聞いてないよー！
初めての海外。
国内線の飛行機になら何十回も乗ったことがあるけれど、
国際線は初めて。
パスポートも作ったばかりだもん。
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フライトアテンダントさんも外国人だし
英語で 食事やドリンクについて聞かれて
毎回 ドキマギ！
まあ食べる物もらって、
飲む物もらって
狭い座席でおとなしくしていました。
隣の席の女の人が足のばしてきたりして
めっちゃ邪魔だったのもあり、
私は何だかとっても疲れてました。
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飛行機に乗ってかれこれ6時間位たった頃、
『フィージーが 何たらかんたら、、』と
アナウンスがはじまった。
え、何？
私は何が起こっているのかが分からず、
すごく不安になった。
フィージーって何だ？
何度がアナウンスが流れたけれど
わからないので
事態を無視することにした（笑）。
そして、
あれよこれよと
飛行機はフィージーに着陸する感じに。
窓から外を見ると、
青い空に美しい海に、ヤシの木、、、。
すごく綺麗だった！
でも私には景色を堪能すう余裕はない。
心の中は・・・不安の嵐。
「ちょちょちょちょっと、
やっぱりフィージーに着いちゃったよ！
どうなるの？
何でこの飛行機はフィージーに着いたの（焦）？！」
そればっかり。
実は、
私は自分がフィージー経由の飛行機に乗っていたとは
知らなかったのです！
何も聞かされてなかったの！
（母も知らなかった。エージェントめ～！）
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私は可哀相な15歳の少女。
「飛行機に乗って、降りたらニュージーランド！」
と思ってたのに
なぜかフィージーに来てしまったという大事件（笑）。
初めての海外で、
経由便とかそういう言葉すら知らなかった。
乗り換えなのだろうか、とかそんな発想も浮かばなかった。
思ったのは、
「私はニュージーランドに行かなきゃいけないのに！」
ただそれだけ（笑）。
「何故かフィージーって所に着いたみたい。
そして、みんな機内から降りろと言われている様な気がする。
でも私、ここで降りたらニュージーランドにいけるの？」
不安はＭＡＸに！
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まわりの様子を伺って、状況を把握しようとした。
とりあえず荷物は機内に置いたままで、
機内から出なきゃいけない様だった。
飛行機から降りてしまったら
ＮＺまで連れて行ってもらえなさそうで
とっても嫌だったけど、
人についていって、流れに身をまかせた。(笑)
でも 本当に×2 不安だった！
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飛行機から出ると、ムワーンと南国の空気が！
フィージーの空港は、
これは空港と呼べるのか？という位の建物で
それもまた不安の種となった。
私はどれだけこの場所で待つのか、
次はどのゲートから
搭乗するのかが分からないままだったので、
一緒の飛行機だった人とはぐれない様にしてた。
ちゃんとNZまで行かないと、、！！と
気が気でない。
私は無駄な行動はせずに、
イスに座って
同じ飛行機に乗ってた人達のそばにいました。
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時間待ちをしているらしい、
色黒のかわいいスチュワーデスさんが
ずっと立っていたんだけど
スッチーらしからぬ行動(？)をするので興味深かった。
上を見てポヤーンとしたり、
靴を脱いで足で遊んだり
何だか日本のスチュワーデスさんとは違うんだもん！！
そんなところでも、
外国らしさを感じました。
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それから数十分後に
今度こそやっと
ニュージーランドへと出発しました。
そんなバナナー！
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