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2013.01.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
神経性疼痛(ニューロパシー性疼痛)とは、神経線維や中枢神経そのものの損傷や障害によって神経伝達体系に器質的な異常が生じる病気で、「発作性神経痛」と「持続性神経痛」とに大別されます。三叉神経痛や舌咽神経痛をはじめとする発作性神経痛では、瞬間的に電気が走るような激しい痛みにおそわれるもののわずか数秒、長くとも数分で痛みは消えてなくなります。しかし帯状疱疹後神経痛や視床痛、糖尿病性神経障害などの持続性神経痛の場合は、まるで熱湯をかけられたようなヒリヒリ・ジンジンする灼熱痛やズキズキする痛みが絶え間なく続きます。つまり持続性神経痛とは、慢性的に続く難治性の疼痛(ずきずきとうずくような痛み)であるといえます。

前項まで述べてきたように、口腔を含む顎顔面領域には様々なタイプの痛みが発生し、その原因もまた多岐にわたる一方で、原因不明の痛みが非常に多く存在するという特徴があります。また、顎顔面領域に生じる痛みの90%が歯に原因がある「歯原性疼痛」とされ、次いで多いのが「顎関節症」(咀嚼筋に問題のあるケースが7%、顎関節に問題のあるケースが2%)、そして残りの1%が神経に原因がある「神経因性疼痛」と精神的・心理的要素の関与が強いとされる「心因性疼痛」となっています。

従って、神経性疼痛(神経因性疼痛)は顎顔面領域に発生する痛みのうち、数値の上ではわずか1%を占めるに留まりますが、実際の日々の診療においては決して珍しいケースではなく、当院ではむしろよく見られる病気です。それはすなわち、神経性疼痛の症状が本当に深刻でかつ治療が難しい、いわゆる難治性の疾患であることを意味しているといえるでしょう。持続性神経痛とは、「焼けつくような灼熱感のある痛み」や「電撃的で刺すような痛み」、あるいは「ビリビリする痛み」や「ズキズキする痛み」など、日常生活の中であまり経験しないような性質の痛みが慢性的に続く病気で、帯状疱疹後神経痛や視床痛、糖尿病性神経障害などがそれに該当します。

持続性神経痛には、長期にわたる器質的な障害のために発生するケースのほか、組織の損傷が治癒したあとも依然として痛みが続く場合や、通常では痛みが生じないような刺激に対して痛みを感じる異痛症(アロディニア)などがあります。また、持続性神経痛の痛みには突発的な痛みや間欠的な痛み、何らかの刺激や衝撃を受けたときの痛み、そしてじっとしていても常に痛みが続く慢性痛など様々なタイプがあります。とりわけ、最も多い痛みは慢性痛でしびれを伴い、けいれんや硬直、拘縮によって痛みが発生しますが、リハビリができないほど深刻なケースも珍しくありません。

持続性神経痛においては、通常であれば痛みを感じないはずの刺激によって強い痛みを感じる異痛症・感覚過敏(アロディニア)をはじめ、深刻な症状に長年苦しみ続ける人が多く見られます。また、持続性神経痛は中高年以降に発生しやすく、年を取るにつれて痛みが増強する傾向にあります。たとえば、症状が出始めた初期の頃は急性期痛やけいれん時痛、刺激に対する痛みや突発性の痛みだったものが、やがて日常生活に支障をきたすほど深刻な慢性痛(持続痛)へと変わっていくこともあります。ただし、残念ながらそのメカニズムはまだ解明されていません。
歯科用品サイトwww.smilebetter.jp





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最終更新日  2013.01.07 12:50:43
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