隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Apr 27, 2026
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カテゴリ: 登山・ハイキング
今年の2月15日以来、久しぶりにやってきた花沢の里駐車場。以前は、入るのに大回りしないと入れなかったが、最近、入口の位置を変える改造をしたようで、ずっと入りやすくなっていた~
お気遣いありがとうございます





平日でもほぼ満車なのに、今日は珍しく駐車場のクルマはまばらだ(こんな時間だからすでに下山して帰ったハイカーも多いのだろう~)
天気良し11時30分いつものことながら遅いスタートをする
今日は、花沢の里~花沢山~満観峰~鞍掛峠~花沢の里を周回する予定だウィンク





花沢の集落に入ると、さっそく、渡り蝶、アサギマダラがひらひらと舞っている~
長距離を移動する縞模様の美しい大型のチョウ、初夏の今、見るということは





羽を広げたアサギマダラ(ウィキペディアより抜粋)





花沢の里は特有の長屋門作りの家と石垣が続く~
緩やかな坂をマイペースで歩く~今日は、人影もなく静寂そのもの






集落を流れる花沢川沿いには、今、ウツギ(ユキノシタ科)が花盛りだった~





通称、「うのはな」で知られているウツギの花、
名の由来は、小枝を折ってみると、芯が中空になっていることからきている~ウィンク





水車小屋を右折し、花沢山登山口へ向かう~
夕べけっこうまとまった雨が降ったのでいつになく沢の水量が多いようだウィンク





山も、初夏らしく、生きいきしてる
農道に沿って藤の花もすでに咲きだしていた~











この山域に多いアオキ(ミズキ科)~
花後の若葉が鮮やか新鮮な緑色がとても美しく目をひいたウィンク






その後。舗装された農道から、案内標識のある花沢山登山道に入ると
咲き遅れたニリンソウ(キンポウゲ科)が数株まだガンバッテいる姿を見せてくれた







    クマガイソウはすでに終わり~       開花が遅い分、まだ咲き残るエビネ~





小沢を左に見ながら、アオキやシダ類、杉の林がうっそうとした温暖な地、特有の森のなかを進む~





花沢山と旧かんぽの宿を繋ぐ稜線に出る~
なお、今回、なんども来ていながら知らなかったのだが、この地から、尾根の反対側の大崩(おおくずれ)へ下るルートがあることを反対側の木の枝に赤テープが巻いてあるのを見て知ったびっくり
手作りの案内標識もあり、<2025.4.27>と記されている。少し下ってみたが、比較的明瞭な山道が下っている。近々、大崩海岸まで下って登り返してみようと思う





その後は、例の如く、焼津アルプス名物のプラスチック製の急な擬木階段を上り詰めて、、





途中、ウグイスのさえずりを聞きながら、用宗(もちもね)から上がってくる山道を合わせて、
誰もいない、展望もない花沢山(450m)の山頂に着く~
この頃から、空が怪しくなり嫌な雲が覆いだしてきた。今日は、あえて雨具を持ってきていなので
この後の天気次第で日本坂峠から法華寺へ下ることも考える~





日本坂峠への下りから、満観峰方面が開けて見える場所がある~
空は、いつのまにか青空からすっかり曇り空に変わっているしょんぼり





途中、焼津市方面が開けて見える場所あり~





日本坂峠(標高302m)着。さて、どうしようか考えたが、まだ雨が降り出すような空ではないので、とりあえず、家康ベンチ(鞍掛峠分岐)までは行ってみようと決めた~そこで降り出してもあとは野となれ山となれだ




日本坂峠に立つ地蔵仏の裏手、登山道に咲くピンクのツツジがひときわ目をひいた~
モチツツジ(ツツジ科)だろうか、かって矢倉山でみたものよりかなり大株である。
ガクや花の柄に腺毛が多いのが特徴でべたつくことから来た名だそうだが、葉には細かな腺毛があったが
枝には、無いように思えた。どうもモチツツジだと断定するほどの自信はないクール





モチツツジと思われる花をアップしてみたが~





その後、またも続くプラの急階段を登り詰める~


この山域に多く咲くのは、ホウチャクソウ(ユリ科)有毒である。

似た花に、ナルコユリや以前、この登りで見たアマドコロがある。
気をつけながら歩いたのだがとうとう見いだせなかった~





そうこうしていたら、天候回復、なんと陽が射しだしたのだ~良かった





急登を終え、やや平坦な山道の左に立つのは、「水分大神」と刻まれた石碑





「水分大神」、さてなんて読むのか、以前からここを歩くたびに気になっていたのだが、たまたま、古いヤマケイのガイド本「富士山周辺、駿遠の山」1993年発行を読んでいたところ、藤枝市の登山愛好家、平口喜朗氏の担当された「花沢山から満観峰」で(みくまりのかみ)と呼ぶことを知った。(平口氏とは、かってアマチュア無線での交信をした記憶もあり、著書も何冊か持っている。その後、何十年と経っている今、どうされているのだろうか。お元気だろうか?)

さて、石碑の建立は、嘉永六年とあるから西暦1853年、つまり江戸末期にあたるわけだ~
この大きな石碑をみるたびに、当時、いかに農耕や生活に水が大切だったかを思い知らされる~




その後、軽いアップダウンを繰り返した先に東面がグッと開けたところに、誰が名付けたか家康ベンチなる休憩所がある。なかなか粋な名付け親がいるものである~




この時間、スカッとした展望には恵まれなかったが、天気さえ良ければ霊峰富士山を正面に見据えた最高のロケーションが得られる地なんだけどね~





さて、小休止後、天気も回復したので、予定通り、満観峰へ向かうべく歩き出す~
この直下(家康ベンチの)は、鞍掛峠への分岐点になっているが、ここからの登りがまたまた急登
階段の連続でひと苦労なのだ~足腰のトレーニングにはちょうどいいんだが、、





登り切った先には、四等三角点標石(標高434.1m)が登山道の脇にある~
ここまで来れば、もうひと頑張りだ~





三角点の西面は良き展望所!
越えてきた花沢山を遠望~




焼津市方面の良き眺め~
天気は完全に回復~





三角点を辞して登って下る途中からは、静岡市街がすっきり見えだしていた~






小坂(おさか)西コースへの分岐点、ここからせいぜい10分も下れば舗装された林道終点である~
ボクが知る限り、クルマを置いてから、満観峰へ登る最短コースであろう~

子供たちがまだ幼かった頃、山頂からの初日の出を見せたくて、暗いうちからこのコースを
登らせたものであったウィンク





北アメリカ原産の帰化植物、バツバウンラン(オオバコ科)が多く目立ち始める~
今、この花が満観峰の広い山頂に群生し、原っぱを埋め尽くしている
最近では、近場の低山や、野原でもよく見かけることがあるが、ただの雑草と見過ごしてしまうには、
惜しいほど繊細で可愛らしい花である





本日の目標地点、満観峰(まんかんほう)(470m)に到着~
誰もいない山頂はまさに貸し切り
富士山は、あいかわらず雲の中、今どきは仕方がないな~









山頂で、遅い昼食をとっていたら、中年?といったら失礼かな。ご夫婦が、丸子富士方向から登ってこられた。こんな時間にと不思議な気がしたので、聞いたら、どうも小坂の東コースを登ってきたとのことだった。気さくなご夫婦でなんでも岐阜市からやってきたとのこと、こんなマイナーなコースをよく登ってきたものだと変に感心してしまった~海のない岐阜市民にとって海を見ながらの山登りは格別なものらしく、いつの間にやらすっかり話が弾んで時間の経つのを忘れた。うっかりしていたが、夕方、マゴのお迎えに行く約束をしていたので、名残惜しいがお二人に別れを告げて下山した~


鞍掛峠からの下りには、いつもの登山記録を確認~タイムリーな鯉のぼり付きがなんとも微笑ましい~

が愛

お迎えの時間に間に合わせようと、いつになく速足で下ったら膝がガクガク~さらに花沢の集落へ下った某家で歓待されるハプニングありで、今日はたいへん中身の濃いリハビリ山行であった


<参考コースタイム>
花沢の里駐車場11:30~11:45水車小屋~12:05花沢山登山口~12:30花沢山、旧かんぽの宿を結ぶ稜線~13:00花沢山~13:25日本坂峠~13:50水分大神(みくまりのかみ)石碑~13:55家康ベンチ(鞍掛峠分岐)~14:10四等三角点~14:50満観峰15:35~16:00鞍掛峠~16:35花沢の里駐車場

歩数計→16500歩  2.5万図  静岡西部 焼津





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Last updated  Apr 30, 2026 03:40:08 PMコメント(0) | コメントを書く


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