30代独身OLのもっときれいになってやる！　　　　～コスメ・ダイエット・・自分のきれいと戦う日記～

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2007年07月28日

生活という毎日のサイクルの中で、何か「ひとつだけ」に心を奪われていると、過多になる気がする。仕事だけ、遊びだけ、家のことだけ恋愛だけなどなど単純なことだけに、心を奪われていると、偏った表情で、鏡を覗いて気がつけば能面みたいな顔になってびっくり・・・みたいな。喜怒哀楽の表情が奪われるような。

私もやりたいことに一直線はいいけど、それだけに心を奪われることは、日々の生活を楽しむには危ういし、凄くバランス悪い気がして。そんなとき、友達っ～のはいいもんで、必ずタイミングよく連絡くれるし、私もひと息ふ～っとつく様に、気軽に連絡できる。

それもしつこいほど頻繁じゃなく、コンスタントじゃなく、誰かってことを忘れてしまうほど時間を置くわけじゃなく。そんな「関係」がそんな友達が発する「ひとこと」がふと偏りそうになる「私」を「わたし」に戻してくれるのだ。ほんとアリガタイ。そんな友達は、なんだか急にむしょうに食べたくなるカレーやラーメンのように気取りがなく、かつおいしいものだ。
iroio

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そんななかの友達と今日は。学生時代の思い出が詰まっているのは横浜で、そして、大好きな街なんだけど、このところ、毎年のように夏は、そして、夏じゃなくても中華街などに行くことが多いので、今回は横浜ではなく。場所はこちら。

（友人ちょいフレームイン）

行ってきました。国立新美術館・・・というのも、「日展100年」という大々的な展示が行われているから。そして、六本木アートトライアングルを楽しみたかったから。できてから何度か行ってるものの、やっぱり開館と同時にいくのは人も少なく時間も有効に使えるのでお得です。結局、私の趣味を優先してもらっちゃいました。

まず、感想。いいものは時代を超えてもいい。言うまでもないことだけど、再認識。高橋由一・伊東深水・岸田劉生・・学生時代に教科書で見たようなおなじみの方の作品ばかり。絵だから動くはずがないのに、その目がその手が、そして色が動いている気がしてくるのがすごく不思議。その波動が、私にも伝わって、鳥肌がたち、ふと動けなくなってしまう絵に出会っちゃったりする。たくさんの人がいるのに、自分しかいない感覚になって、時間もとまる。すごく私にとっては贅沢って思う瞬間。プラスおいしいランチをいただければ、体の中から満足。

そして、この夏、特別に運行されているシャトルバスにのって夏の日差しが厳しいなか歩くことなく六本木ヒルズの森美術館「ル・コルビジェ展」へ。

コルビジェというと、サヴォワ邸・ユニテダビダシオンロンシャン礼拝堂・国立西洋美術館(日本) などで有名なほかに、スリングチェアーやシェーズロングなどが有名

面白かったのは、美術館の中に彼が設計した建築物や彼のアトリエを再現したものがありそれに入って実感を味わうことができること。そして何よりも面白かったのは、彼の建築が生み出されるまでの思考回路がわかったこと。建築家としてある前に絵を愛し、必ず毎日午前中を絵を書く時間にあてたという彼の建築作品は、すべてが建築という立体を１面で切り取ったときにひとつの絵画としての存在を生み出す。その積み重ねが建築をより立体的にしているのか？ともいえるのか？と思った。だから、彼の作品はデザイン性が高いといわれるのがすごくよくわかった気がしたし、映像などで実物をみるとすごく心地がいいのだ
草間弥生ｶﾌｪ

画像は日本を代表する前衛芸術家　草間弥生カフェもあり・・・
東京ミッドタウン

普通だったら、ショップを巡るにしても美術館に行くにしても、相手に気を使って見た感じがしないもんだけど、気がしれてるからこそ、全然自由にそして大満足の１日。

・・それにしても友達は主婦になり、家のこともきちんとやってお子さんもいるのに、どんどん若くなっていく気が。やっぱり気持ちが前向きで、何事も最初は無理？？？と本人も周りも思っていてもそれに向かって行動していく人って必ず何かを成し遂げてるし、どんどん時間がたっても活き活きと若くなってくるのが不思議。私も友達からのアドバイスでまた、頑張ろうって思ったし、今が踏ん張りどきなんだってことも再認識。あと、ちょっとだね。って今日はこの辺で。

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