ちゅうそんの日記にインスパイヤされたので、人の価値とお金のことについて以前福井の木村カエラさんとお話していたときのことを書いてみようかな。
「ちょっと~! はじめての給料 超少なかったんだけど!」
「おぉ、初給料ですか。おめでとうございます。で、いくらだったんですか?」
「○○万円ぐらい」
「はははは。まぁでもカエラさんご実家にお住まいなんですし、そんな金遣い荒いというわけでもないっぽいのでそれだけもらえれば十分なのでは?」
「だって~ 別に使うわけでなくても お金たくさんもらいたいじゃん! できるだけいっぱい欲しいの!」
「あなたは子どもですか。」
「それに、会社からこれだけしか評価されてないんだな~ってちょっと切なかったから~」
「まぁ 新入社員にいきなり大盤振る舞いするのは巨人のドラフト1位ぐらいですから。それに”評価されてない”ってのはちょっと違うと思いますよ。」
「どいうこと? どういうこと?」
「賞味の話、カエラさんの給料はお勤めの会社ができたときから決まっていたのですよ。例えばカエラさんが死ぬほど優秀で、月給100万円もらう価値がある能力を持っていたとします。でもですね、就いた仕事が1個300円のたこ焼きを売る。だったら、それこそ福井県民がみんな毎日買いにくるぐらいのバカ売れしない限り、どう考えても経営者はカエラさんに月に100万円も払えないわけです。」
「ふんふん」
「つまり、カエラさん、というか従業員にいくら払うかというのはその会社ができたときに経営者がつくった事業計画というビジネスモデルの中で既に定められているのでカエラさんがいくら優秀だろうがなんだろうが与えられた枠内でしか給与は支払えないのですよ。だから100万もらってる人間と○○万円しかもらってないカエラさんにそこまで大きな能力差があるとは思うのですよね。よってあんまり給料が自分の能力をあらわすとか思わない方がいいと思いますよ。」
「へ~」
「そういう意味で学生が大企業を志向するのはある種正しいんですよ。大企業は年間、数十億、数百億、数千億という利益をあげるビジネスモデルを既に持っています。まぁだから大きくなったんですけど。なので優秀な人間にその中から一部あげるぐらいわけではないので、どうしようもない奴でもそれなりに、スゴい奴はすごい給料をもらえたりするわけです。でもまぁ新興ベンチャーでもない限りそんな激しい能力給なんてつけないでしょうけど。」
「ただ、でも、私はカエラさんのこと、感心していたのですよ。えっらい早く就職決めてたでしょう? そしてカエラさんは経営者の方と語り合って理想に共感して自分の理想も話してそこに決めた。もっと大きなところを狙おうと思ったらいくらでも狙えたのに。給料を事前に聞いてなかったのはびっくりしましたが、私は人の価値はもらっているお金の多寡ではないと思います。そこで何を見たか。何を聞いたか。何を考えたか。」
「私の弟は超大企業でエリートコースをすすんでるらしく、給料だってカエラさんよりずっと多いと思いますよ。妻子もいるし。でも、大きすぎる会社は全体が見えないと思うのですよね。トップは何を考え、そして自分がやっていることは何か。弟はあんまりわかってないんじゃないかなぁ。その辺。それは悪いというわけではなくそういう特徴がある、だからこそ給料がいいんだと私は思っています。」
「その点カエラさんは全体を見渡せる規模の会社の中でいてトップの考えを聴けて、自分の望みも伝えられて、、、それはたかだかウン万円の差では換えられないモノがあると思いますよ。だから今の会社を選んだカエラさんはえらいなぁ、ってつくづく思っていたのですよ。それに、あれでしょう? 入ってすぐの配置に対して社長になんていったんでしたっけ」
「”ここで終わるつもりはないです” って言った」
「はははは! すさまじく挑戦的な新入社員ですね(笑) だから、ここでおわらないのであれば、ここで高い給料をもらうより、ぜったい役に立ちますって、今見たことは。そして私もいろいろ知りたいのでカエラさんが見たことはぜひ私にも教えてくださいね。そして現状で高い給料が欲しいならもう今の会社のビジネスモデルを書き換えるしかありません。それができるのは経営者だけなので、カエラさんは早めに役員にまで出世するか、もしくは自分で会社を作るかをしてください。私はあなたがどうなるのかすごく楽しみです。」
「あと、ぜんぜん関係ないのですが、、、 他の社員さんの給料とかわかったりします?」
「うん、こっそりと年上のオジサンの明細みたことがある。」
「いくらでした?」
「○○万円」
「う・・・、お金の面でいうなら 早めに見切りをつけたほういいかもしれませんね・・・」
「やっぱ そうかなぁ」
私ばっかりしゃべってますね・・・。
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