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リンロン88

リンロン88

2005.01.05
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今日は、ちょっと趣を変えて、
「早期退職者の海外生活」ということで書きます。

私の場合は、子供が生まれてからずっとアメリカなので、子供たちにとっては英語が主で日本語は従。

ということで、いやおう無くアメリカでの生活を選んだのだが、もしこの条件がなかったらどうだったろうか、とよく考える。

今日本では、不況の継続、年金や保険の制度崩壊、リストラの深刻化など、デフレで物価が安くなり、市場にはお金があふれているにもかかわらず、ある一定の年齢に達した人たちにとって、今後の生活、もっといえば老後の生活を真剣に憂慮せざるを得ない状況ではないかと思う。

一定の年齢、というのは、一からのやり直しがもうできないのではないか、と考え始める年齢のことで、それはひとそれぞれ。

人によっては、60を過ぎてもまだまだやる気満々だし、人によっては30そこそこで、すでに老後の心配を始める。

でも私のような大多数のサラリーマンは、一度就職し、家族を持ち、そこで10年、20年と勤めていくうちに、守るべきもの、失いたくないものが増えてくる。そうすると、いざ、青春の炎を再び、とか言われても、それらを手放す恐怖や不安が先立ってしまう。

そして、ずるずると勤めを続け、だんだんと定年がちかづいてきたその時に、最初に書いたような、経済、社会の変化が今までの価値体系、信念体系をゆさぶる。



子供が大きくなって、経済的にも手を離れた人はまだいい。

でも、そうした人でさえ、限られた年金収入、それも今後は減ることはあっても、増えることはないと脅されている年金収入に頼ってはいられない、と感じている。

だからといって、60歳をすぎても働こうとすると、理不尽にも働いて得た給与所得に応じて、少ない年金がまた削られる。

そんな時、少ない年金でも、十分に充実した退職生活を送れる方法がありますよ、とささやく声。

その一つが、不労所得の獲得。これは収入確保の道。

そしてもう一つが、海外生活などの、支出抑制の道。

現に、退職後海外にでる人は年々増えている。多くは、東南アジアの、比較的温暖で、生活費が安く、そこそこ医療水準の高いところである。また、そういったところには、日本人の退職者を優遇する制度まで用意されており、そこかしこに日本人のミニコミュニティーも生まれつつある。

若い人の間でも、例えば大橋巨泉的生き方にあこがれる人もいる。つまり、一年の何ヶ月はオーストラリア、何ヶ月はカナダ、そして残りは日本で過ごす、などだ。

しかし、現実問題として、どうなのだろう。海外生活によって、実際に生活費抑制という当初の目的を達成できているのだろうか。

確かに、現地で住んで生活している部分だけを取り出して考えれば、それは、いろいろな本に書かれているように安上がりで、日本では到底手に入らない生活を享受できるかもしれない。

しかし、全く日本と縁を切れる人はそうはいないはず。日本との往復、あるいは日本での住居の維持管理、また、医療やその他の日本に居たら無くとも済む様なコストもあるのではないか、と想像するのは私だけだろうか。



いま、私はアメリカにいるが、知人ともよく話している。

いまに、国境を越えて、自由に時と場所を選ぶ生活がしたいものだと。

しかし、それが上記の「支出抑制」という目的とは相容れないのではないか、というのが素直な直感なのである。






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Last updated  2005.01.05 07:27:52
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Re:海外生活の表裏(01/05)  
はるる!  さん
海外生活のコストの問題、ですが・・・はっきりと、そのひとの資質もしくは価値観によって、大きく左右されると思います。
日本での「生活水準」を、そのまま東南アジアの定住先・滞在先に持ち込もうとすれば、それは当然、高コストの生活になりますし、現地レベルに近い衣食住に馴染めるひとなら、それこそ日本での生活の半分とか数分の一で、心身ともにじゅうぶんに豊かな日常生活を送れるでしょうし。

運転手付きの邸宅に住む豊かさと、サービスアパートメント暮らしで、原付バイクに二人乗り三人乗りして市場に買いモノにゆく豊かさ・・・・の、違いでしょうか。

アメリカ人の好きなアウトドアで例えれば、椅子・テーブル・ベッド・コンロをフル装備して自然の中に出掛けるオート・キャンプと、焚き火と寝袋さえあれば何処でも眠れるカウボーイみたいな野宿の差、でしょうか。 (2005.01.05 11:46:18)

Re[1]:海外生活の表裏(01/05)  
リンロン88  さん
はるる!さん

早速のコメントありがとうございます。
言われていることはよく分かります。海外経験が多いはるる!さんの実感からでしょうね。

それで、私が言いたかったのは、そうして現地の生活に溶け込んだとしても、日本とのしがらみにおいて、結構余分な費用がかかるのではないか、ということです。

日本とのしがらみを完全に切ってしまう人はそうはいないでしょう。国民年金、健康保険、そして場合によっては税金も日本で納め続けるわけですよね。
ましてや、家が日本にまだあったり、子供が日本で生活していたりすると、二重の負担になったりするわけです。
私の場合も、子供が成人したら、日本へ戻ろうかどうしようか、と考えるわけですが、どちらも生活費は安くはないし、とてもこの二重負担にはたえられないな、と思う次第です。 (2005.01.05 12:06:56)

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