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2012年07月02日

かもめさんのため息

カテゴリ：カテゴリ未分類

また痛ましい幼子への虐待事件があった。

あまり犠牲者への悲しみに入り込んでは駄目だと皆が言うけど
抵抗の出来ない小さな命への哀しみが胸を締付ける

私は子供を産めなかった

結婚すればあたりまえに母親になれると思っていた。
子供が好きで、妊娠を医師から告げられたときは
嬉しすぎて病院で医者の手を取って泣いた

それが１ヵ月後「だめですね」の一言で母親を終わらせるなんて
思ってもみなかった。

旦那様の仕事上女の子のみ、若しくはこどもが出来ない
可能性が大きいこと。

それでもお母さんになりたかった。

旦那様の実家からの「子供はまだ？」の言葉は
私に好からぬことを考えさせたりもした。

鳥取県で新生児が何者かに連れ去られたときは
自分も同じことをしたかもしれないという恐怖に襲われた。
だから評判の病院に通った。
つらい治療も一生懸命受けた。

でも神様は私をお母さんにはしてくれなかった。

その哀しみから立ち直るまでに随分時間がかかった。

その分虐待でわが子を、幼子を死に至らしめる
馬鹿な大人を親を赦せない。

世界中のお母さん、撰ばれて天使を授かったのです。
どうぞその幸せをご自身で無くさないでください。

どうぞ日々の報道から

願って止まない

しかしこのような全うを書き連ねる私自身、
あの時産まれるはずだった子供に
恥ずかしくない人間に成れているのであろうか

・・・・・・出るのはため息ばかりである

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