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2007.10.24
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テーマ: 本日の1冊(3757)
カテゴリ: Books
こんな気候だと、 『テント泊』 に恋焦がれ・・・
ちょっと本屋を巡り、3店目で  『星と嵐』(レビュファ)  を入手。
文庫なんだけど、マイナーな集英社なんで・・なかなか置いてない。



晴天の時だけに、山小屋から出発して、決して ビヴァーク をしないで山登りを
している人たちでも、山の壮麗な美しさは体験しているが、夜、空の深みに眠
る時の神秘につつまれた山の姿は知らない。わたしは週末に都会を逃げ出し、
フォンテヌブローの森やカランクに出かける感激性の強い若者たちを知ってい
る。日曜日に彼らは登るのだが、まず土曜日の晩にビヴァークする。自然と宇
宙への愛がこうさせるのだ。

<引用おわり>

詩的やね、「宇宙への愛」ときましたか・・・
スーツ着て、都会の生活をしていると、退化していくものあるんだろうね。

この本を探しているときに、フト見覚えのある背表紙を見つけ、手に取ったのがコレ。

BP.jpg
初版1982年 まだ売ってる!!

ボロボロ状態で実家に置いているが・・・学生時代の愛読書?
「バックパッキング」というと「貧乏旅行」のイメージがあるけれど・・
それって最近のコトであり、HISがまだマンション企業だったころには、
なかなか通じないコトバであった。

「地球の歩き方」なんてマニュアル本もなく、ガイドを持ち歩くならば
ロンリープラネット社  の英語モノであった。
でもその世界というか、そんな人たちの常識?は「ガイド」に頼るのは
「邪道」という暗黙のオキテもあり・・(笑)
みんなヒッシコイテ情報収集力や交渉力を磨いた時期があった。
怪しげなマンションの一室にあったHISをノック、自分を売り込み、
無理やりバイトとして潜り込んだのも、情報に枯渇していたからだった。
今思い出すとちょっと恥ずかしい思い出やね。

さて『バックパッキング』、もともとは「野歩き」的なイメージで使うコトバ。
最小限にして最軽量の装備を背に森に入っていく、そんなイメージ。
旅色ではなく、アウトドア色なのだ。

とかく「ベンリ」が評価され、いまやTVなどリモコンが当たり前だけど・・・
アウトドアでも同じコト求めるの?ってことなんだよなぁ。

やたら「快適」「便利」な「機能」などを求めては、装備過剰に陥っていき・・・
あげく身動き取りにくい状態になるか、疲れやすい状態になってはね・・。

なければ困ればいいし、困れば考えることができる。ひねり出すことができる。

この本の作家、シェリダン・アンダーソンは
「バックパッキングとは何を持って行かないかという策略である」と、書いている。
GPSなど モッテノホカ! かもね。(笑)

旅先で出会う誰かの荷物を、少し持ってあげる余裕や・・・
ちょっとあの川わたって向こうに行ってみようという余裕・・
を「持っていく」わけね。

この背表紙をみて、
「身軽がイチバン気持ちイイ」ってコトを思い出したのでした。
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Last updated  2007.10.26 00:48:19
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Re:バックパッキング  
椋鳥 さん
HISがマンション企業!?
そんな頃があったんですね~。
いまや大企業クラスじゃないですか、というか…バイトって募集してないとダメだと決めてました。
売込みに行けばいいんですね! (2007.10.25 10:38:07)

むかしむかし  
椋鳥さん  

のおはなしです。
ワラヒもまだ恐さしらずのガキだったころ・・のこと。
あの頃のほうが自分の動機に純粋だったように・・


(2007.10.30 01:26:36)

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