7月15～17日、世界で最も過酷なマラソンと呼ばれている、バッドウォーターウルトラマラソンが、今年も開催された。

今年でちょうど100周年を迎える大会には、命知らずの96人のランナーが参加した。

バッドウォーターウルトラマラソンは、アメリカ・カリフォルニア州にあるデスヴァレー国立公園内の湖、バッドウォーターからスタートし、ホイットニー山の入り口ホイットニー・ポータルまでの約217kmを走破するマラソンレースだ。

参考）Wiki：
バッドウォーター (Badwater) は、デスヴァレー国立公園の敷地内に存在する内陸湖（海抜下86メートル）である。

バッドウォーターは塩が堆積したバッドウォーター盆地の中に存在し、傍には湧水を源泉とする小さな池がある。
かつてバッドウォーター盆地は塩水湖だった。
英語で悪い水という意味のbad waterが由来となっている。

“世界一過酷なマラソン”と呼ばれている所以は、その距離の長さも去ることながら、コースの特殊な地形にも由来する。

スタート地点のバッドウォーターは、北アメリカで最も海抜が低い地点で、海抜下86m。一方、ゴール地点のホイットニー・ポータルは標高2548mで、それに続くホイットニー山は、アメリカ本土で一番高い山だ。

だが、ランナーを最も苦しめるのは、コースを取り巻くの特殊な気候だ。まったく何もない更地で、砂漠と化したコースには舗装道路がたった1本あるだけで、他には何もない。

とにかく暑く、日陰でも気温は50度を超える。

こうした過酷な条件から、バッドウォーターウルトラマラソンを完走できるランナーは、毎年ごくわずかしかいない。

それでも、今年のレースでは81人が完走し、1位はポルトガル出身の36歳の男性で、タイムは24時間38分だった。東京都千代田区の日本人男性イワモトノブミさん（47）も、19位で完走している。

以下、大会HPから、

July 15-17, 2013.
96 starters.
Wave starts at 6am, 8am, 10am、

完走者は81人（84%の完走率）！

道路はアスファルト道路があるが、熱いので、

loading Photographer David Nelson's incredible race photos

道路わきを走るのだとか、
（写真では、義足のランナーも走っている！）

記録を見ると、

loading
complete results

96人の年齢に着目、

20代は3人のみ、30-60代の多いこと！

最高齢は76歳、（三浦雄一郎もビックリ！）
（彼は惜しくも140km地点でリタイア、）

この辺のマラソンになってくると、
体力以上に、心の領域が関係してくるかも、

こちらに、デスバレー（Badwater）の紹介ビデオがあるが、
過酷な環境は、並ではない、
（最初のイントロで、月世界が出てくるのは、ご愛嬌！？）

デスバレーって、つい最近も、
高温度を記録したところじゃなかったけ？

－－＞米南西部で記録的猛暑、デスバレーで53度　１人死亡

そして、ここに、
日本人が参加していたと言うからスゴイ、

イワモトさん、47歳、
記録：32時間46分、19位、

ニシムラさん、43歳、
38時間8分、32位、

ウウーン、これは、
国民栄誉賞モノではないか、

こんな殺人的な環境のところを走ってきて、
しっかり、完走したなんて、

まさに死（デスバレー）からの生還、

さて、ここで、個人的な関心は、
彼らはフォアフットだったのだろうか？
という疑問、

今、いくつかVideoを見ているが、
まだ、よくわからない、

少なくとも、
裸足の人はいなかったように思うのだが、

追記）
イワモトさんのHP 、

■主な戦績
2003年スパルタスロン（ギリシャ246km） 6位 27時間23分
2004年 24時間走アジア選手権（台北） 2位 247.260km
2006年 24時間走世界選手権国内選考会優勝 244.739km
2007年スパルタスロン（ギリシャ246km） 7位 28時間14分
2010年 BADWATER（アメリカ217km） 46位 42時間03分
2011年 BADWATER（アメリカ217km）　5位　27時間30分　