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記念日きえゆく 歳月のなか これだけは 死守するつもりだ
2026.06.02
荒あらしい こころ もてあましながら ちょっとビターなコーヒー のんでる サイクロンでもない タイフーンでもない すなあらしでもないのに 最大級の風速で もう ふっとばされそう 虹のかなたまでとばされたら ユートピア みっかるかも
2026.06.01
あなたでさえ はいってこられない場所がある それが ひたすらにかなしくて 貝のようにだまっている やっぱりわたしは たびびと たびびと なんだ
2026.05.31
照準あわせ 赤いポイントあてて ねらっているのに まだ きみのハートを 射ぬくことができない なんて
2026.05.30
雲が織りなす衣を朱にそめて 夕日が ポトンとおちた われのこころも いっしょに ポトンと おちた
2026.05.29
このひとも 空 みあげている しせんのさきには いっきのジェット ジェットがとんでゆく 口もと うごく つれていってはくれないか おんなじだ
2026.05.27
さあ かえろう みやげ トランクにつめて きみ まつ ほしにかえろう われ まつ ほしにかえろう たとえ それが ゆめの なかでも
2026.05.26
きえゆく きみのあしあと きえゆく きみのにおい すべて きえゆきて もう なあんにもない
2026.05.25
いつの日にか また会わん つばめとぶ 皐月のころ 梅雨のしめりけ ちかづくころ また会わん このばしょで どうか 息災で
2026.05.24
すぎさりし日々 すぎさりし人びと すぎさりし きみ いま きみを ふかくおもう
2026.05.22
大空 とんでいる ドラゴンのひげ にぎりしめ みどりの液体 吐き吐きながら けれども 成層圏は まだまだとおいんだ
2026.05.21
ここは しずかすぎる 大海の深えん 太陽のひかりなく ただ このほしの ぬくもりのみ 存在す いま そこに いだかれている
2026.05.20
ガラスペンのさきに ラベンダーブルーのインクを ほんのすこしつけて お手紙をかいています 親愛なる きみへ きみは 今も元気でいますか
2026.05.18
そのことば かみしめていると みずほのくにの こめと おんなじ あじがする かみしめ かみしめ まんきつす なくならぬよう すこしずつ すこしずつ
2026.05.17
こころは やみをかかえてしまった せかいは とうとう いろをうしなってしまった ひかりは ひかりは どこにあるのだ
2026.05.16
みはてぬ ゆめ あなたも わたしの ゆめだった
2026.05.14
きみのこころ みえないけれど ここに かんじている だれかさんは ああ いったり こう いったり しているけれど ここは しっている きみの ほんとうを しんじつづけている いまも これからも
2026.05.13
たとえ 刹那にきえようと このきせつのなかの きみを わすれない
2026.05.12
あれっ おかしい あるいても あるいても つかれない 足もつらなければ のどもかわかない あれっ ここは どこだっ
2026.05.11
風よ ふけふけ 風よ ふけ よどむ かなしみ ふっとばし ぐるぐる ちきゅうを まわるがいい かなしみ みいんな きえさるまで 風よ ふけふけ 風よ ふけ
2026.05.10
でおくれた わたし が 星星ふる 新月のよる ついに あなたの気配をキャッチす おいつい た
2026.05.08
ほらあなから 目んたまと 鼻のあなだけだして 五月をたのしんでいたら さつきの光と さつきの香に ノックアウトされた 大地にのびながら いま 薫風にふかれている
2026.05.07
わたしは でおくれて まだ こんなところを はしってる あなたは どこに 新緑しげれるころになっても まだ おいつかない
2026.05.06
時代をこえてゆく いっぽ また いっぽ ふりかえりゃ すぎさりし日々が ほほえみかける ちょっと はにかむ
2026.05.04
とおい日のバラの記憶 それはうすももいろで つよい芳香をはなっていた まだ わたしは じぶんの重力を もっているのだろうか
2026.05.03
いのち キラキラ いと まぶし め ほそめ みどりの風 すいこむ ああ やっぱり このほしに とどまりたい
2026.05.02
銀色のトランクは コロコロおとたてて 風といっしょに いっちゃった いまごろ どこにいるのやら その主にも わからず いつか なにかをつめこんで もどってくるんだろか
2026.05.01
コチコチ コチコチ ふたたび うごきだした時間のなかで 歓声をきく 手 のばし その声 つかんで いざ たちあがらん
2026.04.30
はるの花 はるさめに ちりゆくをみる とき すぎゆきて つぎのきせつ みえてくる あといくたび このはるに ひたれるのか
2026.04.29
しあわせの真ん中にいたのは ほんの一瞬だったけれど それは それは しあわせなときで このむねの ここんところに そっとしまってある
2026.04.28
勝ちいくさにしようぞ と 耳もとでささやかれ ぞくっ そのまんま ぶるっとふるえて うなずく
2026.04.27
己が手で勝ち取ることが できないのであれば だまって死するのみ 頭上の賢者はがなる これこそが 生存競争の原点なのだ わかっているけど わからないふり する と 空から白い半固体 渾身の力 ふりしぼり 石をなげてやったらば 賢者にあたる 油断大敵なり
2026.04.25
今生では 無縁なれど 来世では 必ずや逢わん
2026.04.24
偏西風にのって きみは かえってきた すなまみれの手に いのちひとつ にぎりしめ かえってきた いったいきみは 砂塵のなかで なにをみたとゆうのだ
2026.04.23
天と地のあいだを ゆるゆると ゆく 二十二世紀まで ゆるゆると ゆく
2026.04.21
さようならもいわずに わかれゆく みれんも うしろがみも ながながと のびゆくばかりで たちきれやしないとゆうのに ほんとうに わかれちゃった ひとりぼっちになっちゃった
2026.04.20
ふたたび あうことのない ひとびと ふたたび みることのない ふうけい この はてしなき たびを きょうも わたしは つづけてゆく
2026.04.18
あかね雲かかる天のしたで 友を おもう 唯一の友であり 師であり 恋人であったひと おもう
2026.04.17
はれわたる空 みると かがやける未来 まだくると しんじてしまう はれわたる空 みながら そんな未来 まだかちとれると さっかくする すりへった爪 とぎながら われ いまだ生存競争中
2026.04.16
なみだも かれはてているのに なんだかおもくて 空もとべない
2026.04.15
いまだ きず いえず したたりおつる血しお コンゴウインコの赤羽を いっそう紅にそめる インコ それでも かろやかにとび かなしげなる視線を ときおり われにむける
2026.04.13
みかんの花さく丘で まっている みなみ風にのせられて おくられてくるであろう おてがみ まっている くび ながあくして まっている
2026.04.12
ホットワインであたたまらなくっても 春の花々があたためてくれる 春告鳥がいなくなってしまっても かぐわしい風がわたしをつつんでくれる 春だ ふたたびの 春がきた
2026.04.11
つかれはてているのに しんけいだけは覚醒し たましいを ひっかく 百戦錬磨のはずなのに 悲鳴をあげてしまう ああ こんなにも よわっちかったのか わたしは
2026.04.10
おもいもよらぬ彩りが われをむかえる あざやか色につつみこまれ われ 赤子のごと ねむる かつての夢は もはや モノトーンでなく 七色いじょうにかわっている ねむりつづける われをみて きみ ほほえむ
2026.04.08
ぎらぎらぎらり 太陽のひかり われのかなしみ やきつくす やきつくされた そのうえに ムクドリいちわ やってきて 珈琲まめをおとしてく 白いお花がさくころにゃ ぶあつい瘡蓋もきえてるだろな
2026.04.06
きみのひとこえに はげまされ はるばる ここまで やってきた ゆうきは 120パーセントごえ けれど そのこえ また きこえ ふらふら たちあがった われは ふたたび きみを おう
2026.04.05
ケツァールのごと きみを とうとう みうしなってしまった もう きみは このほしには いないというのか どこをさがせばいいんだ ぼくは
2026.04.01
とりのなきごえに ゆさぶられ めざめたら みしらぬばしょに いた ここは どこ なつかしきわらいごえ きこえ そのぬしさがして はしる
2026.03.30
まあるいブルーの深淵におちた たかいたかい空のうえから おちたもんだから ふかくふかくしずんでしまう 120メートルのきょうふ うかびあがれないかもしれない
2026.03.29
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