2007年07月24日
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渓谷





     山登りには最適の期間とされている。
     だが、こんなこともある。

     二十代最後の年、梅雨が明けると仲間を誘って、
     休暇を取り、瓶が森(1896m)に出かけた。
     ところが途中で小雨が降り出し、途中のお堂で2泊する。
     休暇が終わるので、雨の中、頂上まで行って帰ろうということになり、
     出かける準備をしていると、
     山から降りてくる人が「道は滝のようで下りるのがやっと、登るのは無理」
     と忠告してくれた。
     それで諦めがつき下山する。だが、バス停まで来ると太陽はカンカン照り。
     バスのなかでは、
     乗り合わせた人が「天気が良くて最高だったでしょう」と言ってくれる。
     さっきまで降っていたのに。
     山に目をやると、頂上付近だけが厚い雲に覆われていた。






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最終更新日  2007年07月24日 15時30分22秒 コメント(5) | コメントを書く


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