今日読んだ本
銀朱の花
両親を喪い、
叔父夫婦に引き取られたエンジュを待っていたのは、
朝からの重労働に加え、
ときに食事を抜かれるという過酷な生活だった。
それでも、村の人々から疎まれる存在であったがため、
エンジュは健気に堪え忍んできた。
だが、エンジュが十四の年、
そんな生活を一変する出来事が起きる。
エンジュを「聖なる乙女」と呼ぶ僧侶と騎士が彼女を訪ね、
国王の命で迎えに来たと言うのだ。
空の青森の緑
黒の獅子王カウルが、二十七歳の誕生日を迎える月。
彼の妻であり「聖なる乙女」のエンジュは、
王宮へ戻ることを約束した。
そして、カウルの用意した馬車に揺られ、
彼女は王宮への道を急ぐ。
その途中でエンジュは、馬車の貸し出しを望まれ、
遅れるのを承知で自分の馬車を明け渡してしまった。
しかし、セネドラ王国からの一団であったその中には、
カウルの妻となるために贈られる姫がいて...。
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