今回は、大ベテランが2名に若きブライテストホープが2名と、両極端な顔ぶれだな、というのが、ゲストの発表があった当初の第一印象。 自分の意思とお小遣いで初めて買ったCDが、大黒摩季「 いちばん近くにいてね
」 (シングル)
でした。 蛇足ながらアルバムは、SING LIKE TALKING「 Welcome To Another World
」かEarth, Wind &Fire「 Dance Tracks
」だったか。 そして中学時代は流行のJ-Popに興味がなかったものの、エレクトーン教室でCHAGE&ASKAの「 SAY YES
」を習い、それをごくシンプルにアレンジして合唱部の全体練習の休憩時間にキーボードで弾いていたら休憩時間が過ぎていて、先生がそのまま続けろと言ったので最後まで弾いて喝采を浴びてしまい、それがきっかけで後輩と幾分フラットに話せるようになった…という出来事がありました。 そんな思い出があるので、このライブは楽しく聴けました。 音楽はその時々の記憶を呼び起こすものです、良くも悪くも。
白状したとおり、 SING LIKE TALKING
の数ある楽曲の中には、その時々の楽しい思い出を呼び起こす曲が色々あると同時に、辛い出来事と結びついてしまって今も聞きたくない歌ができてしまったのも―ファン歴がそれだけ長いからってことで。 結婚、新型コロナウイルス蔓延、資格試験、転職活動…と色々ある中で、気が付くと音楽から遠ざかっており、スイッチが切れたようにピアノも弾かなくなりました。 とはいえ、元々結婚以来ライブに行く頻度はかなり減ったし、独身時代ほど熱は入れられないのは確かながら、2021年初秋以来、音楽を再開したくなってきました。