Walk in the Spirit

登山口の近くには駐車場やお土産屋さんがあって、
うろうろしてるうちに家族とはぐれる。

お土産屋さんの隣の休憩所？みたいな所に案内されて、
そこの窓から外を見ると、
「明るい道」「暗い道」という二つの登山道が示されていた。

「暗い道」は森の中の暗くて険しい、でも静かな道。
「明るい道」は海が見える明るい道だけど、風がきつくて大変。

暗い道にはすでに大勢の人が歩いていて、
一瞬、自分もそちらを歩こうかと思ってしまうんだけど、

先に明るい道を歩いていた家族に声をかけられて、
そちらへ呼び戻される。

明るい道を歩いている人達は、大変な道なのに、
みんな楽しそうに笑いさざめきながら歩いているけど、

暗い道を歩いている人達はまるで死んだように表情が無く、
生気の無いゾンビみたいに行列していた。

「明るい道」で家族に誘導されながら、
「暗い道」に行かなくて良かった、と思いながら目が覚めた。

>>701
山に登るのが正解で、
安全そうな森はダメという夢は５年前頃に見た。

森のほうを選んだんだが(笑)最初は安全なんだけど、
列の先の方で揉めたりおかしかったから注意していると、
歩いてる人がいつの間にか徐々に少なくなっているのを見て、
恐くなって山に戻った。

ちゃんと覚えてないから理由は分からんが、
山へ帰る時に出来るだけ光の多いところを選ぶと、
迷わず戻れた気がする。

当時、森は自殺の多い樹海で、
デフレの世相が夢に反映されただけかなと思っていた。

片方は楽そうに見えるが、雰囲気が暗い、
片方は苦しそうに見えるが、なんとなく希望がある、

日常的に、迷う時ってしょっちゅうなんだけど、
特に、二者択一の時、ドーするか？

山へ帰る時に出来るだけ光の多いところを選ぶと、
迷わず戻れた気がする。

目の前の環境を見るのでなく、

遠くにあるが、ほのかに光輝くもの、
ぼんやりとしているが、秩序が感じられるもの、
そして、希望の有無に焦点をあわせていく、

光や秩序を見出す、あるいは見分ける感覚は、
時に、生死に関わることもあるわけで、
何としても養いたいし、身に着けたい、

これは、訓練ライクのところがあって、
すぐには、上手な選択は出来ないかも知れないが、
覚えておくと、いい原則だと思う、

何と言っても、
一寸先は闇の世界に住むオレ、

光のイメージ、雰囲気の有無というのは、
ことを進めるにあたって、とても大事と思った、