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昨日私、お掃除をしたと書きましたよね。詳しく書くと、押入れの中を引っ張り出して配置変えし、不要品を捨てて、それからタンスの上にごちゃごちゃ乗ってるものを大々的に捨てたんです。なぜそんなことをしたのか。恥をしのんで打ち明けますと、タンスに乗っているこうすけの小さいプラスチックタンスが、ごちゃごちゃのものに右から押されて、左側の足が落っこちてたんです。そのせいで、こうすけが引出しを引っ張っても開かないことがありました。「開かないよ~」とよく言っていたので、前々から片付けなくてはなぁと思っていて、それを昨日実行したというわけ。で、タンスの引出しはちゃんと開くようになりました。私はけっこう頑張って片付けたので、それまでこうすけタンスに乗っていた大きな袋も押入れにしまうことができ、見た目かなりスッキリしました。帰ってきた旦那が、そのせっかく片付いたこうすけタンスの上に、会社の人からもらったラジコンを置いてしまって、ちょっとムッとしましたが。。。今朝。こうすけは、朝着ている服が気に入らないと、私に無断で勝手に上下着替えてしまいます。汚れたわけじゃないのに。この洗濯物が乾かない季節に、、、しかも今家の事情でどんなにいい天気でも洗濯が外に干せないんです。そんな状況下でのこの行為、はっきり言って朝からムカつくんですわ。私は、一人台所で保育所のご飯を詰めながらふと考えました。(引き出しが一人でも開けられるようになったから、あいつまた勝手に着替えるかもな~。着替えるなって釘さしておこうか?)でも、まあいいやってそのままご飯をよそってたんです。その時部屋から大きな音がして、一瞬後子供達(特にもえ)の大泣きする声が。お弁当箱持ったまま駆けつけると、こうすけタンスと、その上に乗っていたラジコン、同じく上に乗っていた私のアイロンが布団の上に落ちていました。そして隣で大泣きしているこうすけと、その横で目の上から流血しているもえか。。。血の気が引きました。ラジコンはけっこう大きくて重く、一緒にあったコントローラー?とかも重たいし角があって危ない。アイロンなんて、その重みで服をプレスするくらいだから論外、、、こうすけは着替えたくて、一番下の引出しを開けたと言っていました。お兄ちゃん大好きなもえは後ろをくっついていったんでしょう。いつもは開きにくい引出しを、彼は思い切り引っ張ったんだと思います。そうしたら、私が片付けたおかげで上のほうに重みがなくなっていたタンスのバランスが崩れ、タンスと、上に乗っていた危なすぎる物たちが子供達の頭上に………とにかく二人の怪我を調べました。こうすけは奇跡的に無傷でしたが、とばっちりのもえかは目の上に深い傷ができていました。女の子なのに、、、何にも悪いことしてないのに。それで私はどうしたと思います?まだびっくりして震えてるもえかを抱っこしながら、こうすけを叱りつけてしまったんです。「なんてことしてくれたん!! 勝手に着替えるなっていつも言っとったやろ?! あんたのせいでもえちゃんが怪我したんやぜ?! 女の子なんに!! もえちゃんは何にも悪いことしてないんに!! 傷残ったらどうしてくれるんけ!!」彼は何も悪くないです。確かにわざわざ洗濯物を増やされるのは困るしウザイ。でももえかが怪我をしたのは、全然こうすけのせいじゃない。全ては、とっても危ない状況に全く気付いていなかった私たち親の責任。こうすけは優しい子。昔からどんなに腹を立てても、決して人を傷つけたりしない。その代わり物に当たることはあるけど、やはり決して妹や友達に手を上げたりしない。昔は近所の子にいじめられても、ただ泣くしかできない彼を「情けねぇなぁ、叩き返すくらいしてやってもいいのに」と思ったこともあったけど、それもこうすけのいいところなんだってそのうち気付いた。親としては心配だったけど、そういうところをどうか変えずに、強く成長してほしいと願ってた。そのこうすけの優しさを、私は踏みにじったと思う。誰のことも一度だって傷つけたりしてないこうすけに、「おまえのせい」と罪をなすりつけた。こうすけは「ぼく、もえかちゃんのこと怪我させてないーーー!!」と言って泣いたんだよ。タンスが落ちた直後よりもっと泣いてた。言ったそばからすぐに訂正しました。ごめんって。こうすけのせいじゃないよって。お母さんが全部悪かったよ、って。私バカだわ。こうすけはとっても優しい子なのに。夜、こうすけがお父さんとお風呂に入ってる時に、彼は父に向かって言ってました。「今日ねー、僕が服出そうとしたら、ちっちゃいタンスがねー、僕ともえかちゃんのとこに落っこちてきてね~、もえかちゃんの目のとこから血出とった。 僕ね、ちょっぴり悪かったん」お父さんは言いました。「こうすけはちっとも悪くないんだよ。お父さんとお母さんが全部悪かったから。ごめんな、怖かったな。お母さんが危なくないようにタンス下ろしてくれたから、もう大丈夫だよ」「うん」今、こうすけは私の言葉をどう受け止めているのかな。お父さんが言ってくれた優しい言葉を、信じてくれたかな。もしかして運悪くアイロンが頭にブチ当たってたりなんかしたら、こうすけだって怪我してたかもしれない。もしこうすけが血でも流して倒れてたら、私はこうすけを叱っただろうか。「あんたのせいやろ!」なんて言っただろうか。もえかの怪我は幸い目の上の傷だけで、脳とかに異常はなさそうです。皮膚科の先生は縫うかちょっと迷っていましたが、テープでも大丈夫とのことで、特殊なテープを貼ってくださいました。5日くらいで傷自体は治るそうですが、万が一跡が残っても、気になるようなら後から手術で見えなくすることも可能だそうです。旦那と一緒にその結果にひとまず安心しつつ、二度とこのような事故を起こさないように気を配ろうと誓いました。このような恥さらし日記をわざわざネット上で書いたのは、この日を教訓として忘れないためと、私たちのような失敗で傷つく子を一人でも減らせたらと思ったので。あなたの家に、危ないところはないですか?
2007.01.31
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基本、土日は更新しないことにしてるんです。家族サービスの日ですから、持病の更新したい病が出ない限り、更新はしません。で、昨日は月曜日。張り切って更新するはずだったのですが、、、、、なんだかスイッチが入ったようで、普段ならありえない勢いで生理整頓をしまくっていました。ま、元が散らかってるからね~仕事は山のようでしたよ……てか、この狭い部屋によくもまぁこんなにたくさん不要品があったなぁと我ながら呆れました。思い切っていっぱい捨てて、ちょっと押入れがスッキリしたかな?しかもその後、お義母さんに呼び出されまた宇奈月へ。こういうスイッチって、自分で切り替えようとしても私は全くうまくいきません。いつも、勝手に切り替わり何かに取り付かれたように掃除したり、遠出したり、、、それに何にも文句を言わない子供達の、何と心の広いこと。。。。。皆さん、気分を変えたい時とかはどうしてますか……?*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** 小説の続きも載せたいのですが、情報収集が不十分で、なんだかまだ自分で納得がいかないんです。ネットで山のようなページから情報をあさりましたが、やっぱり納得いかない。取材旅行すら考えています、方向音痴なのに。。。。。ァ '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、*** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** *** 話は飛びますが、お正月実家に帰ったときに古いアルバムを見せてもらいました。私と妹が写ってるやつ。見てビックリ。そこにはなんと、おかっぱ頭でスカート履いたこうちの姿が………( ̄□ ̄;)!!いやいやいや、もちろん正体は私。それにしてもソックリだった……………。そういえば、性格もよく似てるもんな、、、、、運動会でのペンギン走りも…………こうすけ、ごめん||||_| ̄|○||||
2007.01.30
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第一章&二章はこちら***12*** 篤は午前の仕事を切り上げると会社の会議室に一人で篭り、携帯で電話をかけた。朝子の母、美代が出たのを確認すると、篤は話し始めた。「お義母さん、私です」「ああ、篤さん」彼女は疲れた様子だ。「朝子がどこにいるのか、分かりましたか?」篤は眉間に指を置くと、軽いため息をついた。「まだです。でも必ず見つけ出して連れ戻します。その際、朝子の腹にいる赤ん坊は諦めていただきますが構いませんね」美代は一瞬言葉につまり、ためらいがちに口を開いた。「……だけど、篤さんそれは……」「いいですか、私の方に落ち度は全くないんです。悪いのは朝子と相手の男だ。なのになんで私が責を負わなければならないんです?! 自分と血のつながりのない子供なのに!! ……とにかく、それで構いませんね?!」言葉を出せないでいる美代に、篤は追い討ちをかけるように言った。「もしご了承いただけないのでしたら、私はいちひとを連れて朝子と離婚してもかまいませんよ。もちろん、いちひとを以後一切、朝子とあなた方には会わせない」美代は叫んだ「そんな……そんな言い方はあんまりでしょう?! 確かにあなたに落ち度はないかもしれません。でも、私たちが了解するとかしないより、朝子の気持ちはどうなんですか?! 私は、あの子の意思を知りたいです。あの子がいいならそれでかまいません、でもあの子はきっと……」篤はイライラして怒鳴った。「朝子は大事な一人息子を置いて出て行った。これがどういうことかわかりますか?! 彼女は普段なら絶対にそんなことをする女じゃありません。つまり今、朝子は普通の精神状態ではないんですよ! それもこれもみんな腹にいる赤ん坊と、雨宮有芯のせいなんです! あの男の子供なんか…………!!」そこまで言うと、篤は一度言葉を切り、深いため息をついた。「とにかく、朝子は自分で何かを決めたりできる精神状態ではないんです。だから私の判断で腹の子は始末します」「だけど……!!」美代の言葉を遮り、篤は強い口調で言った。「こうするしかないんですよ。私だってできれば小さな命を踏みにじったりしたくなかった。……ですからこのさい、あなたと朝子の悲しい思い出は忘れてください」美代がまだ何か言おうとしていたが、篤は電話を切った。呆然と受話器を置く祖母に、いちひとが声をかけた。「おばあちゃん、お電話誰だった? ママ?!」「……パパだったよ」「パパ?! 僕、パパに会いたいなぁ~」そう言い駄々をこねるいちひとの頭を撫で、彼女は言った。「パパはお仕事が忙しいのよ。ママのことだって探さなくちゃならないし」……あんな人だけど、いっちゃん、あなたにとってはたった一人の大好きなパパなのよね……。美代は昼寝のための布団を敷くと、いちひとを寝かしつけながら思っていた。今後一切会わせないとか言いながら、いっちゃんのことは私たちに任せきりじゃないの……。朝子、せめて出て行ったりする前に、どうして何も相談してくれなかったの?!美代がふと気付くと、いちひとがぱっちり目を開けてこちらを見ていた。「お目目をつぶって寝ないと駄目でしょう?」美代が言うと、いちひとはぽつりと、しかしはっきり言った。「ねぇ、ママは死んじゃうの?」「……え?」「シホみたいに死んじゃうの?」「……シホ?」美代が言葉に詰まっていると、いちひとは目を瞑った。そして、間もなく安らかな寝息が聞こえてきた。美代はそれを聞きながらいちひとの頭を撫で、微笑んだ。この髪質……小さいころの朝子そっくり。そして、彼女はふと呟いた。「悲しい思い出………か」↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(何もかもうまくやろうとかどれ一つ無くさずにおこうとか思う僕には何もできない)←ELLEGARDEN ロストワールド↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.26
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第一章&二章はこちら***11*** 「………その時は気にならなかったんだ。……でも、だんだん……」言いながら有芯は顔を覆った。その様子を見て、智紀はテーブルの残骸を片付けるのをやめ、有芯のすすり泣く声に耳を済ませた。「なぁ俺、あいつのこと幸せにできないのかなぁ?! 俺じゃ……あいつを苦しめるだけなのかなぁ……っ」有芯がそこまで言った時、智紀が立ったまま正面から両手を彼の肩にバン!と勢いよく乗せた。智紀はそのままの姿勢でゆっくりと言った。「らしくねぇじゃねぇか」「……るせぇ」有芯は涙を拭った。「人は物じゃねぇんだ、お前は惚れた女なら何よりも大事にしてるだろ、いつだって」「……でも、俺は10年前だって……」「落ち込むな。お前、ちょっとこのごろ色々あって弱気になってるぞ。そんなんじゃ敵の思うつぼだぜ?! しっかりしろ。それはクソ野郎が間違ってるよ。朝子先輩は、今まさに壊れかけてるんだ。……お前のせいでな」有芯は絶望した声で呟いた。「……ほら見ろ」「でもお前が行って助けてあげれば、先輩はきっと大丈夫だ。クソ野郎が行って中絶なんかさせられてみろ、先輩はどうなる? 今度こそ本当に壊れちまうぞ」静かな智紀の言葉に、硬直したままの有芯の目から、また涙が流れた。「お前は自分のしたことに責任を持つ、その事だけを今は考えればいい。全く……白馬に乗った王子様が、めそめそ泣いてんじゃねぇよ。お姫様がかわいそうだろうが」有芯は顔を上げて後ろ頭をカリカリ掻いた。「王子様?! そんなんじゃねぇよ、だいたいあの暴力女がお姫様なんて納得いかねぇし」「全くだ」そう言い大きく頷いた智紀に、有芯は突っかかった。「同意すんじゃねぇ! 朝子は俺の女だぞ! ……あ」智紀はニヤリと笑った。「全くだ。それでいい」「……全く」有芯も涙顔のままニヤリと笑った。「そうそう、その悪人面の方がお前には似合うよ」「誰が悪人だ、白馬の王子様に向かって!」「おえぇっ、誰が王子だって?!」「誰って、言ったのお前だろ!?」二人は笑い、壊れたテーブルを片付けた。適当に食事を済ませると、有芯は少し休んだらどうだという智紀の提案を断り、また出かけていった。その後ろ姿を見て、智紀は苦笑する。やっぱりお前は先輩の王子様だよ。……ま、悪人面だがな。彼はしばらくぼんやりと煙草をふかし紙飛行機を飛ばすと、地図帳を手に口笛を吹きながら出かけていった。↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(君のためなら何だって苦痛じゃないんだよ)←スキマスイッチ 願い事↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.25
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第一章&二章はこちら***10*** その時、部屋に声が響いた。「愛してるわ、有芯」有芯は驚いて泣き濡らした仏頂面を上げ、後ろ頭をぐしゃぐしゃにしながら呆れた様子で文句を言った。「あのな、いるならいるって言えばいいだろ。それに、似てねぇ上に気色悪い物真似やめろよ」部屋の入り口で、智紀がにかっと笑った。「今のがいるって意思表示のつもりだったんだけど。どうだ、嬉しかっただろ?!」有芯は両手で腕を擦りながら身震いした。「まさか! 鳥肌立ったじゃねえか!!」智紀はニヤニヤしながら、持っていたコンビニの袋を小さな背の低いテーブルに置いた。「快感でか?」「悪寒だ、馬鹿野郎!」怒鳴った有芯に、智紀は静かな口調で言った。「……弱気になってどうする? 先輩の親がまた会ってくれなかったからって、へこんでる暇なんてねぇぞ」智紀は、言葉を失い俯いた有芯の向かいにドカリと腰を下ろすとコンビニ袋からパンとお茶を出し、ため息をつき言った。「先輩はどうやら、タクシーは使っていないようだな。バスにも、おそらくは乗ってない。でも分かったのはそれだけ。近所の人が家を出て行く先輩を目撃してたけど、軽く買い物に行くような軽装で、とても家出するようには見えなかったってさ。それから電車にでも乗ったのか、そのまま歩いてどこかに行ったのか、誰かを頼ったのか、それとも……」そこまで言うと智紀は言葉を切り、苦い顔をしてチラリと有芯を見た。そうして有芯の表情から、彼の方にも目立った成果がなかったことを伺い、智紀は意を決し言った。「これ以上探すとしても、俺たちだけじゃあまりに非力だ。いっそプロの探偵に依頼した方がいいんじゃないか?」有芯は後ろ頭をバリバリと掻いた。「いや。金がねぇ」「そう言うけどな……」自分を諭そうとした智紀の言葉を有芯は遮った。「お前、分かってるか?! 本当に、本当に俺、今金がねぇんだよ。ちょっとでも余分に使っちまったら、あいつらとお袋を養えなくなるくらい貧乏なんだよ!! ……………畜生っ!」有芯は拳を思い切りテーブルに打ち付けた。すると天板が真ん中から割れ、テーブルとささやかな夕食が有芯の振り下ろされた拳に向かって崩れ落ちてしまった。智紀はその一部始終を見届けると、軽いため息をついた。「あーあ。やめてくれよ、古いテーブル本気で殴るのはさぁ。……って、お前まだお袋さんに何も言ってねぇのか? いくら心配かけたくないと言ったってな、ずっと黙っとくわけにもいかねぇだろ?! まぁ早めに打ち明けるんだな」智紀がそう言いながら片付け初めても、有芯はテーブルを壊したそのままの体勢でブルブル震えている。智紀は動かない有芯に気付き手を止めた。「……どうした? 気分でも悪いか?」有芯は震えも収まらぬまま言葉を振り絞った。「……悪りぃ」「そうか、なら奥で寝てろ。毛布、どっかそのへんにあっただろ」「そうじゃねぇんだ。……テーブル、壊して悪かった」智紀はまた淡々とテーブルやペットボトルを片付けだした。「ああこれか、気にすんな。お前と10何年も一緒にいりゃあ、物が目の前で壊れる光景なんか見飽きるほどだよ」「……智紀」「あ?」有芯はがくりと床に腰を下ろし、呆然と言った。「……俺、朝子のことも壊しちまうのかな」「え? 何言ってんだ?」「あいつ……あの篤って野郎、探偵に朝子の行方を探させてるんだ」智紀は血相を変えて立ち上がった。「じゃあ尚のことヤバイじゃねぇか! いくらキ~ミカ先輩をスパイにつけてるからって、先に先輩を見つけられたら……!!」「分かってるよ!!」有芯は叫んだ。「俺だって嫌になるほど分かってんだよ!!」有芯は、あの日キミカが帰ってから篤と交わした会話を思い出し、また拳を握り締めた。“探偵に朝子の捜索を依頼したよ。人探しのエキスパートらしいからこっちはおそらくすぐに見つけられるだろう。もちろん分かっているとは思うが、見つかっても君には一切知らせない”“てめぇ……汚い真似を……!”“汚い? 汚いのは君の方だ。昔別れた今は人妻の女に、未練たらしく手を出したんだからな!! 朝子はもう高校生じゃないんだぞ! 俺の妻で、いちひとの母親なんだ!!”“確かにそれは俺が悪かった!! だがな、朝子と赤ん坊には関係のないことだろうが!! あいつと子供は何も悪くねぇんだ! 俺が守ってやろうとして何が悪いんだよ?!”「……でも言われたんだ、あのクソ野郎に」“君は、さっき朝子は強い女だと言ったが……知らないだろう? 朝子が貴様と別れてどれだけ絶望していたか! 彼女は放っておけば自然に死んでしまいそうなくらい壊れていたんだぞ!! ……10年前、君たちは一度終わったんだ。それがもう一度一緒になったところでうまく行くはずがない。わかるか?! 君では朝子と子供を幸せになど到底できないんだよ! その様子だと職すらないんだろう? そんな様でよくもぬけぬけと子供をおろさせないとか朝子を守るとか言えたものだ、可笑しくてたまらんよ! 俺はもう二度と、朝子があんなふうに貴様に壊されるのを見たくない……! 朝子が本気で好きなら、本当に彼女の幸せを願うなら、潔く手を引くんだな!”↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(どこで間違っていったんだろう 何でなんだ壊れてゆく)←スキマスイッチ 螺旋↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.24
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第一章&二章はこちら***9*** 東京行きをキャンセルし、その日から有芯は朝子を探すため、駅や交通機関を中心に奔走した。事情を知らされた智紀も仕事の合間に手伝った。二人は家出した人間が立ち寄りそうな場所や、朝子にゆかりある人物のところに片っ端から足を運び、タクシー運転手や駅員、一般の利用客などにも話を聞いた。幸い智紀が部活時代の写真を持ってはいたが、10年前の写真であるうえ朝子はあまり大きく写っておらず、作業はかなり難航した。そうして慌しく時が過ぎ、朝子が姿を消してからもう1ヶ月が経とうとしていた。有芯は、朝子探しの拠点となっている智紀の部屋で、一人ぼんやりと携帯を眺めている。もうすぐ日が沈む時間だ。朝子と最後に会った日から比べると、もうかなり日が短くなった。彼はぼぅっとしながら携帯に登録されている番号を順番に繰っていたが、『朝子の実家』と書かれた個所で手を止めた。彼は左手で頭を抱えると、朝子が消えてから何度ついたか分からないため息をまたついた。電話をしても、取りあってもらえない。行っても、会ってもらえない。はっきりしたのは、朝子は実家にいない、ということだけ。彼はふと、朝子が夫に残した手紙の一文を思い出した。“確かにあなたを愛していたんだと思います”有芯はギリギリと歯を食いしばった。10年もの間……あいつは朝子の伴侶だった。“朝子は心にない男と寝るような女じゃない”“女は、好きでもない男に触られようが抱かれようが、何にも感じない生き物なのよ”やっぱり、あいつを愛していたんだな、お前は…。でなきゃ……二人の間に子供ができるわけがない……!有芯は後ろ頭を掻き毟った。何嫉妬してるんだ?! 俺だってこの10年、女なしでやってきたわけじゃない。遊び感覚とはいえ、結構お気に入りだった女もいた……。とは思うものの、本当は彼自身にも分かっていた。俺の女性関係と、朝子と篤の関係は明らかに違う、全く違う。俺が今まで付き合った女の中で、顔と苗字と名前の一致する女が一体何人いる?! ……俺ってやつは、今まで一体何をやっていたんだろう?!有芯は、気持ちを切り替えようと頭を左右に振った。とにかく今、朝子が愛しているのは俺なんだ。だって俺たちは、あんなに熱く抱き合ったじゃないか―――。そこまで考えたものの、彼は朝子と篤の言葉を思い出し身を震わせた。“アンタじゃ頼りになんてならないわよ!”“貴様じゃ頼りにならんと思ったから、一人で行ったんだろうよ!”有芯は息を震わせ、呟いた。「………朝子」その途端、みるみるうちに涙が流れた。「朝子……朝子……朝子、朝子…朝子!!」自信がない。お前に会いたい。会って俺を愛していると、お前の口から聞きたい…。有芯は流れる涙を拭いもせず、目の前のテーブルに突っ伏し、記憶の中の朝子に向かって呟いた。「言ってくれよ……俺を愛してる、って」なかなか更新できずにいました、すみません(^-^;)家の事情で模様替えなどしていまして…しかもonce、ここからストーリーがちょっとややこしくなるので整頓が大変で。゚(゚´Д`゚)゚。ともあれキッチンが広くなっていい感じデス☆今日はこれからまたお掃除||||(;-_-)||||↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(僕らの右手はどこまで上げれば誰かに見えるかって それだけ)←ELLEGARDEN 右手↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.24
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この前のダメダメ日記ですが、皆さんからいただいたコメ読んだ直後、コタツに潜りこんで大泣きしました。 ありがとう。 なんかまだ暗くなってばかりですが何とかお散歩とかして気分を変えていきます(人´∀`).☆.。.:*・° 最近、すっげ、外寒いけどね………((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 外仕事の人、本当にお疲れ様だわ。。。 ところで、面白い心理テストがかずっち♪さんとこにあったので拾ってきました☆ 『これはアメリカのゲームでたったの3分で、出来るゲームです。試してみてください。驚く結果をご覧いただけます。 約束してください。 絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。 【1】まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。 【2】1番と2番の横に好きな数字をそれぞれお書き下さい。(3~7の中で) 【3】3番と、7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味のある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら女の人の名前をかく。) 必ず、1行ずつ進んで下さい。先を読むと、なにもかもなくなります。 【4】4、5、6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。 まだ、先を見てはいけませんよ!! 【5】8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。 【6】最後にお願い事をして下さい。 さて、ゲームの解説です。 【1】このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。 【2】3番に書いた人は、貴方の愛する人です。 【3】7番に書いた人は、好きだけど叶わぬ恋の相手です。 【4】4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。 【5】5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。 【6】6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。 【7】8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。 【8】9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。 【9と10番】10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。 【10】そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。 このメールを読んでから、1時間以内に10人の人にこのメールをお送り下さい。 そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、送らなければ、願い事と逆のことが起こるでしょう。 とても奇妙ですが、当たってませんか?』 なんか、、、当たりすぎてて怖かったんだけど。。。 てか、私の人生を表す歌が「アカツキの詩」ってどういうことよ?! 守ろうとした手のひらで握りつぶしてる人生なんてヤダァ~~ヽ(`Д´)ノウワァァァン ※あ、くれぐれも不幸の手紙のように回さないようお願いいたします(^-^;)
2007.01.20
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第一章&二章はこちら***8*** 「先輩、大丈夫か?! ……先輩!!」体をがくがくと強く揺さぶられ、キミカは意識を取り戻した。「う………あ、あれ、篤くんは?」有芯は目を覚ましたキミカを見てほっとしていたが、篤という名前を聞いた瞬間、顔全体に怒りの表情を浮かべた。「あの野郎、先輩を吹っ飛ばしておいて、そのまま慌ててどっか行きやがった………!」「………嘘。篤君、そんな人じゃないはずのに」リビングの床に座り込み呆然とするキミカを見て、有芯はため息をつき後ろ頭を力なく掻いた。「案外そんな人なんじゃないか? さっきの口ぶり、かなり俺様的だったぜ。それに、あいついきなり至近距離から無防備な状態の俺を殴りつけやがった。ああいうのはな、卑怯を何とも思わねぇ奴のやり口だよ」「でも、篤君はとってもいい旦那さんなのよ」言いながら不安そうな顔をするキミカの前にしゃがみ、有芯は静かに言った。「俺もそう思いたかったさ。………でもさっきはっきり分かった。あの男に朝子を任せてはおけない。だってそうだろう?! 本当にとってもいい旦那さんなら、どうして朝子は逃げ出さなきゃならなかったんだよ?! それにあいつ、朝子の腹にいる赤ん坊を殺すって言ったんだぜ?!」有芯の言葉を聞いたキミカの顔色が変わった。「は?! ……あんた今何て言った?!」「だからぁ、朝子の腹の子を………。先輩、もしかして……知らなかったのか?!」キミカは目を白黒させている。「え? ええ?! ……ちょっと待って。その……赤ちゃんってさ、もしかして……その赤ちゃんのお父さんが、あんたってことはないわよね?!」有芯は無理矢理苦笑すると、後ろ頭を両手でぐしゃぐしゃにした。「あ、うん、それが……本当に俺みたい」それを聞いたキミカはしばらく呆然とした後、猛烈に怒り出した。「……………雨宮~~~~バカ!! あんたやっぱり大バカよ!! 散々あの子泣かせて!! 何やってんの?! 絶対許さない!! アサがどれだけ追い詰められてたか分かってんの?!」有芯はキミカの前に膝をつき言った。「ごめん先輩。……本当にごめん。でも俺、朝子をあいつから取り返さなきゃならない。朝子と、子供を守りたいんだ。……だから俺は朝子を探す。あの野郎には渡さない。だから………許してくれ」キミカは怒りでぶるぶる震えながら泣いている。「…………あんたねぇ……っ、それがどれだけ大変なことか分かってるの?!」「分かってる。……本当は、俺が思ってる以上に大変なのかもしれない。俺の考えは甘いのかもしれない。……でもどんなに大変でも朝子を守るためなら、俺はなんでもする。絶対にもう、キミカ先輩の親友を泣かせないから……」そう言い床に両手をつく有芯の姿を見て、キミカの目からは後から後から涙が溢れた。「バカ雨宮……っ」そしてそう言い、彼女はぐしょぐしょの顔を上げた。「またアサを泣かせたら、今度こそ絶対に許さないわ」「分かった。肝に命じとく」有芯がそう言ったとき、突然キミカが彼の耳をつかんで引っ張ったので、彼はよろけてしりもちをついた。「いてってててて! 何だよ!!」有芯がそう言い起き上がろうとすると、キミカは無言で自分の額を有芯のそれにこつんとぶつけ、囁いた。「必ず守ってあげて、私の親友を。……部のおまじないよ、忘れたの?」有芯は、涙で光る頬を上げて微笑んでいるキミカをしばらくあっけに取られたまま見つめていたが、やがてニヤリと苦笑し、頷いた。↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(明日は少しだけいい人間になろうと思う 君なら何て言うんだろうね)←ELLEGARDEN おやすみ↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.19
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第一章&二章はこちら***7*** ―――――何だ、って?有芯の脳は今にも活動を停止しそうだった。彼は現実感が全く沸かないまま、とりあえず右手で後ろ頭をガリガリと掻きむしった。落ち着け落ち着け……と、心の中で自身に念じながら。それでも全く落ち着くことができないまま、後ろ頭の皮膚に痛みを感じたので有芯は右手を下ろすと何とか口を開いた。「あの………でも、その赤ん坊は……あなたの子かも知れないんです……よね?」「それはありえない!!」篤が激怒して叫んだ。「何が朝子と愛し合っただ!! 彼女のことを何も分かっていないじゃないか!! 彼女は………朝子は心にない男と寝るような女じゃない。……俺と朝子の間には、もうかなりの期間、性交渉はない」言葉を失っている有芯に、篤は言葉を続けた。「産院に問い合わせたら、一昨日の時点で妊娠3ヶ月。ちょうど……………あの旅行の頃と考えれば辻褄が合う。君はあの旅行で―――朝子と一緒にいたんだろう?」有芯は必死になって考えた。あの日何度も抱き合ったけど、全部避妊していたはず………。しかししばらくして彼は思い当たった。「……あ」―――――心当たりが、ある。有芯の表情を見て、篤は苦い顔をすると立ち上がった。「子供の父親は、君で間違いないようだな」「………はい」篤は深いため息をつくと、朝子の手紙を有芯の前に放って言った。「なんてことをしてくれたんだ。こんな手紙と離婚届を残して、妻に消えられた俺の気持ちが君にわかるか?!」有芯は、便箋に整然と並んでいる朝子の文字を見つめた。10年前に部活の連絡表で見たのと変わらない懐かしい文字が、夫と息子に別れを告げている。有芯が便箋を手に取ると、篤は電話帳と思しきものを何冊か取り出しながら言った。「そんなふうに書いてあるから、最初は朝子が自殺でもしようとしているのかと焦ったがね。どうやらそれはないようだ。彼女は腹の子を道連れに死んだりする女じゃない。それは絶対だ。たとえ………その子の父親が誰であっても、だ」有芯は一瞬チラリと顔を上げたが、眉間に皺を寄せながらまた便箋に視線を戻した。篤は更に話を続ける。「だが、腹の子が彼女を苦しめていることが明白な現状だ、俺は朝子を取り戻して、彼女には赤ん坊を諦めてもらう」有芯は弾かれたように立ち上がった。「………なんだって? だって、朝子は離婚届を置いていったんだろう?!」篤は目を剥いて怒鳴った。「俺は離婚する気などない!! 俺のでもない子供を育てる気もない!! 朝子は俺の妻だ!! 今までもこれからもずっと俺の女だ!!」有芯は持っていた手紙をテーブルに置くと篤を睨みつけた。「………あんたがそうだから、朝子は見限って出て行ったんじゃないのか?!」「何だと?! 君だって朝子に振られたんだろうが!! 貴様じゃ頼りにならんと思ったから、一人で行ったんだろうよ!」「違う!! あいつは俺を応援してくれた!! ………だから自分を犠牲にして、何も言わずに…………」言いながら、有芯は朝子が何か言いかけてやめたことを思い出し、胸が苦しくなった。「とにかく貴様のようなガキに妻をやるわけには行かない!!」血走った目を有芯の顔にくっつきそうなほど近づけそう怒鳴る篤を、有芯はじっと睨み返した。「野郎……10年前俺の前から朝子を掻っ攫っていったくせに、よくもそんな口が聞けるな!!」「何?! ……そうか、貴様が朝子の……貴様が間抜けなことをして朝子を傷つけるから、俺が助けてやったんだ!!」「んだとぉ?! 朝子はそんな弱い女じゃねぇ!! 自分のおかげであいつがあるみたいな言い方すんな!!」「ぬかせ!! こそこそ妻と会っていた分際で!! どうせいいように弄びたかっただけだろう?!」「そんなんじゃねぇ!! 俺たちは九州で会って、真剣な気持ちをぶつけ合った!! あいつが人妻だから、母親だから、俺は必死で諦めようとした、でも無理だった!! ……俺は………」有芯は固めた拳をぶるぶると震わせながら、意を決すると篤を見据えた。「俺は、朝子を取り返す……! 腹の子も絶対おろさせたりしねぇ」篤は怒り心頭の様子で、持っていた電話帳を床に叩き付けた。「俺と朝子にはいちひとという子供がいるんだぞ!?」有芯はまっすぐに篤を見たまま怒鳴った。「俺と朝子にだって小さくても子供がいるんだよ!!」「フン、まだ処理は間に合うんだよ!! 朝子を見つけ出して、彼女にはいちひとだけの母として、俺の妻として一生尽くしてもらわねばならないんだ!!」有芯は怒りが頂点を越し、妙に思考が澄んでゆくのを感じた。目の前にいる横柄な男が憎くて仕方がない。有芯はじっと篤を見つめると言った。「へーえ、そうか。俺、なんとなくあんたと朝子が上手く行かない理由、分かった気がするな」途端に篤が有芯を殴った。外で待っていたキミカが飛んできて止めたが、篤は拳を振り回し、あげくキミカまで吹っ飛ばしてしまっていた。管理画面変わりましたね~~慣れるまでちょっと面倒くさいなぁ~(↑▽↑ゞアハハ↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(さよなら告げた胸が痛むんだ夏は過ぎて秋が舞うよ)←アジカン 12↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.18
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イライラしかしない。 こんな時は何考えたってダメ。 どんなにその人が優しい人かって分かってる どんなに私のこと本気で考えてくれるかも それでも憎らしくてしょうがなくて それ以上話しても無駄だと思ったから、電話切って寝ちゃった ただ心配してくれただけだったろうに 私は疑った 何か腹に一物あるんじゃねぇのって そうやって心の予防線張るってことはすごく弱ってるんだろうと自分でも思った 本当は分かっていても どれだけ分かっていても それが信じられない時がある 自分を守りたい そのために他人を傷つけてしまっても それでも信じられない 怖くて 傷つきたくなくて 散々人を傷つけた後に残る 自己嫌悪 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ むかつくむかつくむかつくむかつくむかつくむかつくむかつく 一人になると 自分に対しそういうことばかり考えていた 人の悪口言うのは嫌いなくせに 自分への悪口は相変わらずな私 誰かを信じるのはすごく勇気がいる 私にはまだその勇気が足りないのかもしれない 誰かを信じることのできない者が 真に誰かに信じられることはないんだろうと思う 自分の親を心から許すことのできない母親は 自分の子供に心から信頼される母親になれないのではないか もうかなり前からそう考えてきた なのに私は進歩しない ずっと同じところをくるくる回っている 許したつもりでも 許せていなかったことがこの前はっきりと分かった それでもいいと 歩き出せるのはいったいいつになるんだろう?! 本当は一人じゃないはずなのに ずっと一人なんだと思い込んでしまう 多分 抜け道は案外そのへんにあったりするのに こんな時にはどうしてもそういうものが見えない もうやだ、寒中水泳してやるぅ~~~~ヽ(TДT)ノザバーン
2007.01.17
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第一章&二章はこちら***6*** 篤は、キミカが連れてきた男の顔を見た瞬間、目を丸くした。「君は………」有芯は物怖じした様子を全く見せず、篤を正面から見据えた。その様子を見て、キミカは体中を冷や汗が伝うのを感じた。このバカ、奥さんと不倫したくせに、ちょっとは申し訳なさそうにしなさいよ……っ!!「雨宮といいます。……はじめまして」有芯は突っ立ったまま落ち着いた声でそう言い、お辞儀もせずにまっすぐ篤の目を睨んでいる。彼は朝子の夫を目の前にし、拳を握り締めていた。あれから10年……こいつはずっと朝子の側にいた……。態度の悪い後輩にキミカは内心ヒヤヒヤしながら、注意するためひそかに彼のふくらはぎを蹴った。しかしわりと強く蹴られたにもかかわらず、それに気付かなかったのかと思うほど、有芯は微動だにせず篤を見つめ続けている。これ以上ないほど緊迫した空気の流れる中、キミカはおずおずと口を開いた。「篤くん、ごめんね。私……騙すつもりはなかったの。でもね、アサはアサなりに悩んで、ちゃんと考えて……」有芯がキミカの言葉を遮った。「ちゃんと考えてるヤツが一人で出て行ったりするか? キミカ先輩は何も言わなくていいよ」「キミカちゃん」篤が有芯から目をそらさずに言った。「悪いけど、席外してくれる?」篤は有芯をリビングに通しながら、眉間に皺を寄せぽつりと言った。「まさか、君とはね………」有芯はチラリと篤を睨むと視線を逸らした。「話したこともないのに、俺のこと覚えてるんですね」篤は眉間に指を置くと、力なく言葉を吐き出しながら座った。「覚えているさ。君は朝子と同じ高校の生徒だったろう? ……成る程ね、成る程………………まあそれはいい。………適当に座ってくれ」有芯がソファに腰掛け腕組みをすると、篤はすぐに切り出した。「で……いつからだ?」有芯は怪訝な顔をした。「いつから……? 何がですか?」篤は露骨に嫌な顔をするとイライラした口調で言った。「朝子とはいつから愛人関係なんだと聞いているんだ」「あ……愛人?!」有芯は驚きながら眉を顰めた。「俺はそんなつもりじゃ……。朝子だってそんなこと思っちゃいなかっただろうし」有芯は自分が朝子を呼び捨てにした瞬間、篤が目を剥いて自分を睨んだことに気付いたが無視した。「俺たちは付き合っていたわけじゃないし、愛人関係なんかになりたいと思ったこともない! ただ……自分と、相手の気持ちを確かめたかっただけです。そうして愛し合っていることに気付いた時、俺も朝子も互いに相手の幸せを望んで別れた。……それだけです」「そうかそうか」明らかに激しく気分を害した様子で、篤は吐き捨てるようにそう言うと拳を握り締め俯いた。「だが成人男女が、まさか手を握っただけで愛し合ったわけでもないだろう? ……単刀直入に聞こう、朝子と……俺の妻と性的な……身体の関係があったのか?」有芯は顔を上げ、俯いている篤の頭頂部を見つめながらはっきりと言った。「………ありました」途端に篤が拳を振り上げ、有芯に襲い掛かった。有芯はとっさにかわし、篤の拳はソファの弾力で跳ね返った。篤はすぐさま我に返り、荒く震える息を整えながら襟を正し、元通りの位置に座った。彼は必死で理性を保とうとしている。……取り乱すのは当然だ。自分の女に手を出した男が、目の前にいるんだもんな。有芯はそう考え、俯いた。篤は、下を向き歯を食いしばっている有芯の目前に、1枚の小さな紙切れを出した。領収証のようだ。「これが、うちのゴミ箱に捨ててあった。………………産婦人科の、領収証だ」有芯はこのタイミングで領収証が出てくる意味が分からず、篤の顔を見上げた。「………………え?」「ここの字を読んでみてくれ」篤が指した、領収証の明細に小さく印字された片仮名の文字を、有芯は読んだ。「ニ、ン、シ、ン、ケンサヤク」自分が何も考えずにただ読んだ言葉を耳で聞いて、有芯ははっとした。「……妊娠検査薬?!」「やはり何も聞いてない、か」そう言い篤は眉間を右中指で押さえると、事務的な口調で言った。「調べたら、朝子が保健センターで母子手帳を受け取っていることも分かった。彼女は………間違いなく妊娠している」↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(僕らの両手はどこまで伸ばせば誰かに触れるかって ねえ)←ELLEGARDEN 右手↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.17
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第一章&二章はこちら***5***アサは………一人でどこかへ行ったんだ……………。それを確信したキミカは真っ青になり、振り返った。彼女の視線の先には、つい数日前に朝子と話しをしたリビングがある。そしてその日朝子が座っていた位置に、今はただ呆然とするしかできない篤の姿をガラス越しに確認し、彼女の胸は痛んだ。“私………何があってももう有芯とは会わないわ”あれは………雨宮に迷惑をかけないために言った言葉だったの?!キミカが篤の沈んだ背中を見ながら硬直していると、電話の向こうで有芯が言った。「どうなんだよ先輩!? 先輩は、朝子先輩はどうしていなくなったんだよ?!」キミカは浦原家に背を向け叫んだ。「あんたのせいに決まってるでしょう!! あのブレス、あんたがアサに贈ったのよね?! あんなに大事そうに持ってるなんて、あんたのこと好きだからに決まってるわよ!!」「……………え?」有芯は訳が分からず考えた。なぜだ? 朝子は俺との結婚を自分から拒否した。エミの取り巻きに襲われた日、確かに朝子は俺を受け入れてくれたが……そのときはあのブレスをつけていなかった。有芯は混乱しながらも何とか自身の結論を導き出すと、口を開いた。「でも朝子は結局、俺を選んではくれなかった。あいつは結局俺のことより……」「泣いてたのよ、あの子。……私の前で」静かにそう言うとキミカは時間を掛けて深いため息をついた。「わかる?! あの喫煙騒動の時も泣かなかったアサがよ?!」「……古い話だな」有芯は沈んだ声で言うと、少しでも落ち着こうとベッドに腰掛け煙草を取り出したが、箱とライターが手から滑り落ち床に転がった。「とにかく」キミカはそう言い、今度は短いため息をついた。その様子から、有芯はキミカも精神的に相当参っているのだろうと悟った。「篤………アサの夫はね、あんたの存在に気付いてる。だから私に聞いてきたのよ、『朝子が付き合っている相手を知らないか』って」有芯はライターを拾おうと伸ばした手を止めた。「キミカ先輩……それで俺のことそいつに言ったのか?」「冗談」キミカはイライラした口調で言った。「言えるわけないでしょ?! 私が後輩を売るような真似すると思う?! 心当たりに聞いてみるから待っててって言って、今アサの家の前よ! 篤君は部屋で私の返事を待ってるわ」携帯を手に黙りこくった有芯に対し、キミカはまた深いため息をつくと、半分泣き声になりながら言った。「………あんた、どうするの? 部外者ぶって、後輩ぶって、このまま黙って見ている気なの?!」「そんなわけねぇだろうが!!」大声で怒鳴った有芯の剣幕に、今度はキミカが面食らった。有芯は別れ際に見た朝子の悲しそうな顔を思い出していた。……真実を知りたい。なぜ朝子は俺と別れたのか。なぜ……何もかも捨てて一人でいなくなったのか。彼は後ろ頭を右手でくしゃくしゃにすると、窓の外にある太陽を見据え立ち上がった。「今そっちに行く」↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(切り取って満たしても失っていたんだよ そして今日に至って無情を知るサンデイ)←ASIAN KUNG-FU GENERATION サンデイ↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.15
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第一章&二章はこちら***4***有芯は、自室のベッドの上にいた。布団に入るでもなく、眠るでもなく、頭の後ろで手を組み、彼はただ天井をじっと見つめ横たわっている。ベッドの隣には、有芯が昔から使っている黒い旅行バック。東京行きは2日後に迫っていた。彼は口にくわえた煙草に火をつけることも忘れ、考え込んでいる。お袋は、突然一人で東京に行くと言い出した俺に、何も言わなかった。疲れた顔で笑い、「分かったよ。好きにしなさい」と言っただけだった。………生活が苦しくないはずはない。まして、これから俺もお袋も一人暮らし。なのにお袋の言葉を聞いて、俺は何も言えなくなった。苦労をかけてごめんとか、許してくれてありがとうとか、謝罪も感謝も何も言えず、ただ短く頷くことしかできなかった。悪い、お袋……。でも俺、必ず成功して戻ってくるから。そしたら存分に親孝行するよ。……親父の分まで。そこまで考え目を閉じると、不意にせつなさで胸が痛み出した。唇がひとりでに心に浮かんだ名前を呟き、くわえていた煙草が床にポトリと落ちた。「……朝子………」彼は裸のまま自分に抱きつく朝子を思い出した。“有芯、抱いて。………もう一度だけ”そう言い自分を抱き締める白い腕や、腹に押し付けられた乳房、雫の散った胸にしっとりと張り付いた髪などを思い出し、有芯は身体の一部に血が集結するのを感じた。抱きたい、朝子……………。目を閉じたまま、有芯が下半身に手を伸ばしたちょうどその時に携帯が鳴ったので、彼は必要以上に驚き、慌てふためきながら電話を取った。「雨宮!! アサはどこ?!」開口一番、ものすごい剣幕でそう怒鳴ったキミカに、有芯は面食らった。「えっ、アサ、って、朝子?!」有芯はガンガン鳴る耳を押さえながら携帯を持ち替え、考えた。朝子なら裸で俺に抱………………じゃない!! それは俺の妄想だ!! 余計なこと言うと、なぜだか怒ってるキミカ先輩をもっと怒らせかねない……!!「……ちょっと待て、落ち着けよ!!」有芯はキミカに言いながら自分にもそう言い聞かせた。「何かあったのか?! 朝………っ、子、先輩がどうかした?!」キミカは落ち着くどころか更に金切り声で怒鳴った。「本当に、本当に本当に本当に知らないの?! それとも私が信用できない?! 隠し立てすると、あんた承知しないわよ?!」キミカの言動を聞き、有芯の思考から裸の朝子が消えた。彼は真っ白になった頭で必死に考えた。………隠し立て?! ……俺が?!そしてキミカの言った意味を理解すると、彼は愕然とし言った。「………朝子先輩はいなくなったのか?! ………何で?! 『頑張ってよ』って………俺には言ったのに」有芯の言葉を聞いて、キミカの声色が変わった。「雨宮………嘘?! 本当に………知らないの?」↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(流した涙だけあの日から 刻んだまま進む時間軸)←ASIAN KUNG-FU GENERATION エントランス↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.13
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第一章&二章はこちら***3*** 篤はふと思い出し、こんな時に何をやっているんだろうと自分でも思いながら、朝子が先週、新たに購入した冷凍庫の扉を開けた。そして、中を見た彼は愕然とした。そこには、冷凍食品など一つも入っていなかった。朝子が手作りしたおかずやお菓子の生地がパッキングされ、びっしりと詰まっている。それも、篤やいちひとの大好物ばかり。「朝子……………」彼はシステムキッチンのハンガーに、いつものように掛かっているピンク色のエプロンを見た。いつもそれをつけて自分と息子に料理を作ってくれた朝子の笑顔が自然と思い出される。戻って、こないつもりで……………………………それでこの冷凍庫を?自分がいなくても、俺やいちひとがしばらく食べるものに困らないように……………?!篤は手紙を握り締めて家を飛び出し、最寄の警察所に走った。まだ何の実感も湧かず、朝子がいなくなったことすらうまく理解できなかったが、彼は一つの信じがたい考えに取り付かれていた。“だから、一人で遠くへ行きます。遠い遠いところへ。”まさか朝子…………変な気を起こしていないだろうな? 俺やいちひとを残して逝くなんて―――そんなことは絶対にさせない!応対した中年で脂っこい顔の警察官は、いかにも面倒くさそうに篤の持ってきた手紙を一瞥すると、つまらなそうな顔でつき返した。「夕方あたりにさぁ~、気分変わって、帰ってくるんじゃない? 奥さん」「しかし、この文面では、明らかに別れを告げてますし、それに………!!」「この紙切れ見る限り、切迫した状況ではないですよ。家出でしょ? 事件性はないし、自殺の意思も見て取れない」「でも見てください、ここ!!“海のお星様になって”って書いてあるでしょう?!」横を向いて耳掻きを始めながら、警察官は何の感情もない声で「それは、『自分は死んだものだと思って、忘れて元気に暮らしてくれ』って意味でしょう」と言い、ティッシュペーパーに耳垢を擦りつけた。クズ警官が……! こっちはちゃんと税金払ってやってるんだぞ、きちんと応対しろ……!! 篤はイライラして怒鳴った。「違う!! これは絵本に出てきた……!! その絵本というのがですね!!」警察官は慌てて両手を振って、絵本の話を遮った。「じゃあ、一応家出人として届け出しときますから。奥さんの写真は持っておられますか?」「いいえ、今は……。あ、携帯の写真なら」警察官は書類を取り出し、ボールペンを持ちながら篤の携帯を見て眉を顰めた。「携帯にあってもねぇ………。それにそれ、お子さんの写真でしょ? 奥さんちょっとしか写ってないじゃない。これじゃあちっとも人相がわからないよ。……いなくなった時の服装は?」「…………さぁ………」「家出の、詳しい理由は?」「……………それも、あまり……」警察官は他に朝子の住所と名前などを篤から聞き、書類とペンを置くと哀れみを込めたため息をついた。「あんた、行きそうな場所の心あたりとかは探したの?」篤は家に帰り着くと、玄関に入るなり膝をつき、愕然とした。朝子がいない。誰も『おかえり』と、言ってはくれない。海の記述があったから、それがただの比喩だと知ってはいたが周辺の海をくまなく探した。しかし見つからないどころか、朝子の形跡すらつかめなかった。何も考えられない。俺には朝子の行きそうな場所もわからない。出かけるときに着た服もわからない。そもそも何で彼女がこの家を出て行かなければならなかったのかも分からない。俺は………!篤は思考が停止したままの状態で機械的にリビングまで歩き、アルバムを取り出した。しかし、中に朝子の写真は一枚も残っていなかった。それを見ても、彼は驚かなかった。朝子は本気だ。写真を残しておいてなどいないことは、初めから予想がついていた―――。篤はアルバムを手に立ち上がると、不意によろけてゴミ箱を倒してしまった。………こんな時に……くそっ!!イライラしながら散らばったゴミを戻していると、紙くずの中にあった小さな文字を見た篤の手が止まった。我が目を疑い現状を疑い、彼は事実を受け入れられず、ただいつもは平和なはずの、昼下がりのリビングに紙切れを手に持ち取り残されていた。やがて今にも泣きそうな声で、篤は呟いた。「―――――――は?」↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!(ようやく理解したよ 僕らはこの終わりのないゲームをするためにここにいる)←ELLEGARDEN FireCracker↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.12
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昨日富山は、朝から雪がちらついたりもしたが、日が高くなるに連れ良い天気に恵まれた。だから、もえかと一緒に今年初めて朝のお散歩をした。冷たい空気。でも、日差しは浴びつづけていると暑く感じるくらい暖かい。も「こっちったい」(こっちに行きたい)私「どうぞ~」もえのペースでしばらく歩くと、家の屋根雪が溶け雨樋を伝い、私の身長より高い位置から勢いよく道路にバチャバチャとこぼれ落ちている個所がいくつもあった。子供は水を触るのが大好き。もえももちろん大好き。私の心の中:(うわぁ~めっちゃ水しぶき散ってるよ~~あんなんに近づいたらもえの服びしょびしょになるやろうな~~)私は無言で水しぶきを避け、もえの手を引き歩いた。当然、もえは水に触りたくて暴れた。小さな手だからそれほど強く握ったりできず、もえは私の手を振り切り、雨樋の下へ………(ああ~~~~)嬉しそうにその小さな手を、流れ落ちてくる水に差し出すもえ。服がびちょびちょに濡れるとか、そんなものにはまってたら帰るのが遅くなって洗濯物を干すのが遅くなるとか、靴まで濡れちゃってまた洗濯物が増えるとか、考えたけど。もえはいきいきしてた。自分から行ったくせに、水に触れた途端「きゃぁ~~!」って言って逃げて、また触りに行って。その嬉しそうな顔だけで、濡らした服の着替えも、遅れた家事も、追加の洗濯も、まぁ~いっかぁ~~と思えた。冷たい空気を心地よく感じられる朝は、きっととてもいい日になる。
2007.01.10
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第一章&二章はこちら***2*** 篤が慌てて封筒の方を開けると、中から便箋が一枚出てきた。背筋に走る猛烈な寒気を何とかやり過ごすと、彼は意を決しそれを読んだ。『篤へこれが最初で最後の手紙です。そう考えると、胸が痛みます。信じられないくらい、痛いです。私は、自分がしたことの責任を、このままだととることができそうにないのです。だからもう、あなたと一人の側にいることはできません。覚えていますか? 初めて会った時のこと………。私はあの時失恋でボロボロだったから、優しくて誠実なあなたが憎らしくて仕方なかった。でも、あなたの側にいると不思議と安らぎを感じたわ。それを考えると、私は確かにあなたを愛していたんだと思います。覚えていますか? 一人が生まれた日のこと………。あなたの涙を見たのは、あの時一度きりでしたね。これから先もずっと、あの子は私たちの宝物です。ごめんなさい。決してあなたたちを嫌いになったわけじゃないの。私には、あなたの妻である―――そして一人の母である資格がない。それを痛感しています。だから、一人で遠くへ行きます。遠い遠いところへ。このような決断をした無責任な私を、どうか憎んでください。憎んで、そして忘れてください。10年前、どん底にいた私を救い出してくれたこと、そして、可愛い一人を授けてくれたこと。感謝しています。この気持ちだけは絶対に忘れません。書きたいことはたくさんあるはずなのに、胸がいっぱいで言葉になりません。今まで、本当に本当にありがとう。そして、さようならP.S. いちひとには、ママは海のお星様になって、海の底からいちひとを見守っているよ、と伝えてください』篤の脳裏に、朝子がいちひとに何度も読んで聞かせていた「くろぽんとおともだち」の一説が浮かんだ。事故に遭って死んでしまったシホからのメッセージ。“シホはおほしさまになったんだ。うみのそこでいつもくろぽんをみてる。だからくろぽん、だいじょうぶだよ。あいたいときは、いつでもむねのなかであえる。いつかくろぽんがシホをわすれても、シホはずっときみのともだち―――”↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(繋ぎ合ったときもあった 解けない感情持ち寄って↓↓ それが僕の全てだった それもたった今なくしたんだ)←アジカン Re:Re:↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.09
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第一章&二章はこちら ***1*** 篤は、ものすごく不機嫌だった。朝子の母親から連絡を受け、残っていた仕事を部下に無理矢理引き継がせて出張から帰る羽目になったからだ。“篤くん、朝子が電話に出ないの。家の鍵も閉まっていて……。いっちゃんの着替えとかはあるから大丈夫なんだけど、ちょっと心配だから、念のため様子を見てやってくれないかしら?”彼は午前10時の空いた特急電車に乗ると、疲れで重い体をドカリとシートにあずけ、眉間に手を当てながら深いため息をついた。朝子の奴……夫の仕事を何だと思っているんだ?! それに連絡もせずいちひとを放っておくなんて……。篤はそこまで考え、はっとした。こんなことがこれまでにあっただろうか? ……朝子が子供の世話を誰かに任せたまま黙って家を空けるなど、普段の彼女からは考えられないことだ。いつもいちひとのことを考えている、そんな母親なんだぞ、朝子は……!?篤は一気に青ざめた顔を両手で覆い、またため息をつくと両手の指を組んだ。心の中には焦りと、朝子に対する怒りが沸々と湧き始めている。全く、面倒を起こして……!! 朝子、君が今日、まともに生活できているのは俺のおかげなんだぞ?! 俺が現れなかったら、君は酒と煙草に溺れ、間違いなく真っ当な人間として生きては来られなかっただろう。これで、実はこの前のように寝ていただけだったら、今度こそ叱り付けてやる……。篤は駅からタクシーで自宅へ向かった。濃いグレーの屋根と、庭にそびえる樫の木。いつもと何ら変わりない家の姿が見えてくる。朝子の妊娠が分かった年に彼が自分の財産で建てたその家は、彼の頑張りの甲斐あって5年後にはローンを返し終えることができそうだった。いつもは自分で築いた終の棲家を満足げに眺めてから家に入る彼だったが、今日はタクシーから降りるとただまっすぐ玄関に向かい、ドアに手をかけた。しかし朝子の母が言っていた通り、鍵がかかっていてドアは開かない。鍵を開けると篤は玄関に入った。ドアが閉まると、彼は家の中の異様な雰囲気に、しばしその場で立ち尽くした。なんだこの違和感は――――――?!しばらく考えてから、彼は違和感の訳に気付いた。家が異様なほど片付いている。それに……静か過ぎる。彼は、いつもほとんどの時間家にいるはずの妻の名前を呼んだ。「朝子?……………」しかし返事はない。篤はなぜだか募って仕方がない不安を無理矢理胸の奥に押さえ込みながら、リビングに入った。見慣れたテーブルには一枚の紙切れと、中に何か入っている様子の封筒がある。紙切れの方を手に取った篤は、我が目を疑った。それはほぼ紙面が埋まった状態の離婚届用紙だったのだ。ついに最終章がスタートいたしました。目標は今年中に三章を書き上げること!!これからも精力的に書いていきます\(≧∇≦)/↓↓クリックでランキングが上がります。応援していただけると励みになります!!↓↓(届かないと分かってそして無力を知って つかえる胸土濡らす通り雨)←ASIAN KUNG-FU GENERATION エントランス↓↓こちらもお願いいたします(人´∀`).☆.。.:*・°
2007.01.08
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ではではさっそく昨日のクイズの答え合わせをしま~~す\(≧∇≦)/ ちょっと中途半端ですが、一番難しかったと思われる1問目をとばして、2問から答え合わせしましょ~~☆ 2:ぴーくの=ピンク色のもの (もえのピンク色のジャケット、ピンクの靴下、ピンクの長靴、ボウケンピンクの人形もぴーくのですw) これはひろ君さんもhirasolさんも分かったみたいですが、正確にはピンクの”もの”ですから、おまけで正解☆ 使用例 「ぴーくの、ねんね」(ボウケンピンクが敵にやられて倒れてるよ!) 3:たいたん=お父さん これはけっこう難しかったですよね。ちなみに私は同名の乗り物に乗ったことがあります(爆 スペースワールドにて) 使用例 「たいたん、おいてーよ」(お父さん、邪魔だからどいて) 4:やーやん=お母さん これもわかんないんじゃないかと思ったのですが、いやぁ~さすがhirasol母は鋭いですね!! 使用例 「やーやん、おっきーぱいぱーい」(お母さん、反対のおっぱい飲む)←おっぱいが大きいわけではないようです。゚(゚´Д`゚)゚。 5:にーに=お兄ちゃん 最近では「にーちゃん」とか「こーちゃん」とかとも言うようになりましたw 使用例 「にーに、あんぱんまん、みたい、て」(お兄ちゃんがアンパンマンのビデオ見たいってさ) ↑ 自分が見たい時、兄をダシにする妹。。。。。 そして、第1問の答えは、、、、、 1:あいもん=ドラえもん お買い物ではありません(^-^;)もえはドラえもんが好きです。私は、もえがドラえもんを見て喜んでいるのを見るのが好きです♪……だって、「あーいもん♪あーいもん♪」って言ってて、かわいいんだもん0(≧∇≦)0使用例 「あいもん、ぴーくの、ねんね」(どらえもんとボウケンピンクが一緒に寝てる) ↑ よくドラえもんの人形とボウケンピンクの人形を、もえが一緒にお布団に寝かせているんですよ(^-^;) クイズ楽しんでいただけましたでしょうか?0(≧∇≦)0 今日は土曜日なんでまた保育所がお休み……||||(;-_-)|||| 天気も悪いし何して遊ぼうかなぁ~~~~(>_<)
2007.01.06
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皆様、新年明けましておめでとうございます+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+ ………って、もう5日じゃ~~んガビ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!年が明けてからは何だかんだで忙しかったですわ(↑▽↑ゞアハハ年越しは、おうちでのーんびり♪DJ OZMAは紅白で絶対何かやらかしてくれると思ってたけど、やっぱりやってましたね(^-^;)絶対何か問題起きるだろうなぁ~と思ってたけど、やっぱり起きましたね(爆)てか私、彼が騎士団だって、今年旦那に言われるまで気付かなかったことがちょっぴりショックでした~~ヽ(;´Д`)ノそんなこと別にどうでもいいんだけどね~~ァ '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、2日はうちの実家でお泊り。実家の父と初モメ||||(;-_-)||||もうちょっと成長しないとな私。。。あっちはもう朽ちてくだけの運命だから、私の方が成長しないと。。。3日は旦那の実家でお泊り。「なさこうと飲める!」と旦那のお母さんが喜んでお酌してくれた♪でも一応私、遠慮しましたよ!!!←一応って、何でもお兄ちゃんが焼いたシフォンケーキは遠慮しなかった。だって大好きな抹茶だったしぃ(人´∀`).☆.。.:*・°4日は旦那実家の帰りにお買い物&宮○山公園で遊んできました♪山なので雪がいっぱい残っていました。車に寝ているもえと旦那を残し、こうちと一緒にそり遊び+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+ 最初はうまく滑れず、途中で必ず後ろ向きになってましたが、それでもこうちは大笑いしながらそりを楽しんでました*・゜゚・*:.。..。.:*・゚(≧∀≦)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*後ろ向きになっちゃった☆でも後半になるとかなり上手になってました^^雪遊びの格好はしていってなかったので、彼のおケツはつめた~~~~くなってましたがね(;・∀・)っとここで突然ですがプレゼントクイズ!!全問正解したら、なんともえちのポケットマネーから11円(もえの全財産)が贈呈されます!!(いらねぇ~)とにかく行ってみよう!! 題して……クイズ:何といってるでしょ~~~ぅか!!次のもえ語を解読してね☆1:あいもん2:ぴーくの3:たいたん4:やーやん5:にーにう~ん宇宙語ですね~~(^-^;)くどいようですが、賞金11円(全財産)のために、皆さん頑張ってくださ~~い?!↓↓新年初クリックで福招き?!
2007.01.05
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