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2010.10.04
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《1951年英国ロンドン生まれ。芸能活動の出発点は映画や舞台の子役。音楽活動は69年からアート・ロック・バンドのフレイミング・ユースで。70年ジェネシスに参加。81年『夜の囁き』でソロ・デビュー。鼻にかかったハスキーな歌声と、ポップに徹した作品作りとコマーシャルなロック・サウンドで着々と成果をあげる。82年の「恋はあせらず」から順調にヒットを連発。代表曲「ワン・モア・ナイト」「見つめて欲しい」「セパレート・ライヴス」など多数。》 ~CDジャーナルより~

親愛なるフィル・コリンズ様。あなたの復活はとても嬉しい。ジェネシス時代を含めてファン歴は40年近く。その間1985年のNo Jacket Required’Tourでの日本武道館公演にも行きました。その時の記憶はほとんど無くなってしまったけど、フィルの人柄の良さとエンターテイナー振りだけは覚えている。

前作『テスティファイ』以来、約8年ぶり。モータウン・ナンバーを取り上げたカヴァー・アルバム。オリジナルではないけど、それでも良いではないか。何よりも いつも以上に明るく張りのあるフィルの歌声 が強烈に印象に残る。音楽を満喫している姿が浮かんでくるのだ。

少年時代の多感な時期を、モータウンソウルを聴いて育ったというフィル・コリンズ。その時に聴いた感覚を現代にアレンジするというのではなく、初めて聴いたときのフィーリングを再演することだったという。

25曲も収録されていて、馴染みの曲がほとんどだけどオリジナルとの聞き比べもとても楽しいし、フィル・コリンズ以外のアーティストもカバーしている曲も多々あり、それらとの比較も楽しい。

例えば【フォー・トップス】の「STANDING IN THE SHADOWS OF LOVE」はダリル・ホール&ジョン・オーツ。【ミラクルズ】の「YOU REALLY GOT A HOLD ON ME」はビートルズ。【マーサ&ザ・ヴァンデラス】の「DANCING IN THE STREET」はミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイがデュエットしていましたね。

【テンプテーションズ】の「PAPA WAS A ROLLING STONE」はゆるゆるのファンクだけど、ストリングスとトランペットが幽玄な雰囲気を醸しだしていて緊迫感がハンパなくあって、最高にカッコイイのだ。

そして何と言ってもフィルの真骨頂はバラード系。【スティービー・ワンダー】の「BLAME IT ON THE SUN」「NEVER DREAMED YOU’D LEAVE IN SUMMER」なんか涙が出るほどの熱唱。「NEVER DREAMED YOU’D LEAVE IN SUMMER」はスティービーがマイケル・ジャクソンの追悼式でも歌ったんだって。マイケルの事を想い出しながら聴くとまた、感慨もひとしおです。アルバムタイトル曲の「GOING BACK」も鳥肌が立つような名曲!


♪夢にも思わなかったよ、君が夏に去るなんて
 また戻ってくると思っていたのに
 夏には寒さが去るはずだったのに
 静かな夜を僕はひとりで過ごすんだ

 春には愛が生まれると君は言ったね
 君が冷たくなり始めたのはそのころだ
 夢にも思わなかったよ、君が夏に去るなんて
 でも今の僕はひとりきり♪

モータウン・ナンバーがフィルの手によって新たな生命を吹き込まれ蘇った本作。9月27日付けUKアルバムチャートでもNo.1を獲得しています。

次はオリジナル作、そしてその次はジェネシスでの復活を期待したいですね。隠居するのはまだ早い!(笑)

PS:少年時代のフィルはとても可愛い。すでに髪の毛は薄くw。(ジャケのフォト)


Phil Collins/Going Back


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Last updated  2010.10.04 10:50:03
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