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2010年06月25日
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カテゴリ:
  前の晩の10時半にルクソールに到着した「クラウンジュビリー」号。


  ガイドのバゲットさんは 添乗でルクソールに立ち寄る用事があると

  必ず訪れる友人がいるそうで、夜な夜な下船して深夜のルクソールの町へ

  消えてゆきました





  5日目の朝


  船のロビーで朝7時にバゲットさんと待ち合わせ。

  バゲットさんは友人宅に泊まったようで外から戻ってきました。

  ちょっと、疲れた感じ

  もうそんな若くもないのに元気だなぁ~~。妻子もちのバゲットさん、

  一緒にいたのは男友達 それとも・・・。いらぬ詮索がしたくなる私でした。



  それから、今日の観光地 王家の谷へ向かいました。

  本当は、この日は早朝からおなかが下って(前の日食べた魚ね・・・)

  30分間トイレを離れられなかったりしたので、半ば観光は諦め 旦那一人で

  行って来てもらおうかとも考えていました。


  でも、一度は見てみたかった王家の谷。

  こんなことでくたばってなるものか・・・もう二度と見れないかもしれない。






  ルクソールの船着場を横手に見て、車は進んでいきます。

  多くの客船が停船していて、行き交う船の多いこと


  ナイル川クルーズの客船は250隻ほどあるそうです。


  車で30~40分もすると 景色は岩ばかりの不毛地帯へ突入。


王家の谷 に到着。


  ここはカメラ禁止だから車に置いていけば?ってバゲットさんに言われて

  素直に置いていったけど、墓の内部さえ撮らなければよかったのです。後悔号泣

  1枚のチケットで3つの墓しか見学するこはできません。

  私たちは、トトメス3世、サプタハ、タウセルト&セトナクト夫婦の墓を見ました。


  サプタハの墓はしっかりと壁画の色彩が残っていて感動ものでした



  王家の谷を見下ろすように、小高い岩山の上に ミニピラミッドのようなものが

  見えます。 このシンボルがあったからこそ、この谷が王家の墓所に選ばれたとか。


王家の谷


  かつては人力、時間、財力を費やして建設に当たったピラミッド。

  そのころは、太陽神ラーが信仰の全てでした。

  時の流れとともに神々が多様化し、神聖な場所を汚さぬよう墓は王家の谷にあるように

  隠すように作られ始めたとのこと。

  墓の様式が変化して、その代わりに神殿が多く建てられるようになりました。

             (私たちに付いてくれたガイドさん、ジョンによる)


  王家の谷の見学後、 アラバスター の工芸所へ連れて行かれました。

  ツアーに組み込まれているこのショッピングプラン・・・。買わなくていいんだけど

  買わないといけない雰囲気がいつもムンムン漂っています。


   そして、アラバスターの花瓶、小っちゃい壺 その他別の鉱石で出来た置物等

  買ったんですがね、後々カイロ美術館で私が買ったようなアラバスターの壺が

  ツタンカーメンの墓から発見されているのを見たりすると、とっても嬉しく

  なったのでした。

  後々、あの悪夢が起こるまでは・・・・ね。(今度お知らせします)



  では、お次。

  午後からオプショナルでハトシェプスト女王葬祭殿へ。


ハトシェプスト葬祭殿

ハトホル女神
     ハトホル小神殿

ハトシェプスト
  付け髭がありますね。


 エジプトで唯一の女王です。夫のトトメス2世の死後、付け髭をつけ男装し、

 トトメス3世の後見人として国政を行います。

 ハトシェプスト女王と、トトメス2世の間には息子がおらず、王位を継承した

 トトメス3世はトトメス2世の妾の子で、当時まだ幼少でした。

 ハトシェプス死後、トトメス3世は有力な王となりますが 母に恨みを持っており

 ハトシェプスの壁画、銅像を破壊し 墓も闇に葬りました。


 王家の谷の小さな墓で誰からも気に止められず、身元不明とされていた

 一体の ミイラ が2007年、あのハトシェプス女王のものと断定されました。




壁画

壁画

  上の写真は、右側、下の写真は左側の壁画が抹消されています。

  消された場所はハトシェプス女王が描かれていたところです。

  それぞれ、アヌピス神・アメン神にお供え物を捧げているのですが こういう場合

  神様を抹消したりは絶対なしです。日本で言うバチが当たる というところ

  でしょうかね。



  この夜は、船のラウンジでエジプトの民謡ダンス、ベリーダンス等があり

  見る分には大いに楽しみました。


ベリーダンス

民謡ダンス

  ベリーダンスのお姉さんにホールに引っ張って行かれ また悲しいあほダンスを

  披露させられたのですがね・・・・


 そして・・・・お互いガイドと観光者ではなく友人という関係に発展した

 旦那とバゲットさん。


 深夜、10~12時 バゲットさんの案内でルクソールの船着場界隈の夜の街を

 歩き回りました。

 自分たちだけではこんな恐ろしい行動は絶対できないので、本当にいい経験をさせて

 もらいました~~。


夜の街

  夜中だけど、店はバリバリ開いてます。地元の人が利用するマーケット通り。

























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Last updated  2010年07月21日 07時38分31秒
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