みるきぃすくぇあ

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2005年12月26日
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カテゴリ: 視聴/読書感想
以下の文章はパソコン内から発見された駄文です。
まぁ気が向いたら読んでみてくださいな。
「漫画の王様」あるいは「萬画家」として知られた石ノ森章太郎。彼が松本零士と生年月日が同一であることは有名であるが、そんな彼の「石森章太郎」時代からのほぼすべての作品を文字通りディレクターズカットした「Shotaro World」という全集が刊行されたのは、記憶に新しい。
長く未収だった作品や連載当時の扉絵、カラー頁、加筆前後の比較などをも含み、ファンからすればまさに待望のシリーズ、垂涎の品であったといえる。
内容のコアさ、価格の割高感から予想される以上の成功を収めたといえるこのシリーズの刊行スタンスに目をつけ、「バカボンド」ブームに便乗する形で、井上雄彦の原点とも言うべき「スラム・ダンク[完全版]」が刊行される。
版元の集英社は、この後「NANA」に呼応する形の「天使なんかじゃない」(矢沢あい)、アニメ版DVD-BOX化とPSゲーム化、なにより「少年ジャンプ」復古のため「ドラゴン・ボール」(鳥山明)と相次いで、「完全版」を冠したシリーズを刊行していく。
最近では、新作「ヒストリア」のテコ入れのためにか講談社が乗り出した「寄生獣」(岩明均)の完全版や、「コミックバンチ」のテコ入れのための「北斗の拳(フルカラー彩色版)」(武論尊/原哲男)の刊行が開始されている。

一方で、コアミックスの「北斗の拳」(武論尊/原哲男)、「シティ・ハンター」(北条司)の最強タッグがその礎を気付いたとも言うべき「廉価版コミックス」もコンビニを中心として隆盛を極めている。そもそもコアミックス発の「廉価版コミックス」群は前出の「コミックバンチ」で掲載されている続編漫画のやはりテコ入れ的な面もあったといえるが、この成功が引き金となり、「廉価版コミックス」が氾濫するに至っているのである。松本作品としては2002年夏から刊行が開始された『999』に始まり、「1000年女王」、「ザ・コクピット」(以上小学館)、「宇宙戦艦ヤマト」(秋田書店)といったお馴染みの作品が刊行されている。

また90年代半ばから始まった「第二次文庫化ブーム」も21世紀に入った現在においても継続され、書店の1コーナーを占有するにいたっている。いまやピンからキリまで文庫化してしまう時代だ。



数寄者というかコレクター、いや言ってしまえば「マニア」は、好きな作品、あるいは対象への投資に糸目をつけない。マニア・ブルジョワがこぞって買うのが「完全版」なのであろう。





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最終更新日  2005年12月28日 00時15分46秒
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