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2009年03月08日
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Subtitleがナイノア・トンプソンの肖像 になっています。

ナイノア・トンプソンというのはハワイの人で、現ポリネシア航海協会の会長だったと思います。
1976年 ハワイ人の祖先はタヒチから来たという伝説を実証するため
ポリネシア航海協会が伝統的な形を再現したセーリングカヌーでの航海計器に
拠らないハワイからタヒチへの航海を成功させます。
このときの航海師はミクロネシアから招いた伝統航海師マウ・ピアイルグでした。
ハワイでは話は伝わっていたものの実際の方法は失われていたのです。
第1回の航海の成功後 その航海師は故郷に帰ってしまいますが

事が出来 1980年 ついにタヒチまでの航海に成功します。
本にはその後のポリネシアのあちこちに寄港し、民族の誇りと自然と一体になる
こと素晴らしさを伝えるナイノアとホクレア号の活動まで描いています。

その中で特に心に残ったことは、次のエピソードです。
最初のカヌーがスタイルを伝統様式にしたFRP製だったため 材料も全て
古式に則ったものにしたいという希望を持ったのですがハワイには材料になる
程の大きな木がなかったため探していたら、アラスカのイヌイットの部族が
提供を申し出ます。
そのときに彼らはナイノアに、これは贈り物なのだからお返しなどはしないで下さい と言い、ナイノアはそんな彼らに報いる方法はと考えハワイに植樹することにします。
ナイノアは言います。
「与えることこそが富だという考え方です。

それが逆転してしまったことに起因するのかもしれません。
それに対して一般に島社会は蓄積よりも分かち合いに価値をおくという
この点で共通したところがあります。」

平易で 言い古されたことかもしれませんが、ずっとナイノアの行動を読んできた後では
とても心に響きました。

もはや熾火状態かもしれません。
しかし なんとかもう一度火をつけることは、今いる大人の義務かもしれません。






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最終更新日  2009年03月08日 22時49分26秒
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