映画観るのって集中力がいるだなんて、気にも留めてなかった。
独身時代、よーーく 白黒映画を 借りて来ては 1日3本とか 観てたぞ。
聖徳太子目指して ながら観マスターな時代を経て、
気付けば、集中力の欠如オンナ
しっかしまぁー、映画って集中して観ることができると
高尚に思えてくるわ(笑)。さわやかだし、達成カーンってかんじぃ。
・・・以下省略・・・
いろいろ感じるところはありながらも(鮎川父ちゃんの件とか)笑
水野美紀(奥さん役)が堺雅人(旦那役)の腕を組もうとした手を
汚いものへの拒絶反応ごとく、振り払うシーンがなぜか切なかった。
不倫している奥さん。
それを許せない旦那さん。
んーー・・・それだけみると、 「そりゃね~」 になるんだろうけど・・・
この奥さん、寂しかったんだろうなぁ・・・。
いればいるほど、寂しくなるひと。
一緒にいるのに遠いひと。
解決を相手に求めてしまう気持ちとか
自分ひとりじゃ何も進めないときに、一片の努力をする思いとか
お互いの時間のペースが違う件、とか・・・
んーー。
男女関係、そりゃお互い様なんだろうけど
ただ、どーしても奥さん側に感情が移入してしまう。
最後の奥さんからのメールのシーンで、
ようやく何かを二人で少し動かせたような気がして、ソワソワ。
一方的ではない
まだ互いへの希望という名のタイムラグがあるような気がして、ドキドキ。
ダメになる前の、残りわずかの時間には優しさが溢れていてほしいから。
ワタシの期待。
映画の感想って・・・
見た人の人生観が普段の会話よりも赤裸々になるようで避けてたな~。
オススメされたものを「あれ、観た~?」と聞かれ「まだー、ごめーん」とか
(観てない自分にひとり、勝手に罪悪感。申し訳なさで不甲斐なくなる)
自分が号泣した映画を、ゲラゲラ「ツボ!」と言いながら爆笑する友とか
(価値観人それぞれと、シリアスな気持ちが吹っ飛んだ)
映画の周りをウロウロ・チョロチョロ徘徊しては
第三者を交えた友好なカンケイを映画とは築くのが下手くそだった。
素直にアイラブユーが言えなかったんですね~。
何のハナシしてるんでしょうか。
立ち入っちゃいけないところに、踏み入れてるようなザワザワ感。。
自分の話だとオブラートに包むようなものなのに
「誰々」のハナシになると、心なしイキイキ丸裸に喋りだす・・・あの感覚がするんだなー。
基本、違って当たり前なんだと、違う感想に落ち着く自分と、
基本、同じでいて欲しい相手とは・・・なかなかいつだって平行線だったりするんだけど
極々まれに一緒だったりすると、ジワジワ落ち着かなくなって
段々、会話自体に魅力を感じなくなっていってしまう
自分の性分に気付いた時は不快でもあり、妙に納得いったなー。
みんな違う意見だったら面白いのに。
あの人だったら、どんなこと言うのかな?
ねぇ、
今のワタシなら、(苦手な)ガールズトークすらできるんじゃなかろーか?
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