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内容は、JR脱線事故の事故調査委員会が運転手の心理状態の解析を専門家に要請する というものでした。
私はこの記事を読んで 事故調査委員会はその本分を忘れているのではないか、マスコミの流す雑音に流されているのではないかという危惧を持ちました。
事故調査委員会は事故のメカニズムを解明するのがそもそもの役目のはずです。
つまり事故当時の速度やスロットル(というのか知りませんが)・ブレーキの操作の状態、どうしたら回避できていたのかなどを調査し 責任の所在を明らかにするとともに今後の安全な運行に役立てることが目的じゃないのでしょうか。
実は初めにおかしいと思ったのは、被害者の救助が終わった車体を解体しながら撤去しているニュース映像を見たときでした。そしてその次にレールの撤去。
枕木や石のひとつまでが証拠ではないのかと疑問に感じました。
近畿圏は古墳や遺跡が多く 発掘のバイトがあったりしてその光景を目にすることが比較的多いのですが、もちろんショベルカーで掘り返した土を持ち帰ってラボで調べるなんていう方法は聞いたこと有りません。
現場に屋根を架けてでも車輪の摩耗の偏りやブレーキシステムの配線被覆の炭化の状態まで調べて欲しかった。
そんなことしなくても電子システムに記録が残っていると専門家の方は言うかも知れません。
それでも良いじゃないですか。
それが正しいのなら全ての証拠がそちらを示すことでしょう。
非常識で 無駄な労力を使うことかも知れません。
それでも良いじゃないですか。
そのくらいのことをしたって良いじゃないのでしょうか。
現場付近は70km/hの制限区間だったそうですが、108km/hで転覆脱線したようです。(子供の頃は比較的 脱線転覆という言葉は良く聞いたように思います。これは脱線したために列車が転覆したという意味だと思っていました。転覆したために脱線したという事故は初めて聞きました)
この数字にショックを受けました。
安全マージンが55%ないんです。
私はもちろん鉄道のプロでもなんでもないので そんなもんだよと言われるかも知れませんが 技術屋としてお客さんに渡す装置は普通100%くらいの安全マージンが最低ラインです。もちろん私らの場合は どんな人が操作するか分からないということもあって マージンは大きめになりますが、55%というのは影響を考えればいかにも低いように思われます。
自動車を運転する場合を考えてみると、40キロオーバーすると車が吹っ飛んで死ぬなんて事だったとしたら ドライバーの3割くらいは命が危ないんじゃないかなぁ。
けど、誰も何も言わないところを見ると日本中の鉄道がそんなモノなんでしょうかね。
それでいいのかな。