ひとりで楽しも。

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2019.02.02

膝上20cmのミニスカート

(19)

テーマ：たわごと(26808)

カテゴリ：ヲタクな日々

こちら　が
けっこう反響あったので
もうひとつバイクで
思いだしたこと書きます。

まだ20代のころの話。
当時は大阪城を見下ろすOBP
（大阪ビジネスパーク）で働いてたんですが

（この中のＦかMかNのビル。うわー懐かしい）

ある年の秋、強風の揺れで
ビル酔いするくらいの大きな台風がきて
近鉄電車が不通になります。

家は奈良でしたが
まあ、JRで鶴橋から王寺まで行って、
そこからバスかタクシーで
帰ろうとのんきに構えてたんです
が、甘かった

王寺駅は阿鼻叫喚のぢごく絵図
当たり前ですが
バスもタクシーもおらず。

まだiモードもない時代、
他人との連絡手段は電話のみ。
じぶんの携帯電話は規制でつながりにくく
公衆電話は長蛇の列。

やっと自宅につながりますが
モト夫は留守のようです。
仕方なく留守電に吹き込んで
代替バスの長蛇の列にならび
天をあおぎます。

親せきもいないこの地で
ひとりぼっちなのを感じたのは
あとにも先にもこのときだけ。

23時を回ったころ、ようやくバスの順番がきました。
すしずめになったバスは
ワシが乗るのでギリギリ最後でした。

でもふと見下ろすと、
自分の後ろに、疲れ切ったおばあさんが...

（うわーん。こんなん無理やろ）

ワシはバスのタラップを降り、
代わりにおばあさんを乗せ
バスを見送った
まさにそのとき

真っ赤なＺＸＲが！！！！！

モト夫です。

外出先から留守電を聞いいて
ようやく迎えにきてくれました。
（この非常時に閉店まで
パチンコしてたらしい）

ワシ今回もノーヘル！

しかも超ミニのスーツに
パンプス！！

ZXR400の硬いタンデムシートに
またがって颯爽と帰ります。

交通整理のおまわりさんは
何人がおられましたが
この非常時です。
見逃してくれました。

おかげですぐに帰宅できました。
まあ、神様はみてるんだってハナシ。

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