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刺激的なスペイン・ギリシャなどの失業率チャートを見ながら思った、
Racing To The Revolution: Spain Vs Greek Youth Unemployment
”失業率”っていう言葉、
(あるいは失業率データ、)
一体、誰が作ってんだ?って、
名前からして、悲壮感が漂うわけだが、
察するに、これ、企業の思惑が、
(と言うか、向こう側の人たちの思惑が、)
反映されている単語では ないか と、言葉の背景に、
仕事がないやつはおかしい、
仕事 がないのは不幸 、 的な発想が見え隠れする、
果たして、 失業率が高い国は不幸なのか、
会社勤めしていないのは不幸なのか、
GDPが低い国は不幸なのか、
先日のMakow氏の Poor Nations are Happiest で見た、
ギャラップ調査による 貧国 パナマの国民の幸福感が、
世界で一番と言うのは興味深い、トップ10上位は、
パナマ、 パラグアイ 、 エルサルバドルの中南米の国々、
http://www.gallup.com/poll/159254/latin-americans-positive-world.aspx#2
但し、貧しい国であれば幸福とは限らず、
現にロシアは100位内にも入っていない、
( ちなみに USは33位、)
パナマの姿を見ると、
人口340万、GDP(1人あたり)12000ドル、
死亡率世界196位、平均寿命74歳、
一年中温暖気候、主産業は農業、失業率はやや高いものの、その日暮しなら、
サトウキビ・綿の伐採でなんとか食べていける、が正直なところ、
生活水準は欧米のそれの足元にも及ばない、
しかし、GDP、 生活水準が、
はるかに高いシンガポールは、
今回 の ギャ ラップ調査 で最下位となっている(146位)、
パラグアイ の女性 は言う、
"Wealth does not bring happiness, but only problems.”
(富は幸福をもたらさない、それどころか問題を起こす、)Makow氏の記事の最後の〆の言葉は、
It may be true that it is not the standard of living in a particular country, but the attitude of the citizens that matters. (幸福と言うのは、その国の生活水準にあるのではなく、そこに住む市民の態度にあるというのは本当なのかもしれません、)
日本人の感覚からすると、
昼から、長いランチタイムで、
お茶を飲んでダベッているのはけしからんとなる、根底にあるのはTime is moneyであり、
時間を楽しもうとするする発想よりも、
仕事していてこそ価値がある、的発想だろう、
いわんや、失業者である!?
それは、このチャートに良く表われている、
失業は恥!? とばかり、
世界でもまれに見る低失業率、勤勉国家 ・勤勉 国民、ちなみに、今回の Gallup report では、
日本は60位くらい、 (正確に数えていないんで失礼!)満足している人が少ないのはこれ如何に?
最初の疑問に戻って、
改めて、”失業率”とは何なのか?また、自給自足は失業なのか?
視点を変え、
幸福感から眺めるなら、失業 率とは、
”時間の拘束から解放された人達の 率”
と言い代え られ る のではないだろうか、
(参考)
就活はするな
The Art of Being 2024年07月10日 コメント(1)
いのちはいただきもの天命で生れ天命で還る 2023年09月26日