きものもの

きものもの

2009年03月25日
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カテゴリ: 読書
いろんな方のブログでおすすめされていたので気になっていた
きものとからだ
やっと読みました。

そうそう、そうなの!と同感することばかり。

興味深かったのが「帯で結界をはる」という概念。
三砂さんは「化粧や装飾物などは、もともと足りない自分の力を
補うために使われていたものだろうと思う」
「日本には力のあるアクセサリーが少ない」
「それに代わるものが帯だった。帯にまもられている」


以前読んだ きものと裂のことば案内 でも、
「幼い子どもの背中にある『背守』は、まだ力の無い子どもが
背中から魔物にとり憑かれないようにするためのお守り」
というようなことが書いてあり、
着物には、まだそういう目に見えないものが身近に感じられていた時代の
意味のある様々な事柄があるのだな、と思っていたので
帯のそういう概念もなんだか納得してしまいました。

「目に見えないものが身近に感じられていた時代」というのは
それほど遠くなくて、江戸時代までは当たり前だったのだと思っています。
そういうものがうさんくさいものだと思われるようになったのは

着物が廃れてきた時代と同じくらいですね。
私は積極的にそういう超常現象などを信じている、というわけではないのですが
「いてもおかしくない、あってもおかしくない」と思っています。
霊魂でさえ科学で解明できそうな
(だから存在しないというわけではなくむしろ逆で、

科学は進歩すればするほど超常現象に近づくというか
どんどん境界線があやふやになっていく辺りが面白いと思います。

話がそれましたが。
ずっと昔、中学生くらいの時に読んだなにかの本で
「昔の日本女性は着物を着ていたので、歩き方や座り方など
現代とは違っていたため骨盤が安定(開きにくい状態)していて
太りにくかった」というようなことが書いてあり
ふーん、と思ってなんとなく覚えていたのですが
この本でも、骨盤についてふれています。
私が信頼している整体の先生(ゴッドハンド!)も
「着物は体にいいよ。下駄や草履も体にいい」と言っていました。
実際、着物を着始めた頃は、足の筋肉のいつもと違う部分を
使っていることに気がつきました。
疲れる場所が違うのです。

三砂さんの言っていることは、実際に着物をよく着る人にとっては
うなずけることばかりだと思います。


これから着物を着ようかな、着てみたいな、と考えている人におすすめな本です。
着方とかそういう具体的なことはないのですが、
着物を着る最初の一歩を踏み出すきっかけになるのではないでしょうか。
挿絵も写真もないのですが、すっきりしたレイアウトと
ちょうどいい分量の文章なのでさらっと読めてしまいます。
私はこれをあまり着物に興味なさそうな友人に配って歩きたいくらいです。


まだ書きたいことがあるのですが
長くなりすぎなのでまた今度。

きものとからだ



きものと裂のことば案内

こちらの本はほぼ全ページカラーで、
様々な着物写真が簡潔な説明とともに掲載されていて、
着物の歴史、種類などをざっと知ることができます。





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最終更新日  2009年03月26日 02時08分24秒
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