その結果、その方もフラット補正用画像を作ってみよう、ということになり、
つい最近、 このブログ
にアップした方法で作っていただきました。
ところが・・・
なかなかうまくいかず、途中でメールで画像を送っていただいて確認したところ、
どうみても鏡筒前面に置いた紙が、光のむらを作っているとしか思えなかったんです。
そこで、その鏡筒前面の紙を取っ払っていただき、
ただひたすら、白い壁に鏡筒を向けて、どんどん撮影してみてください、
という、壁どんフラット(これを書きながら命名しました(^^ゞ)をお勧めしたところ、
まあ、見事にフラット補正された画像が届きました。
そこで、自分のフラットフレームを見直したのですが、
その方のフラットフレームほどではないにせよ、自分のフラット画像のムラも、
その方のムラと似ているなぁ、と気付いた次第です。
フラット補正の大先輩たちが、トレーシングペーパーや、お店で5円で買う買い物袋など
を鏡筒にかぶせて撮影している、と聞き及んでいたので、真似をしてみたわけですが、
その方たちは、低空の光害の状況も含めた補正を考えてされているわけで、
屋外で撮影されているわけですね。
私は、フラット画像は屋外での撮影ではうまくはまりませんので、
屋内で人工光源で撮影しています。
私が紙を鏡筒にかぶせたフラットを作っても上手くいかないのは、その違いもあるのでしょうね。
しかしそこで、ちょっと待てよ!の問題が出てくるわけですが、
鏡筒の前面に置いた紙に、不規則な光のムラができる、ということは
前面にほど近いシュミットカセグレンの補正板にもムラのある光が当たっている、
ということですよね??
真の暗闇で撮影しているわけではありませんから、というか、
自宅の庭の周りにはあちこち街灯があるわけですから、
それらの光が補正板に当たって、ほのかに光る補正板の光が
空の光害以上に天体を見にくくしていることは間違いない、というわけです。
そもそも、シュミカセはフードをつけて撮影すると、コントラストが格段によくなる
と言われていることは知っていたのではありますが、
なるほどそういうことか、と、身をもってようやく実感した、というわけです。
昨夜は、最初は薄雲がかかっていましたが、帰宅した0時頃には
わりとすっきりした空になっていて、風も微風。
フードを装着したシュミカセでも撮影できそうな天候でした。
以前、フードを装着せずに撮影したM101の画像が手元にあるので、
まずはM101を撮影してみよう、と思ったわけです。
結果的に、壁どんフラットは、これまで使っていたフラットに比べて
ムラが少なく強めの画像処理をしても、背景に明るさのムラが出てくることはありませんでした。
以前作った壁どんフラットは、フードをかぶせていなかったので上手くいかなかったのでしょう。
そういえばフードのある屈折鏡筒用のフラットは、最初に作った壁どんフラットを
今でも使っていますからね・・・
ただしレベル補正を強くしても背景の空にムラが出てこないとなると、
どこまでもレベル補正を強くできるようになってしまいますから、
もうこのへんでやめておこう、という自制心も必要になってきますね。
そうでないと、ノイズもどんどん強調してしまう結果になってしまいます。
M101の画像の比較ですが、画像処理をほとんどしない状態での比較では、
フードがない方が背景が明るくなってしまっていて、銀河の淡い光が埋もれてしまう感じ、
画像処理をしてゆくと、フードをかぶせていない方は、
明るい部分はどんどん明るくなりますが、淡い部分はあまり持ち上げることができず
そういう意味では一見明暗のメリハリがあるように見えますが、
つまり、明るいところと淡いところの差が大きくなってしまう、という結果でした。
ちなみに、室内光ですが、我が家のリビングは、電球型蛍光灯9灯のダウンライトで、
これがカクテル光線となって、壁の明るさのムラが少なかったのかもしれません。
フラット作り替え・自作フード付き、で再挑戦のM101(IMG_9283)
posted by (C)ホシミスト_3013
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 2分×34Fr
Takahashi EM100(オートガイド対応改造)
Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)オートガイド
2015.02/20自宅庭より
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