事に

ただ椅子に座ってじっとしているのも怪しいかなと思い

このような時の為に自宅から持ってきた小説を読むことに



「ん～全然読めない」

こういう時の読書って全然頭に入らないんですよ。

ただ文字を追っているだけで頭の中では、妻の事や赤ちゃんの事ばっかり考えてました。



じっとしていられず、妻の母・私の母と近況を報告。


他に何かする事ないか探すが、特にない。


また陣痛室へ戻り読書。ページが全く進まない。

頭の中では、赤ちゃんと対面した時や妻に感謝の言葉を述べている自分を想像して勝手に目頭を熱くしては、誰かに見られてないかきょろきょろしてました。



こんな事をしているうちに

手袋を 血 で真赤に染めた助産師さんが私のところへ歩いて来ました。

助産師さん：「産まれましたよ。元気な女の子です」


「 えっ～！！ もう産まれたんですか！？」
（両手の 血 が、どうしても気になってしまう）


「赤ちゃんもお母さんもがんばりましたよ。」


「母子共に元気なんですね？」


「はい、元気です。」


「ありがとうございました。」


「ただ、2人目の時は、もう少し早く病院に来ないと、出ちゃいますよ」


「何が？？」


「赤ちゃんですよ。奥さん頑張り屋さんだから無理すると、自宅で赤ちゃんが産まれてしまう可能性があります。ご主人もそのへん気を付けてあげて下さい」


「分かりました。」
（そういうもんなの？）


「もう会えるんですか？」


「赤ちゃんを洗ったりしてからなんで、また呼びに来ます。お父さんに 最初に会わせますから 。抱っこもしたいですもんね。では」


あ～産まれたんだ。自分がパパになるんだ～。

こんな自分がパパになれるのか？



その時、どこか聞いた言葉を思い出しました

「子供が産まれてから、親は成長するんです。子供も産まれたての時は、子供1年生。その親も、親1年生なんです。はじめから100点の親なんかいないんです。」

そうだ、私も親1年生なんだ。これから子供と一緒に成長するんだ。

陣痛室で1人思いに耽っている男 （私ですよ） がいました。


しばらくして私の母親から連絡が来て、
妻の母親と一緒に病院に着いたという事で迎えにいきました。

私の母親と妻の母親と3人で待合室で待機。


私だけは、いつ助産師さんに呼ばれるかと陣痛室を行ったり来たりしていました。

だって最初に会わせてくれるという約束だから。



その時 です。



赤ちゃんを乗せたカート （何て言うの？） を押して先生がこちらに向かってきます。


先生：「お父さんですよね」


「はい･･･」
（あれっ最初に2人だけで対面させてくれるんじゃなかったの？何か悔しい）


先生：「 14:59 　元気な 女の子 が産まれましたよ。奥様もよくがんばりました。いや～立派でした。」


「ありがとうござました。」
（妻が褒められているのが嬉しかった）



先生：「抱っこしてもいいですよ」



これが、これが、これが、私達夫婦の子供なんだ。

目が、いや目という言葉は相応しくない。

瞳 。 瞳 が 綺麗 すぎる。なんて綺麗なんだ。

世の中の汚いものを知らない、 汚れのない綺麗な瞳 。

その瞳に吸い込まれて、目が離せないでいました。
（皆さんは、子供を見た第一印象どこに惹かれました？）




と、その時です！！！！！


黒い2本の影が･･･


うおぉぉぉぉぉぉ～い！！


ちょっと長くなってしまったので、この続きは次回書きます。


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是非お楽しみに！！