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2013.01.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
メニエール病は一度めまいが治まっても、繰り返し起こる可能性があります。 "めまいが起きたらどうしよう"という不安を抱えていると、それがストレスになって病状が悪化する場合があります。その不安を軽減するにはめまいの傾向を知ることが有効で、それには「めまい日記」をつけることがお勧めです。めまいが起きたときの生活状況、伴った症状、その日の天気など、気づいたことをすべて記録します。そうすると、めまいの前に例えば「耳鳴りが強くなる」「過労や睡眠不足があった」「雨が降っていた」など、めまいを起こしやすい状況がわかってきます。何らかの傾向がわかったときは、症状を軽減する薬や発作自体を抑える薬を服用します。使用するのは主に「抗めまい薬」で、そのほか吐き気を抑える「制吐剤」、不安が強い場合には「抗不安薬」も服用します。

メニエール病の最大の要因はストレスなので、日常生活でのストレス対策が不可欠です。メニエール病を発症しやすい人には「意に染まないことも我慢する傾向がある(自己抑制行動)」「徹底的にやらないと気が済まない(熱中行動)」といった特徴があります。ストレスをためやすい傾向があることを知っておき、できるだけ気分転換を図ったり、休息をとるようにします。また、内耳の血液循環が悪いとめまいが起きやすくなります。血行を良くするために運動習慣をつけましょう。軽く汗をかく程度の有酸素運動を1日30分以上、週に2回以上が目安です。ぬるめの湯で半身浴をするのも効果的です。

食事では、塩分を控えて、体が水分をため込まないようにします。また、ビタミンB12には末梢神経の代謝を改善する作用があるので、貝類や青魚、レバーなど、ビタミンをB12を含む食品を積極的に摂取するようにしましょう。メニエール病で三半規管の機能が大きく低下してふらつきがとれない場合には、バランス感覚を改善する訓練で、脳が耳の障害を補うように働く機能(脳の代償機能)を高め「めまいに強い体」を作りましょう。ただし、めまいの最中やめまいが起こりそうなときは避け、無理のない範囲で少しずつ続けます。

メニエール病は、治療によって治癒する人もいますが、完全には治らない人も少なくないのが現状です。そこで、症状を軽くすることはもちろん、不安や悩みを解消して生活の質を向上させることも、治療の大切な目的になります。メニエール病の治療法には、生活習慣の改善、薬物療法、手術の3つがあります。緊急の場合を除き、まずは生活習慣の改善と薬物療法で治療を進めていくのが一般的です。それでもなお症状が改善しない場合は、手術を検討します。メニエール病の発症のきっかけになるのは、ストレスや疲労です。そのため、生活習慣を改め、ストレスや疲労を解消することで、症状の改善を目指します。具体的には「気分転換できる機会を作り、ストレスを軽減する」「意識して体を休め、過労を防止する」「食事や就寝時間を規則正しくし、生活リズムを整える」「ウオーキングなどの適度な有酸素運動を行う」といった点に気をつけます。

薬による治療では、利尿薬、循環改善薬、抗不安薬などが使われます。このうち基本となるのは利尿薬です。利尿薬によって水分の排出を促し、三半規管や蝸牛(かぎゅう)に内リンパ液がたまる水ぶくれのような状態を改善します。循環改善薬は、血液の流れをよくすることで内耳の働きが改善し、めまいをおこしにくくなります。めまいに対する不安感が強い患者さんは抗不安薬を服用し、不安感の軽減と心身の安静を図ります。以上の生活習慣の改善と薬物療法を並行して行うことで、6~7割の患者さんにめまいの改善効果が見られます。





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最終更新日  2013.01.15 10:58:41
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