ホシミスト3013の天体撮影記

ホシミスト3013の天体撮影記

2015年03月26日
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カテゴリ: 銀河

 棒渦巻銀河M58は、棒渦巻ファンの私としては、
 昨年から何度か挑戦、ことごとく失敗、というか期待通りの画像が撮れずに泣いてきた
 そんな対象です。

 今年も泣いてしまいました(笑)

 ほら、フォーカスがあってないでしょ??

M58NGC4567NGC4568 2015.03/25(IMG_1344)
M58NGC4567NGC4568 2015.03/25(IMG_1344) posted by (C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90(D90f407RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 60秒×30Fr
(62コマ撮影のうち、あまりフォーカスがずれていない前半30コマで処理してみましたが・・・)
Takahashi EM100モーターまかせっきり(ノータッチ)追尾
2015.03/25 自宅庭より
DSS(L30 D42 F60 DF60 B32) 3xDrizzle Average Stack
Adobe PSE
NeatImage


 棒渦巻銀河M58と、そのすぐ南に見える、衝突融合中のNGC4567NGC4568です。
 せっかく昨年上手く撮れなかったのを撮り直しできた、と思っていたのですが
 ぬかよろこびでした(^^ゞ

 月曜火曜と、この時期にしては考えられないくらいの澄んだ夜空に
 その2日間は、撮るぞ~~! といさんで帰宅したのですが、
 それも3夜めともなると、今夜は寝ないとなぁ・・・という迷いが出ていました。
 それで、鏡筒を外気に触れさせるのが遅くなり、
 鏡筒を屋外に持ち出して30分で撮影開始したところ、撮影開始と終わりで、
 見事にフォーカス位置が変わってしまっていました。

バーティノフマスクで撮影したアルクトゥルス
バーティノフマスクで撮影したアルクトゥルス posted by (C)ホシミスト_3013
 撮影開始直前にバーティノフマスクを装着してアルクトゥルスを撮影したものです。
 ほら、この時点ではべスピンでしょ??

 それなのになぜこういう結果になるのか・・・
 ひとえに暖かい室内から、寒い屋外に持ち出したことによる、
 鏡筒金属部分の、収縮、と思っています。

 月曜火曜はそれも考えて、帰宅するなり鏡筒を屋外に出し、
 その後夕食を摂ってから撮影、つまり、
 屋外に鏡筒を持ち出してから撮影開始まで90分ほどありました。

 昨夜は迷った分、食後に鏡筒を持ち出したので、
 撮影開始まで30分少々でした。

 まだ鏡筒が冷え切っていなかったんですね。

フォーカスの経時変化
フォーカスの経時変化 posted by (C)ホシミスト_3013

 撮影開始後、時間とともにフォーカスがずれているところを見ると、
 30~40分ほどでそれ以上ずれなくなっていますから、
 外気に慣れさせ始めてから、70分くらいはまだフォーカスがずれる、ということですね。

 庭での撮影は、晴れた!撮る!のフットワークが軽いところが長所ですが、
冬場は、鏡筒を外気に慣れさせるのに 70-90分は間を空けた方がいい

 ということですね。


 ちなみに、昨年も同じ鏡筒で撮影を試みています。

M58 と NGC4567 NGC4568(IMG_5596)2014.03/28
M58 と NGC4567 NGC4568(IMG_5596)2014.03/28 posted by (C)ホシミスト_3013

 この時と何が変わったかと言うと、
 DeepSkyStackerを使うようになったこと。
 それによってコンポジットする枚数が飛躍的に増えたことでしょうね。

DSSについてのブログはこちら をご覧ください。

 興味を持ち、使ってみよう、という方は、
こちらのブログにリンク している YOUTUBEの動画 をご覧下さい。

 もっとも、最近は10分6枚、という撮影はやっておらず、
 1分60枚とかになっていますけれど~~。






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最終更新日  2015年03月26日 21時00分39秒
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Re:M58再挑戦の撮影をちょっと失敗して考えたこと(03/26)  
martind35  さん
おぉっ(゜o゜)、触覚星雲はステファンの5つ子と並んでいつかは写してみたいと思っている星雲です。
ろくに調べたことも無いのですが、今頃がその撮影のチャンスなのですね、こちらのブログでまたひとつ勉強させて頂きましたm(__)m。

ピント問題は昔は深刻でしたよね。現在では短時間で写せるようになって来ましたのでそんなにピントズレも影響しなくなってきたのでしょうが、フィルムのような何時間も開けているときは露光中でもピントが気になっておりました。

私は雰囲気を楽しむほうなので200mmでも1枚長時間撮影したら途中でフィルムを巻き取って、ピントルーペ法でピントを確認した後にまたフィルムを入れて、写していたカットまで空回しをして…なんてこともしておりました。アノコロは若かったですね?^^;。

望遠鏡の慣らしですが、シュミカセでは眼視で30分以上、さらに2時間くらいしてから撮影が出来るように感じています。まぁこれも待つのが面倒なので30分位経てば平気で撮影しちゃってますけどね^^;。


DSSの細かな説明をありがとうございました。改めてリンク先を拝見させて頂きましたが、ホシミスト_3013さんのお写真がDSSを使われるようになってからさらに良くなったようには感じておりました。ただ、これも元がしっかりしているから再調整でさらに良い写真に仕上げられるからだと思います。

私はどうも新しものにはとっつき辛いようで、レジスタックスも未だに使ったことがありません。
画像処理も先日ご一緒してオリオン星雲などを写してもらった知り合いのデータをきれいに仕上げるために、今更ながらにフォトショをいろいろと操作し、新しいやり方…と言ってもすでに皆さんは使われている方法を見つけたりしています。

これからも昔ながらの手動補正ガイドとかを楽しみながら写していくつもりですが、ホシミスト_3013さんのお写真は私も持っている道具でもここまで写せるという良い目標となっていますので、これからも色んな天体を見せてくださいね。



(2015年03月27日 10時17分47秒)

Re[1]:M58再挑戦の撮影をちょっと失敗して考えたこと(03/26)  
martind35さん、ありがとうございます~~

昨夜は撮影開始まで2時間近く望遠鏡を屋外に放置しましたが、
4時間間隔の撮影開始と撮影終わりのフレームを比べましたが
フォーカスにずれはなかったようです。

そういえば、フィルム時代は、ピントはあっていたのに
フィルムが吸湿して浮き上がる、という現象にも悩まされましたね(^^ゞ

シュミカセは、筒内気流が落ち着かないから待て、と言われたので
撮影開始前はかなり気を使っていましたが、
屈折でも気を使ってあげないと、と改めて思いました。
感覚として、おそらく撮影中にピントがずれているのだろう
と感じてはいましたが、こうして目の当たりにしたのは初めてです。

DSSは、最初とっつきにくかったし(フラットフレームとかダークフレームとか)、
そんな短い露光時間でいいのか?(1枚当たりの)
といまだに不思議感はぬぐえませんが、
背景の空と星雲のコントラストがびしっとしまって、
もう手放せないですよ~~♪

ところで、触角星雲は、からす座の方ですね?
こちらの銀河は衝突はしていますが、触角銀河の様な
衝撃的な姿にはなっていないようです。
触角銀河の視直径は、二つ合わせて8分程度、
M58は6分程度ですから、この鏡筒でも、写せないことはない、
ということですね~~。
NGCは私には無理、と決めてかかっていましたが、
そういえば昨年、おとめ座銀河団なんて私には無理
と言っていたことを考えると、
次は狙って見たいと思います!

>おぉっ(゜o゜)、触覚星雲はステファンの5つ子と並んでいつかは写してみたいと思っている星雲です。
>ろくに調べたことも無いのですが、今頃がその撮影のチャンスなのですね、こちらのブログでまたひとつ勉強させて頂きましたm(__)m。

>ピント問題は昔は深刻でしたよね。現在では短時間で写せるようになって来ましたのでそんなにピントズレも影響しなくなってきたのでしょうが、フィルムのような何時間も開けているときは露光中でもピントが気になっておりました。

>私は雰囲気を楽しむほうなので200mmでも1枚長時間撮影したら途中でフィルムを巻き取って、ピントルーペ法でピントを確認した後にまたフィルムを入れて、写していたカットまで空回しをして…なんてこともしておりました。アノコロは若かったですね?^^;。

>望遠鏡の慣らしですが、シュミカセでは眼視で30分以上、さらに2時間くらいしてから撮影が出来るように感じています。まぁこれも待つのが面倒なので30分位経てば平気で撮影しちゃってますけどね^^;。


>DSSの細かな説明をありがとうございました。改めてリンク先を拝見させて頂きましたが、ホシミスト_3013さんのお写真がDSSを使われるようになってからさらに良くなったようには感じておりました。ただ、これも元がしっかりしているから再調整でさらに良い写真に仕上げられるからだと思います。

>私はどうも新しものにはとっつき辛いようで、レジスタックスも未だに使ったことがありません。
>画像処理も先日ご一緒してオリオン星雲などを写してもらった知り合いのデータをきれいに仕上げるために、今更ながらにフォトショをいろいろと操作し、新しいやり方…と言ってもすでに皆さんは使われている方法を見つけたりしています。

>これからも昔ながらの手動補正ガイドとかを楽しみながら写していくつもりですが、ホシミスト_3013さんのお写真は私も持っている道具でもここまで写せるという良い目標となっていますので、これからも色んな天体を見せてくださいね。




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(2015年03月27日 17時33分19秒)

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15年ぶりに趣味の世界に帰ってまいりました。はたして天体写真の腕が上達するのか?その足跡を残しておきたいと思ってはじめたブログです。
最近は、DeepSkyStackerというフリーソフトを使えるようになり、画像が格段によくなってきましたが、その分庭からでなくなってしまいました。暗いとはいえ住宅地からどれくらい星が写せるのか、も見ていただけたら、と思います。
なお、梅雨など、星が写せないときには遠景や花など、節操無くアップしますのでご容赦を。
(^^ゞ

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