ユーラシア大陸を旅する

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トルクメンバシュ




トルクメンバシュ


12月12日

 朝、列車の中でパンを食べていたら、近くに座っていた人がチャイをわけてくれた。皆、親切だ。

 10時少し前にトルクメンバシュに到着。そのまま歩いてフェリーターミナルに行き、アゼルバイジャンのバクー行きの船を調べる。

 チケットは午後2時から売り始めると言われたので、今日の便がありそうだが、安心するのはまだ早いだろう。ここのフェリーは定期便のようで、定期便ではないらしい。いつ発着するかよく判らないそうだ・・・。

 とりあえず、鉄道駅まで戻り、食堂を探し、お昼ご飯を食べ、売店でパンやタバコ、水などを買い込み、フェリーターミナルに行く。

 2時半にチケット売り場が開き、無事、今日のチケット($45)を買うことが出来た!!そして、夕方の5時半に船に乗り込んだ。

 一緒に乗った地元の人達は、みんな別料金を払い、キャビン(個室)に入って行き、ロビーには僕一人になった。ソファーに座っていたら、アゼルバイジャン人のおばあちゃん2人が、「キャビンは4人部屋やから、一緒においで」と言ってくれたので、付いていく。

 おばあちゃん達と部屋にいると、シーツを持ってきた係員に「お前は別料金を払わなくてはいけない」と言われてしまった。おばあちゃん達にお礼を言い、またソファーに戻った・・・。

 寒いのでソファーの上で寝袋に入り、本を読んでいると、何人かいるスタッフのうちの一人が、「ここのソファーで寝てはいけない」と言ってきた。嫌がらせか??このフェリーの乗客は10数人で、このソファーの近くには誰もいないのだ。

 夜8時頃、別のスタッフが寒いロビーのソファーで寝ている僕を見かねてか、「こっちのキャビンで寝たらいい」と、空いている部屋(ほとんど空いている)をタダで使わせてくれた。

 シーツはないので、寝袋に入り、9時に寝る。まだ船は動いていない。

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