吉野弘氏を知ったのは20年近く前
先輩の結婚披露宴で朗読された「祝婚歌」に感銘を受けた主人が教えてくれました
当時はインターネットで情報を得ることもできなかったので
全文を知るには書店で探すしかなく
主人が「祝婚歌」だけを目当てに詩集を買ってきてくれました
たまたま吉野氏の直筆サイン入りのものが売られていたとのこと
写真がそれです
以来、「祝婚歌」で述べられているようにありたいと思いつつ・・・![]()
吉野氏の死去を伝えた1月20日の新聞では
「庶民が日常生活で感じる困難や悲哀を平易な言葉遣いでうたい上げた」
と評されていました
以下に「祝婚歌」の全文を載せます
合掌
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祝婚歌
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
とんかつ まい泉 「エビかつサンド」 2017年07月11日
石村萬盛堂「チョコマシュマロ」 2017年03月14日
横浜水信「あまおう」 2017年01月24日
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